2026年10月9日金曜日

北京原人ミステリー


 


北京原人ミステリー


 





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デンマンさん。。。今日は北京原人 のお話ですかァ〜?



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そうです。。。ベティさんも知りたいでしょう?


歴史の教科書で見かけてから何十年もたってますわァ〜。。。どうして急に北京原人を持ち出してきたのですかァ〜?


実は、つい最近、次の動画を観たのですよ。。。


 



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動画からの引用


 



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実は北京原人の歴史には、世界の個人類学を揺るがす、二つの巨大なミステリーが存在します。


一つ目は、発掘された北京原人の頭蓋骨の多くに、株が不自然に破損し、広げられているという不可解な痕跡が見られるという事実です。


彼らは仲間同士で脳を食する食人カニバリズムを行っていた猟奇的な種族だったのか、それとも、さらに恐ろしい猛獣の標的になっていたのか、そして二つ目は、さらに巨大な、現代史に直結する闇です。


1920年代から発掘され、世界中を熱狂させたこの人類の至宝は、なんと現在、本物の化石はこの世のどこにも存在しません。
1941年、太平洋戦争が開戦する直前の大混乱の中、アメリカ海兵隊の護衛のもと、特別列車に乗せられたのを最後に、この世から行方不明になってしまったのです。


今日のテーマは、教科書だけでは絶対に見えてこない北京原人の謎と消失ミステリーです。
動物の化石が漢方薬、竜骨として粉々にされて飲まされてきた文化的な背景。


頭蓋骨を割ったのは、人間の儀式か、それとも現代のライオンをも凌駕する、巨大な古代ハイエナか、現在も激しい議論が続く個人類学のロマンか、そして、戦争の混乱の中で所在不明になった化石の入ったトランクは、海に沈んだのか、
それとも今もどこかの地下深くで眠っているのか、人類の進化の証拠の裏で繰り広げられた、二十世紀最大の未解決事件の一つを完全解放します。


北京原人の発見の歴史を語る上で、まず知っておくべき、極めて驚くべき、そして恐ろしい文化的な背景があります。
それが、竜骨です。


1920年代、スウェーデンの地質学者たちが、中国の周口店の洞窟で本格的な発掘を始める前、現地の中国の人々は、土の中から出てきた大昔の動物、犀や鹿、さらには類人猿の化石を、どうしていたと思いますか?
大切に博物館に飾って研究をしていたわけではありません。
中国の伝統医学、漢方において、これらの化石は、伝説の竜の骨であると信じられていました。


彼らは、それを細かくすりつぶして粉末にし、解熱、鎮静、あるいは子供の引きつけの特効薬など、さまざまな効能を持つ万能の生薬として飲んで利用していたのです。
当時の中国の漢方薬局には、哺乳類の化石が、竜骨や粒子という名前で大量に流通していました。


 



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実は西洋の学者たちが周口店という発掘場所に目をつけたのも、現地の薬局で売買されていたこの竜骨の中に、明らかに人間の祖先、人かと思われる歯が混ざっていたことが、発掘のきっかけのひとつでした。
つまり何千年間にもわたり、歴史の貴重な証拠、もしかしたら北京現地の骨そのものの多くは、ただの薬として人間の胃袋の中に消費され続けてきたという、歴史の皮肉な背景があるのです。


そんな絶望的な状況の中、1929年12月2日、発掘に参加していた中国の若き学者、裴文中が、凍り付くような寒さの洞窟の泥の中から、ついに完全な形に近い北京原人の頭蓋骨を掘り出します。
これは、人類の進化を解き明かす、世界を揺るがす世紀の大発見でした。


しかし、発掘がさらに進み、最終的に複数の頭蓋骨が机の上に並べられたとき、学者たちは、化石の形状にある不気味な共通点があることに気づき、古人類学会を二分する大きな議論を呼ぶことになるのです。
発見された北京原人の頭蓋骨を詳細に研究していたドイツの人類学者、フランツ・ワイデンライヒは、ある大胆でショッキングな仮説を提唱しました。


発見された複数の頭蓋骨の多くは、頭の下部が不自然に広げられるように破壊されている。これは偶然ではない。
北京原人たちが仲間を殺し、脳を取り出して食べていた食人カニバリズムの証拠ではないか。


