2011年11月18日金曜日

気になる英単語

気になる英単語




『辞書にのってない英語スラング』



ケイトー。。。「気になる英単語」ってぇ、「辞書にのってない英語スラング」のことなの?



うん。。。そういう英単語も気になるのですよ。 それで僕は10年ぐらい前に上のページを作ったのですよ。

。。。で、今日話題にする英単語も「辞書にのってない英語スラング」の一つなの?

うん。。。squishy という2番目に取り上げる英単語は「辞書にのってない英語スラング」の一つなのですよ。 でもねぇ、最初に取り上げる「気になる英単語」は obscene という単語です。





あらっ。。。ケイトー。。。なんだかエロい画像を貼り付けたじゃない。



エロい画像というよりも obscene という英単語がこのように使われているという例を示すために上の写真を貼り付けたのですよ。 これならば、写真を見ただけで obscene という意味が直感的に判ると思うのですよ。

ええ。。。確かにそうよね。 でも、 obscene という英単語の何が気になるのよ。

あのねぇ~、僕は管啓次郎さんの興味深い本を読んでいたのですよう。 その本の中で次の箇所に目が留まった。


最悪の場面は舞台の外で



小説家のイアン・マッキュワンは、早くも9月12日の「ザ・ガーディアン」紙に「地球が立ちつくした日」という文章を寄せた。 そこで彼が指摘するのは、誰もがテレビで展開を追っていたその日、ほんとうに恐ろしいことはわれわれの目に見えないところで起こっていたという事実だ。
つまり、画面の、枠の外で。
あるいは、壁や煙幕の向こう側で。



古代ギリシャ人たちは賢明にも悲劇の最悪の場面、流血や阿鼻叫喚を舞台の外に置いたと、彼はいう。
そこからオブシーン obscene という単語が生まれた。 この光景はオブシーンだった」と。

われわれは映像とことばの複合から「世界」を想像するが、その「世界」は、お話にならないほどちっぽけで不十分なものでしかない。 あらゆる遠隔地と実際に物質的関係をむすんでいる場合ですら、そんな関係群の圧倒的な大部分は、われわれにとって「オブシーン」な(舞台に載らない)ものにとどまっている。
何が世界なのか。
われわれは、世界の何を見たというのか。

(注: 赤字はデンマンが強調。
また、読み易いように改行を加えました。
写真はデンマン・ライブラリーより)




100ページ 『ホノルル、ブラジル』
著者: 管啓次郎
2007年2月15日 初版第2刷発行
発行所: 株式会社 インスクリプト




この上の文章のどこが気になったの?



赤字で強調した部分ですよ。 上の説明を鵜呑みにすると obscene という意味は off scene ということですよ。

確かに、そういうことになるわね。

そうでしょう。。。でもねぇ、上の説明を読んで僕が直感的に感じていた意味と違和感を持ったのですよ。

違和感ってぇ。。。どのような違和感なの?

だってさァ~。。。もし場面の外に「最も重要な場面、あるいは対象」を置いたとすると、僕が貼り付けた写真は次のようになるのですよ。





これでは場面の外にあるものが悲劇な場面なのか?喜劇の場面なのか?わいせつ物なのか?。。。まったく判らない。 だから、説明は正しくないのではないか?



ケイトーは、そう思ったの?

そうですよ。 やっぱり、そのモノが場面に登場して初めて「エロい」とか、「猥褻な」とか、「ポルノチックな」とか。。。そういう印象が伝わるのですよ。





つまり、こうして裸の女性がバナーの後ろに現れてこそ obscene の意味がはっきりと見るものに伝わる。 シルヴィーにも僕が言おうとしていることが判るでしょう?



でもねぇ、日本の「わいせつ物陳列罪」という滑稽な法律に従えば、上の写真はこの法律には抵触しないのよ。

シルヴィーは意外に日本の風俗取締法に詳しいんだね?

その「風俗取締法」というのは昔の「ソープランド」を取り締まる法律じゃないの?

シルヴィーはそのような事まで知ってるの?

そのような事はどうでもいいのよ。 私が言いたいのは小説家のイアン・マッキュワンの説明は決して間違っていないと思うのよ。

どうして。。。?

だってぇ、上の写真でも「わいせつ物」、つまり女性のアソコは隠されているのよ。

でも、場面の外ではないよ。

確かに女性のアソコはバナーで隠されているわけで、決して場面の外に出ているわけじゃないけれど、イアン・マッキュワンの言おうとするところは、「画面に見えない」ということよ。 そのように考えてみれば、「画面に見えない」ことと「場面の外」ということは同じことなのよ。 だから、イアン・マッキュワンの説明は間違ってないと私は思うわ。





シルヴィーの言おうとしている事が僕にも判らないわけじゃないけれど。。。、でもねぇ obscene の語源は違うと思う。 この上の写真をじっと見つめれば off scene という意味ではないと僕には思えるのですよ。 やっぱり、 obscene の対象は場面に登場してなければならないと僕には思える。



でも、ケイトーの個人的な意見よりも古代ギリシャ人の悲劇を持ち出した説明の方が正しいと思うわ。

シルヴィーがそう言うだろうと思ったから僕はさらに調べてみましたよ。 


obscene

"offensive to the senses, or to taste and refinement," from M.Fr. obscène, from L. obscenus "offensive," especially to modesty, originally "boding ill, inauspicious," perhaps from ob "onto" (see ob-) + caenum "filth." Meaning "offensive to modesty or decency" is attested from 1590s.




