2011年11月4日金曜日

ロマンと愛とババア

  
ロマンと愛とババア
 
 

 
 
Scent Of A Woman

セント・オブ・ウーマン/夢の香り






あらっ。。。面白そうですわね。 私もDVDを借りて観てみますわ。



アル・パチーノの演技が見事でしたよ。 チャーリー役のクリス・オドネルもうまい役者だと思いました。

。。。で、今度私がバンクーバーへ行ったらバンクーバーホテルのボール・ルームでデンマンさんは私とタンゴを踊ってくださるのですか?

そうですよ。 うへへへへへ。。。







でも私はタンゴを踊れませんわ。



僕が教えますよ。

あらっ。。。デンマンさんはタンゴをマジで踊れるのですか?

一応タンゴ、ルンバ、マンボ、ジルバ、チャチャチャ、ブルース、。。。などをムキになって大学時代にならったのですよ。 これでも学生時代には数え切れないほどダンスパーティーを冷やかしに行ったものです。 うししししし。。。

マジで。。。?

だから、その成果を今度小百合さんがバンクーバーにやって来たら見せますからね。。。

でも、なんだか恥ずかしいですわ。 失敗しそうで。。。

あのねぇ~、映画の中で主人公とタンゴを踊ったドナも「失敗しそうでちょっと怖いのですわ。。。」と言うのですよ。 





ドナは、ほとんどタンゴを知らなかった。 でもねぇ、タンゴもルンバもジルバも男のリードしだいで女性があまり踊れなくても、なんとか様になるものなのですよ。 数え切れないほどダンスパーティーをこなした僕が経験から言うのだから小百合さんも信じてね。。。



デンマンさんはマジで社交ダンスにハマッてぇダンスパーティーを渡り歩いたのですか?

うへへへへへ。。。半分冗談ですよ。 でもねぇ~、小百合さんとタンゴを踊る程度の経験はありますからね。 それにバンクーバーならば有名なダンスバンドがある。 バンクーバーに10年以上住んでいて Dal Richards Orchestra を知らないと“モグリ”だと言われかねない。 それ程 Dal Richards は音楽界では有名ですよ。







とにかく素晴らしいバンドですよ。 この上のビデオクリップを見ただけでも素晴らしさが分かります。



このバンドがバンクーバーホテルのボール・ルームで演奏するのですか?

そうです。 毎年クリスマスイブには必ずクリスマス・ダンスをやりますよ。

でも、クリスマスにバンクーバーに行くのは無理ですわ。

それは残念だなあああァ~。。。仕方ないから夢で小百合さんとタンゴを踊りますよ。 なんと言っても映画のタイトルが「夢の香り」ですからねぇ~。。。うししししし。。。




『肌から立ち上る香り』より
(2011年11月3日)




デンマンさん。。。あんさんは小百合さんとバンクーバーでタンゴしやはるのォ~?



いや。。。小百合さんはクリスマスにバンクーバーへこれへんのやァ。

そないなら、わたしが行きますわ。

ええっ。。。ギョギョ。。。めれちゃんがバンクーバーへきよるのかァ~?

へえ。。。ゆかしてもらいますう。

あれっ。。。それは。。。それは。。。あのなァ~。。。急にそないな事を言われても、わてが困るやないかいなァ。

そやけど、あんさんは小百合さんにも急に言い出したやおまへんかア!

それは。。。それは。。。小百合さんがクリスマスにきよらんことを、わては前もって知っていたさかいになァ。

あんさんは、行田の実家へ帰省したのに小百合さんには会(お)うても、わたしにはおうてくれへんかった。

あのなァ~。。。小百合さんはベンツに乗って行田まで来てくれるのやァ。 行田から大阪までは遠いのやでぇ~。。。わては車を持ってへんのやァ。

そいなら、わたしはフェラリに乗って大阪から行田まで飛んでゆきましたがなァ。 

あれっ。。。フェラリってぇ飛行機も作っておるのんかァ~?

