2013年2月20日水曜日

ワンワンちゃん


 
 
ワンワンちゃん


(dog202.jpg)



デンマンさん。。。 今日はお犬さんの話題ですか?



そうです。 小百合さんはつまらなそうですね。

別に、つまらないとは思いませんわ。

でも、なんだか、小百合さんは溜息をついて、つまらなそうな顔をしてますよ。 

そんなことより、どうしてお犬さんの事など取り上げる気になったのですか?

あのねぇ~、夕べ、たまたまバンクーバー市立図書館から借りてきた浮世絵の本を見ていたのですよ。


(lib30217.gif)



上のリストの赤枠で囲んだ本ですか?



そうです。


(hirosh02.jpg)



この上の本の95ページに次の浮世絵が載っていたのです。


(hirosh03.jpg)



これは「木曾街道六十九次」の「長久保」の宿場です。



『広重と歩こう東海道五十三次』に、どうして「木曾街道六十九次」の「長久保」が出てくるのですか?

あのねぇ~、上の浮世絵は本文に出てくるのではなくて歌川広重の「闇の表現」という箇所に出てくる。 広重の作品の中で夜空の表現のさまざまなバリエーションを紹介しているページに出てくるのですよ。

上の「長久保」の絵は、そのバリエーションの一つということですか?

そうです。 上の絵は、実は、夜なのですよ。

夜には見えませんわね。

だから、広重が夜をどのように表現しているのかを95ページで説明しているわけです。

つまり、その事が言いたくてお犬さんを取り上げたのですか?

いや、違いますよ。 「長久保」の絵の中のワンワンちゃんをもう一度じっくりと見てください。


(hirosh05.jpg)



あらっ。。。 小さな子供がお犬さんの背中にまたがって、なんだか楽しそうですわね。



そうでしょう! 僕も子供が犬にまたがっている様子に目が留まったのですよ。

それほど上の場面がデンマンさんにとっては印象深かったのですか?

そうです。 猫の背中に子供がまたがっている絵も、あるいは写真も僕はこれまで見たことがない。 浮世絵の中で子供がワンワンちゃんの背中に乗っているのも初めて見たのですよ。

つまり、小さな子供がお犬さんの背中に乗っていることが珍しいので「ワンワンちゃん」というタイトルにしたのですか?

もちろん、それだけではありません。

他にどのような理由があるのですか?

僕は盲導犬を見るたびに、いつも感心させられるのですよ。


(dog119.jpg)



猫は子供を背中に乗せることは絶対にないと思うのです。 もちろん、「盲導猫」なんてぇ見たことがない。 やっぱり猫よりも犬の方が人間と過ごしてきた期間が長かったから犬と人間は友達のようになったのではないかと思ったたわけです。



でも、猫でも人に懐(なつ)いた頭のいい猫がいますわよ。


(cat900.jpg)



あれれっ。。。 これがその人に懐(なつ)いた頭のいい猫なのですか?



そうですわ。 最近、私が面倒を見ている野良ちゃんですわ。 とても好奇心が旺盛で何にでも興味を示すのですわ。

名前は何と言うのですか?

「デンマン」と名付けました。 うふふふふふふ。。。

やだなあああァ~。。。 僕のハンドル名を野良猫に付けてしまったのですか?

いけませんか?

いや。。。 駄目とは言わないけれど、栃木の田舎で小百合さんに野良猫扱いされているようで、ちょっとガッカリしましたよ。

そんなにガッカリしなくてもいいですわよ。 私はこの猫のデンマンちゃんをずいぶんと可愛がっているのですから。。。 (微笑)

「可愛がっている猫」で思い出したけれど、めれんげさんが三匹の猫を可愛がっているのですよ。

美女にゃ
 
 

 

我が家の長女猫です!

親バカですが、

とびっきりの美猫です

おまけに頭脳明晰!

ふと気付くと、

見とれていることも…

 
 
by めれんげ

2008.07.20 Sunday 14:10



『即興の詩 美女にゃ』より

『美女猫』に掲載
(2009年10月19日)
 
姿がいいねぇ~



うん、うん、うん。。。

猫らしい猫だよね。

姿がいいねぇ~。

テレビ出演できるよう。

\(^Д^)/ギャハハハハ。。。。

しかし、長女と次女の違いが

ものすごいねぇ~ (爆笑!)



まさか同じ親から

生まれたんじゃないよね?

\(@_@)/ キャハハハ。。。

長女も次女も個性的だけれど、

あまりにも違いすぎるよね。

でも、小説を書くとしたら、

ボクちゃんは

次女猫をモデルにしたいよう。

なんか、とっても面白い

小説になりそうジャン。

うしししし。。。



でも、一番かわゆいのは

やっぱり三女猫だよね。

まだ、個性がなくて

不安そうな様子だよう。

こういう不幸な国に生まれて

どうしたらいいニャン?