SOURCE:
http://www.etymonline.com/index.php?term=obscene




つまり、 obscene はラテン語の obscenus から変化した言葉だというのですよ。 しかも obscene の scene は 「場面」ではなく、 caenum から変化したもので、 "filth" という意味だというのです。 さらに、 obscene の "ob" という接頭語は off という意味ではなくて "onto" という意味だというわけですよ。



要するに、obscene のもともとの意味は off scene ではなく onto filth だとケイトーは言いたいのね。

そうです。 「汚いもの、猥褻なものに触れて、感化されている」というような意味ですよ。 僕が言っているのではなく「オンライン語源辞典」に書いてある。

でも、scene が caenum の変化したものだとは直感的に考えにくいわよ。 私は obscene = off scene の方がより適切な説明だと思うわ。 それに上の「オンライン語源辞典」の中でも perhaps と言ってるじゃない。 断定しているわけじゃないのよ。 仮説だと思うわ。 ところで、2番目に取り上げる squishy と obscene は何か関係があるの?

いや、直接関係があるわけじゃないのだけれど、今考えてみると少しは関係があると思うようになったのですよ。

どのように。。。?

あのねぇ~、僕の自宅にはテレビがなくて、いつも家に居る時にはラジオをかけっぱなしにしてローカル放送を聞いているのですよ。 最近女性アナウンサーが squishy という単語を口にするのですよ。 それで気にかかっていた。

ケイトーには、その意味が判らなかったの?

「水っぽい」かな? 「涙もろい」かな? それとも「感傷的な」という意味かな?。。。僕は直感的に、そう思ったのですよ。 でもねぇ、アナウンサーの話の中で使われている squishy の意味は、どれにも当たらないような気がしたのですよ。

それで調べてみたの?

そうですよ。 僕が高校生の頃から愛用している三省堂「最新コンサイス英和辞典」には squish は出ているけれど squishy は出てないのですよ。


squish ≪話≫ マーマレード (marmalade)



 


辞書には squish が出ている。 でも、これを形容詞形にした squishy と marmalade は絶対に関係ないと思いましたよ。 最近の俗語だから辞書に出てないと思ってネットで調べてみました。 その結果を見てください。





僕は1番と3番の意味がいいと思う。 つまり、「抱きしめたいほど可愛い」という感じなんですよね。



そうねぇ、"cute"に近い意味だと思うわ。

うん。 うん。 うん。。。ところで"squishy girl"ってぇ、どのような女の子だとシルヴィーは想う?

そうねぇ~。。。ケイトーはどのような女の子が想い浮かぶのよ。。。?

次のような女の子ですよ。





なるほど。。。つまり、obscene movie に出てきそうな女の子と言う訳ね?



いや。。。squishy movie に登場するような女の子ですよ。 うししししし。。。


【卑弥子の独り言】



ですってぇ~。。。
上の squishy girl の写真を見ながらデンマンさんが鼻の下を長く伸ばしている様子が想像できるのでござ~♪~ますわ。
うふふふふ。。。

ところで、シルヴィーさんのことをもっと知りたかったら次の記事を読んでくださいまし。



『シルヴィー物語(2011年4月27日)』

『波乱の半生(2011年4月29日)』

『シルヴィーとネット革命(2011年5月6日)』

『シルヴィーとデヴィ夫人(2011年5月30日)』

『シルヴィーとケネディ夫人(2011年6月15日)』

『バンクーバー暴動と平和(2011年6月25日)』

『ビルマからの手紙(2011年7月3日)』

『ブッシュの戦争(2011年7月7日)』

『国際的愚か者(2011年7月11日)』

『あばたもえくぼ(2011年7月14日)』

『あなたも国際市民(2011年7月18日)』

『リビエラ夫人のハンバーグ(2011年7月22日)』

『芸術とブルックリン(2011年7月26日)』

『思い出のパリ(2011年7月30日)』

『海外志向とおばさんパンツ(2011年8月5日)』

『地球の平和(2011年8月9日)』

『愚かな写真狩り(2011年8月13日)』

『死の写真狩り(2011年8月17日)』

『キモい写真狩り(2011年8月21日)』

『生パンツと床上手(2011年8月25日)』

『ヌードと写真狩り(2011年8月29日)』

『あなたの平和と幸福(2011年9月2日)』

『あなたの平和な日々(2011年9月7日)』

『奈良の鹿と憲法9条(2011年9月11日)』

『文は人なり(2011年9月15日)』

『キモい戦争(2011年9月19日)』

『バカの歴史(2011年9月23日)』

『ムカつく検査(2011年11月1日)』

『アッシジからの平和(2011年11月5日)』

『中国からの怪電話(2011年11月9日)』


とにかく次回も面白くなりそうですわ。
あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあ、また。。。






ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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だってぇ、ネットをサーフィンしていると

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あまりにも多いのですわよ。



この上の写真はブッシュ大統領が眼鏡を

女性のジャケットの裾で磨いているところですわ。

ちょっと obscene ですわよね。

うふふふふふ。。。

ええっ、ブッシュ前大統領の可笑しなビデオクリップを

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じっくりと見てね。

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では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。




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