じゃっかましい!!。。。あんさんは何が何でもわたしに会いたくないねん。

そないなことがあるかいな。 なんべんも言うように、わては大川(旧淀川)で船渡御(ふなとぎょ)が行われた晩に、めれちゃんと会(お)うたやないかいなァ~。
 
 
天神祭 2011 船渡御
 
 

 
 


あんさんは船渡御(ふなとぎょ)を見たことがありますのォ~?



ありますがなァ~。。。なにを言うてんねん!。。。わてとめれちゃんと二人して見たやんかァ~。。。奉納花火があがってぇ、大川に映る篝火や提灯あかりで、ごっつうきれいやったがなァ~。。。

それっ。。。いつのことォ~。。。

いつのことってぇ~、めれちゃんが桜の花びらを散らした花も恥らう16歳のときのことやないかいなァ~。 めれちゃんは、その時の思い出を短歌に詠んでいたでぇ~

わたしがァ~。。。?

そうやがなァ~。。。もう忘れてしもうたのか?。。。次の短歌を詠んでいたやないかいなァ!


夏祭り





夏祭り

見上げる花火

人ごみの

中でふたりは

固く手つなぎ

  
 

 
 
by めれんげ

2009.07.25 Saturday 10:01




『即興の詩 夏祭り』より

『夏祭り』に掲載
(2009年7月31日)




あんさんは、何度も何度もこの短歌を持ち出してきよるけど、これは3年も前に詠んだものですやん。 いつまでも昔のことを蒸し返して欲しくないねん。



さよかァ~。。。

わたしはバンクーバーで、あんさんとタンゴを踊りたいねん。

そやけど、めれちゃんはタンゴが踊れるのかァ~?

あんさん!。。。何をぬかしてけつかんねん。 あんさんは小百合さんに次のように言うてますやん。




ドナは、ほとんどタンゴを知らなかった。 でもねぇ、タンゴもルンバもジルバも男のリードしだいで女性があまり踊れなくても、なんとか様になるものなのですよ。 数え切れないほどダンスパーティーをこなした僕が経験から言うのだから小百合さんも信じてね。。。




あんさんは、こないに言うてますやん。



そうやなァ。

そうやなァじゃありませんがなァ。。。そやから、わたしはあんさんのリードでタンゴを踊りますねん。

あのなァ~。。。めれちゃんは小百合さんに拘(こだわ)りすぎてるねん。

そないな事はあらへん。

そやかて、めれちゃんは次のようにボロクソなことをぬかしていたのやでぇ~。。。


ディスレクシア



オマエは言葉がわからないんだな
ディスレクシアだからな
オマエにもわかるように言ってやる
わたしのすべてと関わるな
わたしにとってオマエの存在を消せ
オマエの頭からわたしを消せ

こっちだっていつまでも
我慢するわけにはいかないんだ
オマエの影がちらつくと
吐き気を催すんだよ

わたしを利用するのはやめろ
どっかのババアをネタにすれば
それで話は片付くんじゃないのか

オマエがこれ以上関わってくるんなら
強制的に排除してやるからな
潔くあきらめちまえ
未練がましいオマエが
心の底から気持ち悪いんだ
 
 
by merange (めれんげ)

September 28, 2009 17:08




『極私的詩集 ディスレクシア』より

『仲直りの接吻』に掲載
(2010年1月23日)




めれちゃんはこないにエゲツナイことを言うてたのやでぇ~。。。この上のババアというのが小百合さんのことやんかァ。



あんさんは、どないな訳で昔の事を蒸し返しやはるのォ~?

めれちゃんは昔の事と言うけれど、まだ3年前のことやでぇ~。。。

ネットで3年は一昔だと、あんさんは言いましたやんかァ!

確かにネットで3年は一昔やァ。 そやけどなァ~、人間関係で3年前はそれほど昔のことではあらへん。

そいで結局あんさんは何が不満やのォ~?