 



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この猟奇的な発表は、世界中にすさまじい衝撃を与えました。
人類の祖先は仲間の脳を吸するモンスターだったのか、なぜわざわざ脳を食べるのか、ワイデン・ライヒは、未開部族の研究などから、死んだ仲間の力を自分に取り組むための宗教的な儀式であったり、あるいは単純に極限の飢餓状態でのタンパク資源としての捕食であったりと推測し、北京原人が日常的にそのような行為を行っていたと考えたのです。


しかし、科学の歴史と研究は常にアップデートされます。
現在、このカニバリズム説には大きな疑問が呈されており、別の見方が有力視されています。


それは頭蓋骨を割ったのは人間ではなく、動物による破損である、とする説です。
当時、北京原地が住んでいた周口店付近には、パキコロクタと呼ばれる巨大な古代ハイエナが生息していました。


このハイエナは、現代のライオンほどの大きさがあり、すさまじい顎の力を持っていました。
研究者たちは、この巨大なハイエナなどが、北京原人を単なる餌として狩り、自分たちの巣穴に引きずり込み、柔らかくて栄養価の高い脳を食べるために、強い顎で頭蓋骨の下部をバキバキに噛み砕いた結果、あの不自然な破損が生まれたのではないかと主張しているのです。


実際、化石には、肉食獣の歯型らしき痕跡も確認されています。
仲間同士での猟奇的な儀式、カニマリズムだったのか、それとも猛獣の標的、ただの餌だったのか。
この議論は決定的証拠の不在もあり、現在も完全には決着していません。


しかしひとつ確かなことは、北京原人が生きていた約50万年前の世界は、私たちが想像するような、仲間と火を囲んで肉を焼く、ほのぼのとした原始の生活などではなく、常に捕食の脅威と隣り合わせの、血にまみれた過酷なサバイバルゲームだったということです。


 



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さて、ここからが今日のもうひとつの巨大な山場、化石の消失です。
1930年代後半、日中戦争が勃発し、中国大陸で戦火が急速に拡大していました。
発掘された北京原人の化石群は、ロックフェラー財団などのアメリカの資金で設立された、北京共和医学院の、強固な金庫の中に、厳重に保管されていました。


しかし、日本の軍隊が北京を制圧し、情勢が極度に悪化する中、1941年秋、研究者や関係者たちは、化石の安全を危惧し、化石を一時的にアメリカ本国へ避難させる、という極秘計画を立てます。
北京原人の頭蓋骨を含む最も重要な化石たちは、一つ一つ丁寧に紙と綿で包まれ、木箱に詰められ、最終的に二つの大きな白いトランクに隠されました。


計画はこうです。北京から特別列車で港町まで運び、そこで待機しているアメリカの軍艦に乗せて、海を渡ってアメリカへ逃がす。
1941年12月5日、化石に入った二つのトランクは、アメリカ海兵隊の厳重な護衛の下、北京を出発する特別列車に乗せられました。
全ては計画通り、順調に進むかに見えました。


しかし、運命は最悪のタイミングで歯車を狂わせます。
列車が出発したわずか3日後の1941年12月8日、日本軍がハワイの真珠湾を攻撃し、世界を巻き込む太平洋戦争が勃発してしまったのです。
これと同時に、中国大陸でも日本とアメリカは敵国となり、両軍が戦闘状態に突入しました。
化石を載せるはずだったアメリカの軍艦は、日本軍の追撃を逃れるために、浅瀬で座礁し、放棄されました。


そして、列車で港のキャンプに到着し、乗船を待っていたアメリカ海兵隊員たちも、圧倒的な数の日本軍に包囲されて武装解除され、捕虜となってしまいます。
この大混乱の中で、海兵隊が持っていたアメリカ側の荷物はすべて日本軍に接収されました。
しかし、その膨大な荷物の中を日本軍がいくら探しても、あのふたつのトランク、即ちベキン原人の化石は、どこにも見当たらなかったのです。
人類の進化を証明する世界で最も貴重な人類の思法は、この1941年12月5日から8日までの、戦争開始という世界的大混乱の数日間に、まるで煙のように完全に所在不明となってしまったのです。


