2025年12月13日土曜日

サイパンから来た列車



 



サイパンから来た列車



 





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デンマンさん。。。サイパンというのは日本列島から遠く離れた島でしょう?





そうです。。。



だったら、サイパン島から日本までの線路がないじゃありませんかァ!



そうです。。。



それなのに、どういうわけでサイパン島から列車がやってくるのですか?



もちろん現実には、そういう列車はありません。



つまり、夢の中のことですか?



言ってみれば、そういうことですよ。



そういうバカバカしいことを どういうわけで取り上げるのですか?



あのねぇ~、実は、バンクーバー市立図書館で次の本を借りて読んだら、その中にサイパンから来た列車が出ていたのですよ。。。



 





「サイパンから来た列車」



について



 





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棟田博の「サイパンから来た列車」という短編。

その後は読み直したこともないのに、いまも忘れることができないでいる。



深夜の東京駅、人影はすっかり絶え、動いているのはホームの時計の針ばかり。

その14番線ホームにサイパンからの死者をのせた列車が入ってくる。



ラッパが鳴り、ホームに整列した各隊が人員点呼をするあたりの光景は妖しい精彩を帯びていたように記憶する。



列車を降り立った霊の一群は、それぞれが故国日本の想い出の地を訪ね、それぞれに悲しい別れの行動を終える。

そしてふたたび無人の東京駅に戻ってくると列車に乗り、何処(いずこ)へとも知れず去っていく。



作者の、死者をよみげらせたいという悲痛な願いが、戦争をくぐり抜けて生き残った人びとの鎮魂の祈願とも重なって、鬼気あふるる異様な二重の迫力をもってわが胸に迫ってっきた。



ほかの誰かが身代わりになって死んでくれたのだ、という生き残ったものの抜き難い想いや、負い目や、かれらをもう一度生き返らせて故郷の山河を見させてやりたいという想いや、そうした死者追悼のわれらの心に向けて、サイパンからの列車は一直線にやってきて、そして去ってゆく。



闇にのみこまれてゆく赤い後尾灯がいつまでも脳裏に残って消えなかった。



これは幻想や小説ではなく、いまも日本中の深夜の無人の駅々には、ガダルカナルからインパールから、比島の島々や北満の凍土から、死者を乗せた列車が毎晩のように着き、そして去っているのかもしれない、とそう思っている。






pp. 170-172

『歴史と戦争』

2018年3月30日

著者 半藤一利

発行所 幻冬舎



 





上の文章を読みながら、僕の脳裏のスクリーンには、ありありと映画のように、その光景が浮かび上がってきたのですよ。。。それと同時に、もう10年以上前になるか? 僕は黒澤明監督作品の『夢』という映画を観たのだけれど、その映画の中のエピソードが重なるように思い浮かんできた。。。次の部分ですよ。。。



 





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これは黒澤明監督が実際に見た夢なのですか?





僕は、そう思わないのですよ。。。



なぜ?



黒澤明監督は、戦地へ行ったことがないのです。。。招集免除になった。。。



あらっ。。。病気をして兵隊検査に落ちたのですか?



ウィキペディアで調べてみたら、兄さんが自殺しているのですよ。。。父親が陸軍の訓練校で教鞭をとっていたようで、そういう関係で息子が一人になったので、招集の係の人が気を利かせて黒澤監督には赤紙を送らなかったらしい。。。黒澤さんが戦死したら家を継ぐ人がいなくなってしまうから。。。



じゃあ、映画に出てきた中隊長というのは誰のことですか?



おそらく、黒澤明監督の友人の話を聞いてシナリオを書いたと思いますよ。。。半藤一利さんが「ほかの誰かが身代わりになって死んでくれたのだ、という生き残ったものの抜き難い想いや、負い目や、かれらをもう一度生き返らせて故郷の山河を見させてやりたいという想いや、そうした死者追悼」と書いているけれど、黒澤明監督も、同じ気持ちで映画を作ったのだと思いますよ。。。もしかすると、黒澤明監督も棟田博の「サイパンから来た列車」を読んでいたのかもしれません。。。僕は知らなかったけれど、1955年(昭和30年)に発表した『サイパンから来た列車』が評判になったのですよ。。。



 





棟田博



 





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誕生: 1909年〈明治41年〉11月5日

死亡: 1988年〈昭和63年〉4月30日)