あのなァ~、めれちゃんにババアと言われながらも、小百合さんは、わてとめれちゃんが短歌の交換をしているのを知っていたのや。 それで次のような健気(けなげ)な事を書いていたのやでぇ~。。。




デンマンさんへ

3月のホワイトデー前頃に買って1ヶ月が経ってしまいます。

どこで買ってもチョコなのですが

ちょうどこのホテルのチョコを見つけたので送ります。

もしかすると日本の郵便局で暖められたり、

機内で冷やされたり

表面が白くなってたらすいません。

その他、いろいろと雑に入れましたが。。。

マメ、ガム、Pinky は 最近気に入って、

カバンに入れて持ち歩いてます。

デンマンさんの迷惑そうな顔が思い浮かびますが、

たまには女の子の気分になってみてくださいね。



うららかな春のバンクーバーの街を歩きながら。。。

フードストアに向かう買いものついでにかんでください。

きっと、いい短歌が作れるでしょう。
 
 
小百合より





2008年4月1日




『歴史を散歩させる食べ物』より
(2009年5月1日)




つまり、小百合さんは心がおおらかで広い愛を理解していると、あんさんは言わはるのォ~?



そうやァ。

そやけど、小百合さんは次のようにも書いていましたでぇ~。。。





件名:ねちねち ブログしてるんじゃ、

ないでしょうね?

もうやめな!

メレンゲさんだって次に行くんだから。


日付: Thu, 28 May 2009 21:27:10 +0900 (JST)
(バンクーバー時間: 5月28日 木曜日 午前5時27分)
差出人: "sayuri@hotmail.com"
宛先: "denman@coolmail.jp"


ただいまー
昨日戻りました。いろいろ やる事たまって。
今日は大変でした。
今、家にいるけど、
明日の夜おそく 軽井沢に帰る、予定。

子供の学校の模擬試験の振りこみ用紙、
進路指導費納入の振込、
父母の会で夜集まるとか、
学校も急な集金がしたくなると、
振込用紙だけ寄こして
それも まったく急ぎの日付で、
私の家の場合、
主人に頼む事は出かけてる私が怒られるので、
頼めないのです。

デンマンさん 元気?
いつまでも ソッポ向かれた事を
ねちねち ブログしてるんじゃ、ないでしょうね?
もうやめな!
メレンゲさんだって 次に行くんだから。

スタート。
後で 手紙書くね、いい絵葉書でも見つけて。

ねむッzzZZZZ
 
 
さゆりより






『愛の形 (2009年6月6日)』より




小百合さんは、あんさんがわたしにそっぽを向かれたことを知ってはったのやァ。 そいで、いつまでもねちねちとわたしのお尻を追いかけないようにと言うてはるねん。



うん、うん、うん。。。確かにそうやなァ。。。そやから、めれちゃんもバンクーバーにやって来て、わてとタンゴを踊ることはないやんかァ!

あんさん!。。。話を摩(す)り替えんで欲しいねん。 昔の事は昔の事、わたしはバンクーバーへ行ってタンゴを踊りたいねん。

それほどタンゴに拘(こだわ)るならばDVDを借りてきて"Scent of A Woman (夢の香り)"を観ればええやん。

それでは飽きたらへんから、わたしはバンクーバーへゆきたいねん。

つまり、すべてを水に流して仲直りしたいんやなァ。

そのように受け取ってもらってもええですう。

でもなァ、バンクーバーは寒いでぇ~。。。

そやからタンゴを踊ってぬくもりたいのですがなァ~。。。

タンゴを踊ったぐらいではぬくもらへん。 無駄な事はせんほうがええでぇ~。

わたしはイングリッシュ・ベイ(English Bay)で元旦に寒中水泳をする覚悟でおりますさかいに寒さは気になりまへん。

めれちゃんはどないな訳でそれほどタンゴにこだわるねん?