戦後、平和が戻ると、日本、アメリカ、中国の関係各国は、この消えた北京原人を懸命に捜索しました。
莫大な懸賞金がかけられ、元軍人たちの証言が集められましたが、今日に至るまで、本物の化石のかけらすら発見されておらず、完全な行方不明のままです。
皆さんが現在博物館で見ている北京原人の骨は、すべて消失前に作成された精巧な石膏レプリカに基づいています。


一体化石はどこへ消えたのか、現在でも複数の仮説が、歴史家トレジャーハンターたちの間で激しく議論されています。


① 沈没船説。
戦争の混乱の中で、化石は日本軍に接収され、1945年、敗戦直前の日本へ運ばれる途中の、阿波丸という日本の巨大な護送船に乗せられた。
しかし、その船が台湾海峡でアメリカの潜水艦にあえまって撃沈され、化石は今も冷たい帯の底に沈んでいる、と推測する説です。


② 隠匿説
アメリカ海兵隊が日本軍に捕まる直前、敵に化石を渡すくらいなら、と、港のキャンプの地下や、北京の医学院の敷地内のどこかに、極秘に穴を掘ってトランクこと隠し、関与した者が戦死したことで、そのまま場所が永遠にわからなくなったとする説です。


③ 闇市場への流出説。
戦争の大混乱の中で、化石の入った木箱が単なる高価な物資として略奪にあい、化石の学術的価値を知らない者によって中身が捨てられたか、あるいは持ち去られたとする説です。


中には、再び龍骨として擦りつぶされ、薬として闇市場に流通して人々の胃袋に消えてしまった可能性があると指摘する絶望的な声もあります。
いずれの説にも決定的な証拠は見つかっていません。


人類が何十万年もかけて地層の中に残した進化の証拠は、人間同士の戦争という巨大な混乱のどさくさに紛れ、あまりにもあっけなく姿を消してしまったのです。


歴史というのは、一度記録され博物館に飾られれば、永遠に残るものだと私たちは思いがちです。
しかし、その物理的な証拠というものは、戦争や人間の混乱によって驚くほど簡単に、そして理不尽に失われてしまう、極めて脆いものでもあります。


北京原人の本物の頭蓋骨は、今も深い海の底の沈没船の中で眠っているのか、中国のどこかの地下深くで、誰にも知られずに土に還ろうとしているのか、それとも、本当に粉々にされて失われてしまったのか、誰にもわかりません。



 



化石がどこに消えたかがミステリーなのねぇ〜。。。



そういうことです。。。どうなっていると思いますか?


コレクターが秘蔵しているのではないかしら? 


そういう可能性も大いにあるかもねぇ〜。。。他にも質問があったので ChatGPT に訊いてみました。。。


 




『北京原人ミステリー』という上のYouTube動画を観ました。
ここで質問です。


① 裴文中は、どのようにして北京原人の頭蓋骨を発見したのか?


② 頭蓋骨の破損は、カニバリズムのためか? 儀式のためか? それとも巨大なハイエナが食べたためか?


③ 竜骨は、いつから特効薬として用いられたのか?


④ 北京原人頭蓋骨の消失は、どの説が最有力か?


⑤ 北京原人とネアンデルタール人の違いは?


⑥ ネアンデルタール人はホモ・サピエンスと交雑した記録がDNAに認められるが、北京原人とネアンデルタール人の交雑はあったのか?



非常に興味深い動画です。ただし、引用文には史実として確認できる部分と、かなりドラマチックに脚色された部分が混在しています。


特に重要なのは、②と④です。現在の研究から見ると、動画の「北京原人の頭蓋骨=食人族」「化石=阿波丸に積まれた」という説明は、かなり慎重に扱う必要があります。


順番に見ていきます。


 



① 裴文中は、どのように北京原人の


 頭蓋骨を発見したのか?


