2011年12月4日日曜日

死の奇妙な匂い

死の奇妙な匂い







『思い出の映画をあなたに!』より





Subj:小百合さんの風邪が全快するように

バンクーバーの空からマリア様に

お願いいたしますよ。




Date: 19/12/2007 12:39:12 AM
Pacific Standard Time
From: barclay1720@aol.com
To: fuji@adagio.ocn.ne.jp

 



少し 頭痛が残ってますが薬を飲むほどでなく
今日は母のところに行くつもりです。


健康第一ですよ。
無理しないようにね。
ヽ(´ー`)ノ

健全な心は
健全な体に宿る。

幸せを感じる心は
健全な体に宿る、ですからね。




日曜の納骨はとても遠いところでした。
朝はやく8時半に家をでて、実家の仏壇に父の遺骨を
迎えにいき、群馬の榛名山まで午後の供養に
間に合うよう連れて行きました。 


榛名山ですか。。。
懐かしいですよ。
僕の親父がまだ生きていた頃だから、
(亡くなったのが1999年の1月でした。)
確か1998年の11月か1997年の11月でしたよ。
僕が運転して家族で水上へ行き
その帰りに榛名山までドライブしました。

榛名湖が凍っていて公魚釣り(わかさぎつり)をしている人がたくさん居ましたよ。
なぜ水上(みなかみ)だったのか?
今思い出したら、親父が小学校の校長先生をしていたので、退職後も共済会で安く泊まれる旅館が水上にあったのです。
その旅館を利用するために水上にしたのでした。

親父がビデオ撮影に凝っていて、
カメラを始終動かしていましたよ。
その時のビデオもあるはずです。

家族旅行のビデオを得意げに見せる愚か者が多いのですが、あれを面白がるのは写っている家族だけですよ。(微笑)

でも、いつか機会があったら小百合さんにも見せますよ。(爆笑)
うへへへへ。。。
\(@_@)/




その日はとても風が冷たく
屋根に雪の積もった車がずいぶん走ってました。


うん、うん、うん。。。
分かりますよ。
“赤城おろし”は寒いですからねぇ~。
“榛名おろし”と言うのは、(なぜか?)聞いた事がないですが。。。




帰りの途中 前橋、伊勢崎は
ここ佐野市より大きな町で
子供の好きな本屋 おもちゃ屋 かわったレストラン(外見)があり、せっかく遠くまできたからあちこち寄り道して…

家につくと夜7時。
1日中私の運転でずーっと つかれて
帰り道 頭痛がはじまって風邪をぶり返しました。


そうですよ。
うちの家族も、ドライブインに寄って山菜そばやうどんを食べるのが何よりの楽しみでしたね。





あれは、前橋の近くだったか?
名物の“黒豚”のトンカツ屋を探しても見つからず、
前橋警察署まで聞きにいったのですよ。
(前橋だったか?はっきりと覚えていませんが。。。)




父はどんな風景を毎日をみていくのかな~?
と思い、墓石のうしろにまわり正面をみました。
何もさまたげる物もなく180度いっぱい
大地と空だけでした。
大地なんておおげさで 普段使わない言葉です。
榛名山の裾のように広がる だだっ広い高原です。
子供達も「ここに納骨するの?」と寂しそうでした。


うん、うん、うん。。。
榛名山のあたりは、なぜか、寂しそうですよね。
群馬の寒々とした空風(からっかぜ)のイメージですよね。






父の好きだった、ビールや どらやき りんご 赤飯
手ずくりしたクッキー、すはま(ピンクのもち)を備えて
しばらく一緒に冷たい風の中にいたのです。


うん、うん、うん。。。
小百合さんは父親思いですねぇ~
父と娘のほのぼのとした家族ドラマが思い浮かぶようですよ。
(#´ー`) フッ

ん。。。? “すはま”? 初めて聞きました。
ピンクと白のもちは、お供えなどで、よく僕の母の実家でも目にしますが。。。




私の祖母、祖父も先にはいってます。
父はやっと病気に開放されて、親の元に戻っていきました。


うん、うん、うん。。。
そうでしょう。。。そうでしょう!
一緒に仲良く眠っている事でしょう!






来春、暖かい日にお弁当でも持っていきます。


そうですよ。
亡くなってからでも親孝行は大切ですよね。

そう言う僕は墓参りなど全くしない新人類ですよ。うしししし。。。
でも、カナダの空の下から、いつも亡くなった父親の冥福を祈願しています。

小百合さんのお父さんも、小百合さんの心温まる墓参を草葉の陰で、きっと喜んでいると思いますよ!
軽井沢の“山の家”をお父さんに見せる事ができないので残念でしょうが、でも、軽井沢の“幸福の谷”はお父さんの眠る榛名山の裾に続いていますからねぇ~。
バーナビーとは違いますよねぇ。
ヽ(´ー`)ノ

そう言う訳で、いつか、“幸福の谷”を小百合さんと歩きながら、亡くなった人の冥福を祈りたいですね。
そして、このメールの話もしたいものですよね。
(・_・;) 
これは、全く脇道にそれてしまいましたア。
(#´ー`) フッ