どないも、こないも、それがわたしのロマンと夢ですねん。
 

【レンゲの独り言】



ですってぇ~。。。
そうですわよねぇ。 ロマンと夢のためにバンクーバーでタンゴを踊るのも素晴らしい事だと思いますわ。
そう言えば、あたしにもバンクーバーでのロマンの思い出があるのですわ。
ええっ。。。あたしがバンクーバーに行ったことがあるのかってぇ~。。。?
夢のような物語があるのですわ。


夢のバンクーバー

2004-8-16 19:46



ご苦労様、
ありがとうございます。
バンクーバーでのわたしは、
デンマンさんに
エスコートされて、
のびのびした表情をしていますね。
ここ大阪では考えられません。

あたしの精神年齢は
32歳ですか?
大人ですね。
昔から思索にふけることが
多かったのですが、
そういった時に、
わたしは大人に
なれるのかもしれません。

でも、妄想にふける
中学生のわたしもいますが。
もうひとつ言えば、
不安にさまよう
4歳のわたしもいます。

わたしの詩・・・
(自分では自慰行為と
呼んでいますが)
人に見せるのも、
まして批評していただけるなんて、
全く初めてだったんです。

デンマンさんが感想を
書いて下さって、
冗談ぬきで、
舞い上がるようないい気持ちです。
ネットで公開してよかった・・・

デンマンさんは少々わたしのことを、
買いかぶっておられるんじゃないかと、少し不安です。

わたしがデンマンさんの
“心の恋人”足り得るか・・・
いつか、ガッカリさせて
しまうのではないかと、
自分自身の内面を省みて、
心配になっています。

それにしても、
わたしは幸せ者ですね。
この、“夢のバンクーバー”で、
わたしはデンマンさんを
独占してしまったのですから

本当にありがとうございます。

質問の方もできるだけ早く、
残りをお答えしますね。
 
 
by レンゲ




『憧れのバンクーバー』より
(2007年8月3日)


ところで、紅葉の季節ですわね。
あなたの地方では紅葉が見ごろですか?
あたしは久しぶりに京都の法然院を訪ねてみました。







紅葉が見ごろでしたわ。
あなたもお近くの森に紅葉(もみじ)狩りに出向いてはいかがですか?

とにかく、次回も興味深い話題が続くと思います。
あなたも、また戻ってきてくださいね。
じゃあ、また。。。






ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

タンゴはポピュラー音楽の一つですけれど

元々はカンドンベ、ミロンガ、ハバネラなど

複数の音楽が混ざり合って19世紀半ばに

ブエノスアイレス、モンテビデオ近辺の

ラ・プラタ川流域で生まれたとされています。

日本では、タンゴがヨーロッパに渡って

変化したものをコンチネンタル・タンゴないし

「ヨーロッパ・タンゴ」と呼びます。

それに対して元来のものを

アルゼンチン・タンゴと呼んで

区別することが多いようです。

日本でのタンゴの普及は、戦前、アルゼンチンから

一部移入がされたものの、

その後戦後にかけて移入したのは、

むしろヨーロッパからムード音楽の一環として伝わった、

いわゆる「コンチネンタル・タンゴ」の類でした。

つまり、競技ダンス・社交ダンスで用いられる

一ジャンルのタンゴのための舞踊音楽でした。

そのため、長らくタンゴと言えば

マランド、アルフレッド・ハウゼといった

イメージで受け取られました。

でも、いったん上記の競技ダンスや社交ダンスが

下火になっていた1980年代後半、

米国で成功した「タンゴ・アルヘンティーノ」公演が

日本にも移入し、これ以降、

アルゼンチン・タンゴが普及するようになったのです。



ところで、卑弥子さんが面白い記事をまとめました。

楽しいですから、ぜひ読んでみてくださいね。

■ 『笑って幸せな気分になれるサイト』



では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。




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