裴文中(Pei Wenzhong)は、1929年12月2日、周口店第1地点で北京原人の頭蓋骨を発見しました。


発見の状況はかなり劇的です。


当時、周口店ではすでに人類化石の歯などが発見されていましたが、決定的な証拠となる頭蓋骨がまだありませんでした。


裴文中は発掘現場で、狭く深い裂け目のような場所を掘り進めていました。寒い冬の夕方、ハンマーなどを使って堆積物を慎重に除去し、頭蓋骨の一部を発見しました。


伝えられている有名なエピソードでは、1929年12月2日午後4時ごろ、40メートルほどの深い割れ目の中で、片手にハンマー、もう一方の手にろうそくを持って発掘していたとされています。


この発見によって、「中国にも非常に古い人類が存在していた」ということが一気に明確になりました。


そして現在では、この「北京原人」は独立した Sinanthropus pekinensis という種ではなく、基本的に Homo erectus(ホモ・エレクトス=直立人) の中国集団として分類されています。周口店の年代はおよそ78万~40万年前です。


つまり、裴文中の発見 → 北京原人研究の決定的突破口だったわけです。


② 頭蓋骨の破損はカニバリズム?


 儀式? 巨大ハイエナ?


ここは動画の中で最も面白いところですが、同時に最も注意が必要なところです。


結論から言うと、現在の証拠から「北京原人がカニバリズムを行った」と断定することはできません。


むしろ、周口店の骨の破損については、大型肉食獣、とりわけ巨大ハイエナ Pachycrocuta brevirostris の活動によるものだとする説に非常に強い根拠があります。


なぜ「食人説」が出たのか?


ドイツの人類学者フランツ・ワイデンライヒは、周口店から出てきた人類化石を詳しく調べました。


そこで、


頭蓋骨の底部が大きく破壊されている
長骨が割られている
頭蓋骨に傷や溝がある


といった特徴に注目しました。


そして、「これは人間が頭蓋骨を割って脳を取り出したのではないか」と考えました。


ここから「北京原人カニバリズム説」が有名になりました。


ところが、その後のタフォノミー研究が面白い


「タフォノミー」というのは簡単に言えば、生物が死んでから、化石として保存されるまでに何が起こったのかを研究する学問です。


つまり、「この骨が割れている」だけでは、「人間が割った」とは言えません。


死後にハイエナが噛んだ可能性もあるからです。


周口店の化石を詳しく調べた研究では、北京原人化石の約67%に大型肉食獣による噛み跡などが確認され、特に巨大ハイエナ Pachycrocuta brevirostris の活動と非常によく一致するとされています。


このハイエナは現代のハイエナよりはるかに大型で、ライオン級の巨大な捕食者でした。


さらに重要なのは、頭蓋骨だけではありません。


骨全体を見ると、


咬み跡
骨の破砕
消化による変化
大型肉食獣特有の骨の集中


などが認められています。


そのため、「周口店は北京原人の居住地だった」という単純なイメージよりも、巨大ハイエナが骨を運び込んだ場所だった可能性が強く意識されるようになりました。


では「儀式的カニバリズム」は?


これはさらに証拠が弱くなります。


動画では、仲間の力を取り込む宗教的儀式という説明がありますが、これはかなり推測的です。


周口店の頭蓋骨破損から宗教的儀式を復元することはできません。


しかも現在のタフォノミー研究では、頭蓋骨の破損を大型肉食獣の活動によってかなり説明できます。


したがって、現時点では、カニバリズム説 < 肉食獣による破損説と考えるのが妥当でしょう。


ただし、ここも「100%ハイエナ」と断定するのは慎重であるべきです。


実際、2022年の中国の研究では、周口店の頭蓋骨に人間同士の暴力による可能性のある外傷や人工的な切痕が再検討されています。


つまり、人間活動が全く存在しなかったという単純な話でもありません。


③ 「竜骨」はいつから特効薬として


 使われたのか?


ここも動画の説明を少し修正する必要があります。


「数千年前から北京原人の化石を薬にしていた」と証明されているわけではありません。


しかし、化石を「竜骨(龍骨)」として薬用にしてきた中国の伝統は非常に古いことは確かです。


中国医学の古典である『神農本草経』には「龍骨」が登場します。


現在の研究では、少なくとも紀元1~3世紀には文献上確認できるとされています。


中国の歴史学研究でも、龍骨の医薬利用は遅くともこの時期には確認でき、長期間継続して使用されてきたとされています。


龍骨は、


鎮静
不安・精神的不調
出血
下痢
子供の痙攣


など、非常に多様な用途で用いられました。


ただし、ここで重要なのは、「龍骨=北京原人の骨」ではないということです。


龍骨は基本的に、様々な古代哺乳類の化石骨を指す名称でした。実際には大型哺乳類の化石が中心で、場所によっては恐竜などの化石も「龍骨」として扱われた可能性があります。