ところで、今日(日本時間の19日)は“レンゲ物語”の記事を書きました。
H系のすっご~♪~いレンゲさんの恋愛詩が載せてあります。
時間があったら小百合さんもぜひ読んでみてくださいね。
風邪がすっかり治りますよ!(^ー^*)

僕が保証いたします。 
(^_-)

■ 『恋心とロマンがムカつかせるのよ』
 (2007年12月19日)

では、風邪を治すために上のリンクをクリックしてくださいね。
僕も小百合さんの風邪が全快するようにバンクーバーの空からマリア様にお願いいたしますよ。



では。。。 \(^-^)/




『榛名山の小百合さん』より
(2007年12月20日)

『実家の思い出』に掲載
(2011年3月16日)




デンマンさん...また古いメールを持ち出してきましたわね? このメールに奇妙な死の匂いを感じたのですか?



いや。。。何と言うか?。。。久しぶりに小百合さんのメールを読んで懐かしくなったのですよ。

何が。。。?

父と娘のほのぼのとした心の交流と言うか。。。「私の祖母、祖父も先にはいってます。 父はやっと病気に開放されて、親の元に戻っていきました」。。。小百合さんのこの言葉に人生の無常と言うか?。。。人間の定めのようなものを感じて、考え深いのですよ。

でも、どうして急に「死の奇妙な匂い」の事などを話す気になったのですか?

あのねぇ、たまたま夕べ、僕はベッドにもぐると本を読み始めたのですよ。 しばらく読んでいると次の箇所に出くわした。




ヒトミには人のオーラが見えた。 ... ある日、むこうから歩いてくるおじさんを見てヒトミが、ああ、きれいだなあ、いいなあ、といったのだ。
えっ? となんのことかわからずぼくは聞き直した.
おじさんはたぶん50歳と60歳のあいだ、小柄で禿げかかって猫背でみすぼらしい格好をしてサンダル履きで歩いていた。
まるで「きれい」ではないが、表情はおだやかだった。
あの人はいい色、とヒトミはいった。
内側が黄色で縁がはっきりしたオレンジ色になってとげとげが元気に動いている。 すごく明るくて力がある。
ぼくとマオリはぽかんとして聞いていた。
するとヒトミが説明してくれた。
人間にはみんな色があるんだよ。 わたしには見える。

聞くとヒトミは子供のころからずっとそれが見えていて、それをあたりまえのことだと思っていたのだが、幼稚園の年長組のときにどうやら他の人たちにはそれが見えていないということに気づいてひどく驚いた。
一年生のとき、ある近所のおばあさんの色が大変に悪いので夕食のとき両親にそう告げると、両親は奇妙な顔をして、どんな色?とたずねた。
濃い緑灰色、皮蛋(ピータン)みたいな色、ただしぜんぜんつやつやしてなくて、いかにも病気の色。
おばあさんはその二日後に亡くなった。

直前までぴんぴんしていたので周囲の人は驚いた。
そのとき母親があまりに騒いで来る人ごとにその話をしたので、ヒトミは気まずく思い、見える色について誰にもいわなくなった。
それからはじめて、いま、マオリとぼくにその秘密を教えてくれたのだった。

赤字はデンマンが強調。
読み易いように改行を加えています。
写真はデンマンライブラリーより)




169 - 171ページ 『ホノルル、ブラジル』
著者: 管 啓次郎
2007年2月15日 初版第2刷発行
発行所: 株式会社 インスクリプト




あらっ。。。このような事が現実にあるのでしょうか?



僕はあると思いますね。 上の阿弥陀さんの写真には後光が輝いて見えるけれど、昔の人は阿弥陀様の像に、ちょうど“後光”のようなオーラを目で見て感じたのでしょう。 少なくとも、そのように感じた人が仏師の中に居たはずです。 だから、上の写真の阿弥陀像が作られたのですよ。

そうでしょうか? でも、この事と上のメールが関係あるのですか?

ありますよ。 黒豚トンカツが出てきたでしょう! 

黒豚トンカツと阿弥陀様の後光が関係あるのですか?

あのねぇ~、後光というのは見える人には見えるものだと僕は思いますよ。 ちょうど、ヒトミさんが人の周りに出ているオーラを色として感じ取ったように。。。

つまり、ヒトミさんのような人が実際に居るとデンマンさんも信じているのですか?

居るでしょうね。 残念ながら僕にはオーラを色として感じることはできないけれど。。。

では、もしかしてデンマンさんはオーラを匂いとして感じることができるのですか?

実は、そうなのですよ。 うししししし。。。

あらっ。。。マジで。。。?

小百合さんだってオーラを感じることがあるでしょう?

私はオーラーを目でも鼻でも感じませんわ。

あのねぇ~、小百合さんは自覚していないかもしれないけれど、オーラを感じていますよ。

私自身が感じていないと言うのですから、信じてくださいな。

小百合さんは、おそらくそう言うだろうと思っていました。 だから、僕はわざわざ黒豚トンカツのメールを持ち出してきたのですよ。

つまり、オーラを感じることと黒豚トンカツが関係あると、デンマンさんは言うのですか?