本能的に、日本の本質を

見抜いたような不安が

表情に見えますよう!

なんだか、3匹のうちでは、

一番哲学的にオツムが

良くなるような印象を

ボクちゃんは持ちますよう。

うしししし。。。

この三匹の猫を相手にしていたら、

1日退屈しないよねぇ~。

くだらない男と付き合って、

人生を無駄にするよりは、

三匹の猫ちゃんの生態を

じっくりと眺めながら、

小説を書いた方が

表現者のめれちゃんの才能が

花を咲かせると言うものですよう。

うしししし。。。



3匹の猫ちゃんは、めれちゃんに

幸せをもたらすために、

この世に生まれてきたのですよう。

ボクちゃんは、マジで、

そう信じていますよう!

ところで、平安朝の小説できた?

それもいいけれど、

『めれちゃん一家女三代記』

この方が素晴しいと思うよう。

めれちゃんのおばあちゃんの話が

特に面白そうだよう。

でも、『三匹の猫とめれちゃん』

これが、ミーちゃんハーちゃんには

最も受けるよう!

うへへへへ。。。

♪┌(・。・)┘♪ キャハハハ。。。

題材が何であれ、

めれちゃんは、間違いなく、

面白い小説を書くと

ボクちゃんは信じていますよう。

応援していますからね。

ノーベル文学賞も夢じゃないよう!

頑張ってね。

めれちゃん、バンザ~♪~イ

三匹の猫ちゃん、ばんにゃ~♪~い

(≧Д≦)ノ彡 ニャ~オウ。。。

(≧Д≦)ノ彡 プニィ~♪~

(≧Д≦)ノ彡 ニャンニャン

by デンマン

2008/07/20 6:08 PM



うちの三姉妹は、血はつながってないです~
長女はペットショップで

次女は「猫もらって下さい」の貼り紙を見て

三女は純粋の野良ちゃん

確かに次女を主人公にすると楽しそうですね!
メタボなのに、運動神経
抜群なんですよ!
そして甘え方が、最高に
可愛くて…
(今もわたしに寄り添って、のどを鳴らしてます!)

小説のほうは、進んでいません…(;Д;)
勉強する習慣が、疎かになってしまっています

うちのおばあちゃんには
楽しいエピソードが
たくさんあります♪
そして母も、かなりユニークな人なんですよ
父と母の夫婦漫才を
聞きながら、成長したわたしです


by めれんげ

2008/07/20 6:53 PM





うん、うん、うん。。。

どう見ても血がつながっているようには

見えないよね。うしししし。。。

\(^_^)/キャハハハ。。。

でも、素晴しい組み合わせですよう!

次女猫がとにかくユニークで面白いですよう。

文学的に魅力のある小説は

やっぱり、『めれちゃん一家、女三代記』だと思うよう。

これならば、直木賞か芥川賞は間違いないね。

うん、うん、うん。。。

僕ちゃんが太鼓判を押しますよう。

でも、選考委員を誰も知らないから、

裏金をつかませないと、ダメだよね。

うへへへへ。。。

でも、そこまでして、めれちゃんが

直木賞と芥川賞を欲しいとは思いませんよう。

やっぱり、狙うのはノーベル文学賞だよね。

ん。。。?

話が大きすぎるゥ?

そうかもねぇ~~

あまり大きすぎると、

次女猫が呆れて、

また眠ってしまいそうだよねぇ~。



オイ!次女猫!

眠ってる場合じゃないぞォ~

起きて、めれちゃんの小説のモデルになれ!

素晴しい作品をめれちゃんに書かせてね。

デンマンからのお願いィ~♪~

聞いてよにゅ~♪~あん。。。

デンマン!

いつまでも、バカやってる場合じゃない!

バンクーバーは午前4時になるんだよう!

では、めれちゃん、おやすみなさ~♪~い

次女猫も、しっかりと眠ってね。

じゃあね。

\(^o^)/ キャハハハ。。。

by デンマン

2008/07/20 7:54 PM





次女猫は、ぷーぷー言ってわたしに甘えた後、
ぽちゃぽちゃの身体を
横たえて寝ていますよ♪

さっきまでは、壁のぼり
上までのぼったら、
腕の力で、ドアの上の壁
にぶらさがって移動

すごい運動神経です…

by めれんげ

2008/07/23 3:19 PM





次女猫は、本当に楽しくて面白そうな

キャラクターだね。

1日中見ていても飽きないね。

次女猫の記事がたくさん書けそうですよう。

『めれんげと猫三匹ブログ』を書いたら、

きっと面白いものができあがるよう!