したがって、中国人が何千年も北京原人を薬として飲んでいた、という動画の表現はかなり誇張されています。


ただし、中国では古代から化石骨を薬として粉末化する文化があり、それが周口店の化石研究の歴史にも間接的に関係した、という説明なら妥当です。


④ 北京原人化石の消失


 どの説が最有力か?


ここが実は一番面白いです。


動画では、阿波丸に積まれたのでは?という説をかなり強調しています。


しかし、これは確定した事実ではありません。


むしろ最近の研究を見ると、「そもそもアメリカ海兵隊に渡っていなかったのではないか?」という説が非常に重要になっています。


従来の「標準シナリオ」


従来は、


北京で化石を梱包
アメリカへ避難させる
米海兵隊が受け取る
港まで運ぶ
日本軍が攻撃
その混乱でトランクが消える


という物語が広く語られてきました。


しかし2021年に発表された詳細なアーカイブ研究は、この「標準シナリオ」にかなり強い疑問を投げかけています。


研究者たちは、米軍が化石を実際に受け取ったことを裏付ける一次資料が確認できない、ことを指摘しています。


さらに、後年「化石と米海兵隊」を結び付ける証拠として使われた写真についても、信頼性に重大な疑問を呈しています。


これは非常に重要です。


つまり、「アメリカ海兵隊が持っていたが、日本軍に奪われた」という話そのものが、必ずしも確立した史実ではない。


阿波丸説は?


阿波丸(Awa Maru)は1945年、アメリカ潜水艦によって撃沈されました。


そのため、北京原人化石が日本に運ばれ、最終的に阿波丸に積まれていた、という伝説が生まれました。


しかし、北京原人化石が阿波丸に積載されていたことを示す決定的証拠はありません。


したがって、「阿波丸の海底に眠っている」というのは魅力的なミステリーではありますが、科学的・歴史学的には推測の域を出ません。


では一番妥当なのは?


私なら現在の証拠を踏まえて、「1941年12月の混乱の中で、化石がどの地点から誰の手に渡ったのか、その基本的な部分そのものが未確定」とします。


つまり、「阿波丸説が最有力」ではなく、「最初の引き渡し・移送過程を再検証する必要がある」というのが現在の慎重な立場でしょう。


なお、幸いなことにワイデンライヒらは、失われる前に精密な模型(cast)や写真、詳細な記録を残していました。


そのため、北京原人研究そのものが消滅したわけではありません。


⑤ 北京原人と


 ネアンデルタール人の違い


ここは人類進化史を理解するうえで非常に重要です。


    北京原人     ネアンデルタール人
学名  Homo erectus   Homo neanderthalensis
時代  約78万~40万年前 約40万~4万年前
主な分布 東アジア    ヨーロッパ~西アジア
脳容量 現代人より小さい 現代人に近いか、やや大きい
体格  比較的頑丈    非常に頑丈
道具  石器       高度な石器文化
火   使用した証拠あり 広範に使用
現生人類との関係 より古い系統 Homo sapiensに近縁


北京原人は、現在ではHomo erectusの東アジア集団と考えるのが基本です。


一方、ネアンデルタール人は、現代人にかなり近い系統です。


非常に大雑把に言えば、Homo erectus →(非常に長い進化史)→ ネアンデルタール人・デニソワ人など → Homo sapiens という関係になります。


ただし、これは単純な一本道ではありません。


実際には、枝分かれしては再び交雑する、という複雑な人類進化だったと考えられています。


⑥ 北京原人とネアンデルタール人


 は交雑したのか?