いや。。。オーラと黒豚が直接関係しているわけじゃないけれど、黒豚トンカツ屋で次のようなエピソードを僕はかつて記事で書きました。 小百合さんだって覚えているでしょう? 僕と母親との対話を次のように書いたのですよ。




黒豚トンカツが旨いとみえて、あのお店は混んでいたわね。 私が最初にそのお店のドアを開けて入ったのだけれど、お店の人は誰もが忙しそうに立ち働いていて私に気づかなかった様子だったわ。 次にお父ちゃん(僕のオヤジ)がお店に入ったのだけれど、お店の人は相変わらず忙しそうで、お父ちゃんにも気づかないようなのよねぇ。 でも、次にあんた(僕のことです)が入ったと思ったら、お店の奥に居る人も、ウェイトレスも、皆、声を合わせるように「らっしゃい! イラッシャイ いらっしゃい! ラッシャイ!。。。」
まるで、どこかの大旦那が入ってきたように急に態度が変わったのよ! まったくアレッて、どういうのかしら? 私はどこかの、しょうもないバアさんだと思われたらしいわ。 全く無視されたのよ。 まあ。。。私が無視されたのは分かるけれど、小学校の校長先生まで勤め上げたお父ちゃんまでが無視されたのよ。。。
あんたには不思議なオーラがあるみたいなのよねぇ~。



お袋。。。僻(ひが)むなよ。。。商売人は誰がサイフを持っているかを見極めるカンがあるんだよ! 金を払う人に対して気持ちを込めて「いらっしゃい!」と言うんだよ。



何言ってんのよ! お金を払ったのは私なのよ。




『黒豚トンカツ』より
(2011年3月26日)




おそらく誰でも、ある人がかもし出す雰囲気というものを微妙に感じているものですよ。 それは色とか匂いとか。。。特別なものではないかもしれないけれど、ある人の態度だとか、歩き方とか、姿勢だとか、服装だとか、手振りだとか、話し方とか。。。そういうものからオーラのようなものを無意識に感じているのではないか?



要するに黒豚トンカツ屋で働いていた人はデンマンさんの態度だとか服装だとか、歩き方だとか目線だとか。。。そういうものから「お勘定を払う人」だという事を微妙に感じ取って、お母さんにではなく、お父さんにでもなく、デンマンさんに向かって一斉に挨拶したと言うのですか?

その通りですよ。 この程度のオーラならば誰にでも感じる事ができると思うのですよ。 黒豚トンカツ屋の人々の反応が何よりの証拠ですよ。

そうかしら? それで、デンマンさんが匂いでオーラを感じるというのは、どのようなことなのですか?

あのねぇ、僕はさっきまで、すぐそこのバンクーバー市立図書館の分館(Joe Fortes Library)でパソコンを使ってこの記事を書いていたのですよ。 今日(12月3日:日本時間では12月4日)は土曜日だから午後5時に図書館は閉館になった。 仕方ないから途中で止めて下書きを リライタブルCDに保存してマンションに戻ってきた。 夕食を軽く済ませて記事を投稿しようと思ったら、保存したはずの下書きが FC2の編集用ディスク保存されてない。

リライタブルCDに保存してある記事を使えばよいではありませんか!?

ところが僕のパソコンは調子が悪くて 投稿はできるけれど、CDドライブ が使えない。 そう言う訳で、今日はここまでで終わりにします。 次回に残りを書きたいと思います。 あしからず。


【卑弥子の独り言】



ですってぇ~
ケチらずに新しいパソコンを買えばよいのでござ~♪~ますわ。
あなただってぇ、そう思うでしょう?
とにかく、匂いでオーラを感じるデンマンさんには、いったいどのような体験談があるのでござ~♪~ましょうか?
次回が楽しみですわ。

ところで、デンマンさんの祖先が百済からやって来たというお話があるのですわよ。
眉唾物(まゆつばもの)ですけれど、面白いからぜひ次のリンクをクリックして読んでみてくださいまし。



『デンマンの祖先は百済からやって来た』

次回も、わくわくするような面白い話題が続きそうでござ~♪~ますう。
あなたも、どうか、また読みに戻ってきてくださいましね。
では。。。






ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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そうでしょう? うふふふふ。。。

英語にも、これにあたる諺がありますよ。

どのように言うか考えてみた事がありますか?

文字通りに英訳すれば次のようになります。

just as it is reassuring

to have a companion

when traveling,

it is important for us

to care for each other

as we pass through this life.


もっと短く諺らしく言えば次のようになります。



No road is long with good company.

あなたも、時には旅に出て

普段会えないような人たちと触れ合って

人の輪を広げてくださいね。

世界の平和と幸福のためにも。。。



ところで、デンマンさんと卑弥子さんが

宮城県鬼首(おにこうべ)温泉郷にある

吹上温泉の湯滝について書いています。

男女混浴の露天風呂なんですよ。

興味があったら次のリンクをクリックして

覗いてみてくださいね。

■ 『落ちる人が死んでから乗ってけーさい』

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では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。




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