 



棟田 博(むねた ひろし)は、日本の作家。

自己の戦争体験を元に手記・随筆・小説を描いた「兵隊作家」のひとり。



1909年(明治41年)11月、岡山県英田郡倉敷(現在の美作市林野)の伊藤家に生まれる。

後に岡山県津山市の棟田家の養子となる。

家は料亭を営み、常に芸妓の姿や三味線の音が絶えなかったという。



岡山津山中学校を経て、早稲田大学文学部国文科を中退する。

地元に帰り、短歌同人に参加するなど、文学青年の道を歩む。



1928年(昭和3年)に徴兵検査甲種合格、1929年(昭和4年)1月、岡山歩兵第10連隊に現役兵として入営する。

時の連隊長は「俊秀雲の如し」と言われた陸軍士官学校十六期生のなかでも、特に逸材との噂の高い小畑敏四郎大佐であった。



一年志願兵(のちの幹部候補生)の資格が有るにもかかわらず、一兵卒として軍務に就き、伍長勤務上等兵として1930年(昭和5年)11月に満期除隊。

上京して文学活動を模索する。



1937年(昭和12年)、29歳の後備役のときに日中戦争が勃発し、8月に赤柴部隊の上等兵として「第五動員の甲」により応召。

8月末に出征。山東省に上陸し、歩兵分隊長として徐州会戦に参加する(作戦中に伍長に昇進)。



12月、済南に入城し、津浦戦線を経て、1938年(昭和13年)5月、台児荘の戦闘で重傷を負う。

このとき、岡山歩兵第10連隊は中国軍の包囲にあい、全滅寸前の苦戦を強いられる。

1939年(昭和14年)、青島陸軍病院から内地還送、原隊の未教育補充兵の助教を務めたのちに除隊した。



同時期、手紙を通して長谷川伸に師事し、長谷川の勧めにより自身の体験を「分隊長の手記」として雑誌『大衆文芸』(1939年〈昭和14年〉3月 - 1942年〈昭和17年〉5月)に発表する。

掲載中の1939年(昭和14年)のうちから作品は単行本化され、たちまちベストセラーになる。



単行本として発刊後、2ヶ月ほどで30版を記録した。

1942年(昭和17年)、同作で野間文芸奨励賞を受賞。



太平洋戦争中は、陸軍の従軍作家としてジャワ、ビルマを巡り、インパール作戦にも参加する。

この時ラングーンでチャンドラ・ボースに会見する。

後に『革命児チャンドラ・ボース』(国土社)として児童向けのボースの伝記を書いている。



戦後は、細々と論評、時代小説などを書いていたが、1955年(昭和30年)に発表した『サイパンから来た列車』が評判になる



ついで『拝啓天皇陛下様』がベストセラーになり、1963年(昭和38年)には主演渥美清、監督野村芳太郎で映画化され,大いに話題を呼ぶ。



 





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翌年には続編も作られた。

1971年に発表した小説『美作ノ国吉井川』は、1972年から1973年にかけて『吉井川』としてテレビドラマ化された。



1980年(昭和55年)より光人社から『陸軍よもやま話』『続 陸軍よもやま話』『陸軍いちぜんめし物語』を相次いで発表する。



棟田の言うところの「戦争のセの字も無い」昭和初期の古き良き時代の、牧歌的な兵営生活をコミカルに描き、戦争末期の殺伐とした軍隊生活しか知らなかった世代に衝撃を与えた。



1988年(昭和63年)4月、茅ヶ崎市において肺癌のため死去。



1998年(平成10年)に「サイパンから来た列車」が脚本倉本聰でラジオドラマ化。

倉本は後に同作をもとに戯曲『歸國』を執筆している。






出典: 「棟田博」

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



 





倉本聰さんが書いた戯曲『歸國』をもとに映画化されているのです。。。



 





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https://youtu.be/bjb94opaVhM



 





デンマンさんは上の映画のどの部分が最も感動的でした?





次の箇所ですよ。。。



 





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デンマンさんは意外にロマンチストなのですわねぇ~。。。





そう見えますかァ~?



だってぇ~、この場面はとてもロマンチックじゃありませんかァ~。。。



確かに悲劇的ではあるけれど、悲惨というほどじゃない。。。ショッキングでもない。。。快い音楽が流れてロマンチックかもしれません。。。で、ベティさんの最も感動したところはどこですか?