ここは2026年現在、非常に面白いところです。


現時点の答えは、北京原人とネアンデルタール人が直接交雑したというDNA証拠はありません。


最大の理由は単純で、北京原人のDNAがまだ得られていないからです。


したがって、「交雑していない」とは言えません。


正確には、「交雑したかどうかを直接DNAで証明する材料がない」です。


しかし、2026年に非常に興味深い研究が出ています


ここは今回の質問で特に重要です。


2026年5月、Natureに非常に興味深い研究が発表されました。


研究者たちは中国の約40万年前の Homo erectus 6個体から歯の古代タンパク質を抽出しました。


そして、その遺伝的情報に近いものを比較すると、中期更新世の中国のHomo erectus集団と、後のデニソワ人との間に遺伝子流動があった可能性が示されました。


これは非常に面白い。


つまり、「Homo erectusは完全に孤立した絶滅人類だった」という単純なイメージが崩れ始めています。


ではネアンデルタール人とは?


ネアンデルタール人とデニソワ人は近縁です。


そしてその祖先集団には、さらに古い「superarchaic(超古代的)」な人類集団との交雑があった可能性が、遺伝学的モデルから示されています。


したがって人類進化は、北京原人 → 絶滅という単純な話ではなく、


古いHomo集団
   │
   ├── Homo erectus
   │    │
   │    └── 東アジアのH. erectus
   │        ↓
   │     デニソワ系統との
   │     遺伝的交流の可能性
   │
   └── ネアンデルタール・デニソワ系統
         │
         ├── ネアンデルタール人
         │    ↓
         │  Homo sapiens
         │  と交雑
         │
         └── デニソワ人
              ↓
            Homo sapiens
            と交雑


という、「枝分かれした人類が、後から何度も出会っていた」という姿に近づいています。



 



そして、今回の動画で一番面白いところ


実は、動画の「北京原人の謎」は、単なるミステリーではありません。


現在の研究を踏まえると、もっと面白い問題になります。


① 北京原人の骨そのものが失われた


しかし、


② その化石の精密な模型・写真・記録は残った


さらに、


③ 周口店からは新たなHomo erectus化石も発見されている


そして、


④ 2026年には、中国のHomo erectusから古代タンパク質を抽出することまで可能になった


という流れです。


つまり、「北京原人の本物の頭蓋骨が消えたから、北京原人について何も分からなくなった」というわけではありません。


むしろ科学は、骨そのもの → 石膏模型 → 写真・記録 → 新しい化石 → 古代タンパク質 → 遺伝的系統推定という形で、失われた証拠を別の方法から少しずつ取り戻しているわけです。


私が動画の内容を5段階で評価すると


動画の主張           評価


裴文中が1929年に頭蓋骨を発見 事実
北京原人はHomo erectus    現在の基本的理解
頭蓋骨破損=カニバリズム   現在はかなり疑問視
巨大ハイエナが骨を破壊した  かなり有力な説明
龍骨を古代中国人が薬にした  事実。ただし北京原人とは別問題
1941年に化石が消失      事実
米海兵隊が確実に化石を受け取った 近年の研究では疑問あり
阿波丸に積まれた       証拠不十分な仮説
現在も本物は行方不明     事実
北京原人とネアンデルタール人の交雑 直接証拠なし
Homo erectusと後の人類系統との遺伝的交流 2026年研究で非常に興味深い可能性が浮上


特に最後が重要です。


北京原人は「完全に絶滅した孤立した人類」だったのか、それとも後のデニソワ人などに遺伝的痕跡を残したのか。


この問題は、今まさに研究が動いているところです。


そして、もし将来、周口店の北京原人の本物の頭蓋骨がどこかから発見され、保存状態が良ければ、古代DNAやタンパク質の解析ができる可能性があります。


そうなれば、単なる「失われた頭蓋骨発見」というニュースではありません。


北京原人が、その後のネアンデルタール人・デニソワ人・現生人類の系統とどのような関係にあったのかという、人類進化史そのものを書き換える可能性があります。


その意味では、北京原人の「消失事件」は、実は今でも古人類学の最前線につながっている、と言えると思います。



北京原人の新たな頭蓋骨が見つかることを期待します。興味深い研究につながるでしょう。解説ありがとうございました。



本当にそう思います。


もし将来、周口店の北京原人の新しい、保存状態の良い頭蓋骨が発見されたら、現在の研究技術では、単なる形態比較だけでなく、古代タンパク質や、条件が良ければDNAなど、当時は想像もできなかった方法で分析できる可能性があります。