個性的な三匹の猫と

三人の異なる女が同居しているような

めれちゃんと織り成す愉快な物語。

考えただけでも楽しそうですよう。

うしししし。。。

めれちゃんも、時間が余って退屈したら、

そうゆうブログを立ち上げてね。

期待していますよう。

うへへへへ。。。

\(^_^)/キャハハハ。。。

by デンマン

2008/07/23 5:31 PM



猫ブログ。
楽しそうですね!
ん~。良さそうな所
探してみようかな?

by めれんげ

2008/07/23 6:26 PM



『即興の詩 美女にゃ』のコメント欄より

『美女猫』(2009年10月19日)に掲載



つまり、めれんげさんが可愛がっている三匹の猫の事が言いたかったので広重の浮世絵を持ち出してきたのですか?



もちろん、それだけじゃありませんよ!

まだ他に言いたいことがあるのですか?

ちょっと次の小文を読んでみてください。


(sky002.jpg)

その日、私は防波堤から砂浜に駆け降り、風に舞い上がって耳あてのついた帽子のような形になって、ふわふわと飛んでゆくコンビニの袋を追いかけていた。
母がコンビニで買ったアイスクリームを取り出したとき、風にあおられて袋が飛ばされ、私はそれを追いかけているのだけれど、母は防波堤に腰かけ、アイスを食べながらそんな私を見て笑っているのだった。

意外に遠くまで飛んだビニール袋に追いつき、ジャンプしてつかまえたとき、何かが走ってくる気配を感じた。
逆光でよく見えないその何かは、私の足元まで駆け寄って来て止まった。
何?
私が見下ろすと、それは黒い子犬で、その子も私を見ている。
くりくりした黒い瞳。


(dog101.jpg)

前世以来の再会だとでも言うように、その子犬は私をじっと見つめる。
私はドキドキしながら思わずしゃがんで、子犬の頭をなでた。
子犬はぶんぶんとシッポを振り、もっとなでてとばかりに小さな頭を私の手のひらにグイグイと押しつけてくる。
その間も、目はじっと私を見つめている。
私の中に何かが流れ込んでくる。
この子を連れて帰りたい!と思わず抱き上げると、私の腕の中で子犬は安心したように丸まった。

「つかまえてくれて、ありがとう」
声のほうを振り返ると、セーラー服の女の人が私の横にいた。
「ダイスケが人になつくの、はじめて見た」
女の人が両手をさしのべるようにすると、それに反応して子犬は私の腕をすりぬけて、ピョンと彼女の胸に飛び込んだ。
私は放心してしまって、ただそこに立ちつくしていた。
彼女は子犬の前足を持ち、「バイバイ」と振った。
私も「バイバイ」とつぶやき、遠ざかってゆく子犬を、姿が見えなくなるまで見つめていた。

「行こうか」
いつのまにか横に来た母に肩を叩かれた。
「見た? 今の犬見た?」
私は興奮していた。
「見てたよ。 あかりは犬、怖くないんだね」
「かわいい……」
私を見つめていた黒い瞳。
腕の中にいた温かみと重み。
それから私は街や海辺で犬を見かけると、じっと見つめてしまうようになった。


(hamabe03.jpg)

(写真はデンマン・ライブラリーより)



12-13ページ 『犬と私の10の約束』
著者: 川口 晴
2008年2月25日 第11刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋



犬と人間の心の交流があるようで、ほのぼのとした気持ちになりませんか?



そうですわねぇ~。。。


(hirosh05.jpg)

僕は浮世絵の中のこのワンワンちゃんを見た時に、上の文章が心の中に浮かんできたのですよ。

デンマンさんにも、このような経験があったのですか?

僕は子供の頃、子犬が飼いたくて仕方がなかった。 でも、母親が許してくれなかった。

デンマンさんのお母さんは犬が嫌いなのですか?

いや、好きですよ。 でも、僕に世話ができるのか? 僕は飽きっぽい性格だったから、結局、僕の母親が自分で世話をする羽目になると思ったのでしょうね。 それで、とても犬の世話どころではない!と思ったらしく、僕の気まぐれを嗜(たしな)めたのですよ。

つまり、この事が言いたかったのですか?

違いますよ。

他に何が言いたかったのですか?