次のパッセージが最も感動的でしたわ。。。



 





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なるほどォ~。。。ベティさんは意外に哲学的なのですねぇ~。。。





どうして、そう思うのですかァ~?



だってぇ、人は2度死ぬと言ってますよ。。。普通、人間は一度だけ死ぬものです。。。まるでジェームズ・ボンドみたいですねぇ~。。。



 





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でも、ジェームズ・ボンドの場合は2度生きるのですわ。。。この映画の場合の2度目の死は、死んでから全く忘れられてしまう時が2度目の死ですわ。。。





なるほどォ~。。。確かに、そういう時が必ずきますよね。。。人生とは儚(はかな)いものです。。。






初出: 2024年10月13日



 





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【ジューンの独り言】





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ですってぇ~。。。



貴方も 人生とは儚いものだと思いますか?



でも、だからこそ、しっかりと充実した、幸せな人生を送るのですわ。。。



なぜかってぇ~?



だって、そうじゃないと生まれてきた意味がないじゃありませんかァ!



ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、他にもっと面白い事を話せ!」



貴方は、そのような命令口調で、あたしに命令するのですか?



分かりましたわ。。。



バンクシーが描いた絵は日本でも発見されてます。。。



 





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■ネズミの絵 - 東京都港区の防潮堤。日の出ふ頭2号船客待合所で公開中。



■少女と風船の絵 - 茨城県高萩市の防波堤



■ネズミの絵 - 茨城県水戸市のコインランドリー



■少女と風船の絵 - 千葉県九十九里町の護岸



■ネズミの絵 - 兵庫県西宮市の縁石



■少女と風船の絵 - 東京都足立区青井の青井兵和通り商店街のもんじゃ焼き店の外壁



貴方の家の近くにもネズミの絵が描いてあるかもしれません。。。



探してみてください。。。



うまく見つかれば、宝くじに当たったぐらいの金額が懐(ふところ)に入ってきますわ。。。



ええっ。。。「そいうバカバカしい話は、いいから、もっと他に面白いことを話せ!」



あなたが そう言うのでしたら 面白い動画をお目にかけます。。。



一体何をしていると思いますかァ~? うふふふふふふふ。。。



 





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白い白衣を着ているのは誰だと思いますか?



こういう破廉恥なことをするのは、セクハラなコメントを書き回っている神武君かもしれませんわねぇ~。。。



 





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『セクハラ止めない神武君』



 



「愚かな神武君の話などどうでもいいから、他にもっと面白いことを話せ!」



あなたは、そのような命令口調で 更に わたしに面白いことを話せと命令するのですかァ~?



分かりましたわァ~。。。



じゃあ、気分を変えるために面白い動画をお目にかけます。。。



 





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貴方は、上のワンちゃんが金魚を食べてしまうと思いましたか?



ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、他にもっと面白いことを話せ!」



あなたは、そのような強い口調で 更に わたしにご命令なさるのですかァ~?



分かりましたわァ。。。



デンマンさんが10年以上も前にアンケートを作りました。



 





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『拡大する』



『もう一度クリスマスのページ』



 



上のリンクをクリックすると、



左側のサイドコラムにたくさんの質問が出てきます。



ひとつひとつ見ながら ぜひアンケートに答えてみてください。



ええ。。。、「そんな暇ないよ!」



じゃあ、たまには、古代のお話も読んでみてくださいね。



意外に面白いですわよ。。。



あなたも古代の謎に挑んでくださいねぇ~。。。





天武天皇と天智天皇は



同腹の兄弟ではなかった。
 



天智天皇は暗殺された 



定慧出生の秘密 



藤原鎌足と長男・定慧 



渡来人とアイヌ人の連合王国



なぜ、蝦夷という名前なの?



平和を愛したアイヌ人



藤原鎌足と六韜



古事記より古い書物が



どうして残っていないの?



今、日本に住んでいる人は



日本人でないの?



マキアベリもビックリ、



藤原氏のバイブルとは?




ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。



興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。





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『猿回し@ドイツ』



『集団ヒステリー』



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『フィル・スペクター』



『重役が謝罪』





とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ。





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『HIRO 中野 せどり スパマー』



 





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ィ~ハァ~♪~!



メチャ面白い、



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