特に興味深いのは、「北京原人はその後の東アジア人類史のどこに位置するのか」という問題です。


デニソワ人との関係についても新しい研究が出てきていますから、今後さらに意外な系統関係が判明するかもしれません
。


そして何より皮肉なのは、戦争によって失われた化石を、現代の科学が新しい発見と新しい分析技術によって少しずつ取り戻そうとしていることですね。


「失われたから終わり」ではなく、失われたからこそ、残された記録と新発見から再構築する。


そこに科学の面白さがあると思います。



 



北京原人の新たな頭蓋骨が見つかると いろいろなことが発見されるかもしれませんわねぇ〜。。。



保存状態が良ければ、古代DNAやタンパク質の解析ができるかもねぇ〜。。。北京原人が、その後のネアンデルタール人・デニソワ人・現生人類の系統とどのような関係にあったのかという、人類進化史そのものを書き換えられるかもしれないのですよ。。。


 



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【ジューンの独り言】



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ですってぇ~。。。


北京原人の新たな頭蓋骨が見つかると人類史が書き換えられるかもしれませんわねぇ〜。。。


他の種族との交雑の記録もDNAの中に見つかるかもしれませんわァ〜。


ええっ。。。「そんな事は、どうでもいいから、他にもっと楽しい話をしろ!」


あなたは、そのような命令口調で あたくしに催促するのですかァ〜。。。


いけすかない お方ァ〜。。。


わかりましたわァ。。。それでは、デンマンさんのインスタを紹介しますわァ〜。。。


 



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■『拡大する』


■『実際のページ』


 


写真をクリックしてボサノヴァやサンバの曲に合わせて踊る、きれいで可愛い女の子をじっくりとご覧くださいませぇ〜。。。


もし、ボサノヴァやサンバの曲が聞こえてこなかったら、動画の右下の「無音」のマークをクリックすれば、解除することができ、ボサノヴァやサンバの曲を聴くことができます。


ええっ。。。 「そんな踊りは、そうでもいいから、他にもっと楽しい話をしろ!」


あなたは、更に そのような命令口調で あたくしに強要するのでござ~ますわねぇ~。。。


わかりましたわァ。。。


たまたま わたしは、次の動画に出くわしましたわ。。。


 



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人間の母親のような仕草に、思わず笑ってしまいましたァ~。。。


ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、もっと他に面白いことを話せ!」


あなたは、更に、更に そのような命令口調で わたしに面白いことを話せとご命令なさるのですかァ~?


分かりましたわァ~。。。


じゃあ、シロイルカ(ベルーガ)の面白い動画をお見せしますわ。。。


 



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あなたも、上のシロイルカを可愛いと思いますか?


犬をぺットとして飼ったことがある人はわかると思いますけれど、


ボールを放り投げると、飽きることなく犬は拾いにゆきますよねぇ~。。。


上のシロイルカも、ちょうど愛犬がボールを拾いにゆくように、飽きることなく泳いでボールを追いかけます。。。


そういうところが可愛いのでしょうねぇ~。。。


ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、もっと他に面白いことを話せ!」


あなたは、更にそのような命令口調で わたしに面白いことを話せと言うのですかァ~?


分かりましたわァ~。。。


じゃあ、気分を変えるために、改めて次の動画を見てください。。。


 



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貴方は、上のワンちゃんが金魚を食べてしまうと思いましたか?


ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、他にもっと面白いことを話せ!」


あなたは、そのような強い口調で 更に わたしにご命令なさるのですかァ~?


分かりましたわァ。。。


デンマンさんが10年以上も前にアンケートを作りました。


 



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■『拡大する』


■『もう一度クリスマスのページ』


 


上のリンクをクリックすると、


左側のサイドコラムにたくさんの質問が出てきます。


ひとつひとつ見ながら ぜひアンケートに答えてみてください。


ええ。。。、「そんな暇ないよ!」


じゃあ、たまには、古代のお話も読んでみてくださいね。


意外に面白いですわよ。。。


あなたも古代の謎に挑んでくださいねぇ~。。。



■天武天皇と天智天皇は


同腹の兄弟ではなかった。
 


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興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。



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とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。



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『HIRO 中野 せどり スパマー』


 



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ィ~ハァ~♪~!


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