上の文章には続きがあるのですよ。 上の子犬を見た「あかり」ちゃんは、当時はまだ小学校1年生か2年生なのですよ。 でも、上の様子を見ていたお母さんが「あかり」ちゃんに後で子犬のプレゼントをするのです。 それで「あかり」ちゃんは、その子犬に「ソックス」という名前を付けた。 その後、お母さんは「あかり」ちゃんが12歳の時に癌で亡くなってしまうのですよ。

あらっ。。。 「あかり」ちゃんが12歳のときにですか? 可哀想に。。。

そうなのです。 やがてお父さんと引越しをする時に犬小屋を片付けていると、奥の方から封筒が出てきた。 その手紙が次の文章です。 読んでみてください。

ごめんね、あかり。
おかあさんはあかりを置いて先に逝きます。
ソックスが生きているうちはソックスが私のかわり。
あかりを見守ってくれるよ。
そして、ソックスも、いつかはあかりより先に逝くでしょう。
そのとき、私はいよいよ念願の風になります。
いつかあかりは私を風みたいだってほめてくれたよね。
あれ、かなりうれしかった。
ちょっといたずらな風が吹いたら、私がそばにいると思ってください。



それからもうひとつ。
『犬との10の約束』は覚えてくれてる?
あれにはつづきがあります。
それは約束ではなくて、『虹の橋』という詩です。
ソックスが先に逝ってしまったあとで読んでみてね。


(dog203.jpg)

『虹の橋』
動物は、死んだあとに虹の橋と呼ばれる場所で暮らします。
そこは快適で満ち足りているのですが、ひとつだけ足りないものがあります。
それは特別な誰か、残してきてしまった誰かがそこにはいないこと。
それがさびしいのです。


(rainbow9.jpg)

草原で遊び回っている動物たちのうち一匹が突然遊ぶのをやめ、遠くに目をやります。
一心に見つめるその瞳は輝き、からだはかすかに震えはじめます。
その子は突然草原を飛ぶように走り出します。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの特別な友だちは再会のよろこびに固く抱き合います。
そして、あなたを心のそこから信じているその友だちの瞳を覗き込みます。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
心からは一日も離れたことのなかったその瞳を。

じゃあ、元気でね。 

母より

 (写真はデンマン・ライプラリーから)



200-201ページ 『犬と私の10の約束』
著者: 川口 晴
2008年2月25日 第11刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋



なんだか、ジ~ンときますわねぇ~。。。



そうでしょう!? 猫では、こうはならないと思うのですよ。



【卑弥子の独り言】



ですってぇ~。。。
どうして小百合さんが「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?
ご存知でござ~♪~ますか?

実は簡単な事なのですわよ。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですって。
分からない事ではござ~ませんわ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。
現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


(suikyu9.jpg)

それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

とにかく、興味深い話題が続きますう。
どうか、あなたもまた読みに戻って来てくださいませ。
じゃあ、またねぇ。。。





ィ~ハァ~♪~!

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こんにちは。ジューンです。

盲導犬の歴史は古いのですわ。

盲目の人の歩行補助に犬が使われた例で最も古いのは、ポンペイの発掘品の中に見られます。

すでに2000年以上も前に介助犬として人間のために働いていたのですね。

13世紀の中国の絵の中にも同じような絵が発見されていますが、それらはどれも長いロープで繋がれた犬が、視覚障害者を引っ張っている様子です。

確実な資料では、1819年、ヨハン・ウイルヘルム・クライン (Johann Wilhelm Klein) というウィーンの神父が、犬の首輪に細長い棒をつけ盲導犬として正式に訓練したのが最初です。

その後1916年に、ドイツ赤十字のシュターリンとドイツシェパード犬協会のシュテファニッツが、第一次世界大戦中、戦盲者のために盲導犬を育成しようとオルテブルクに学校を設立し、翌年に盲導犬が作出されて戦盲者の誘導に役立てました。

1923年にはポツダムに国立の盲導犬学校が設立され、多数の盲導犬が誕生し戦盲者の社会復帰を促しました。

警察犬の実用化を研究するためヨーロッパに滞在中であったアメリカ人のドロシー・ユーステス夫人は盲導犬の活躍に関心を抱き、スイスのヴェヴェイにある盲導犬学校での研究の後、1929年にニュージャージー州のモーリスタウン近くのホイッパニーに盲導犬育成の学校を設立しました。

これが現在、世界で最も歴史と実績のある協会 The Seeing Eye, Inc.です。

現在、アメリカ合衆国にはこの他にそれぞれが独立した組織として9つの育成施設があります。

英国では、1930年にThe Seeing Eye, Inc.より1人の指導者を招聘し、1931年に4頭の盲導犬が誕生しました。


(dog118.jpg)

その後、1934年にThe Guide Dogs(The Guide Dogs for the Blind Association) が設立されました。

現在1つの本部の下に9つの訓練所があります。

盲導犬はその他豪州・オランダ・フランス・イタリア・フィンランド・スイス・ノルウェー・南アフリカ共和国、日本などで育成されています。



ところで、英語の面白いお話を集めました。

時間があったら覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための愉快で面白い英語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。





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