源氏物語とおばさんパンツ
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デンマンさん。。。 どういうわけで源氏物語と“おばさんパンツ”を並べたのでござ~ますか?
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いけませんか?
だいたい。。。 トップの画像に見える“源氏物語がエロいのォ~?”という設問自体が不謹慎でござ~ますわァ。
でも。。。、でも。。。、多くのネット市民が“源氏物語はエロい!”と思っているのですよ。
その証拠でもあるのでござ~ますか?
ありますよ。。。 次の検索結果を見てください。
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■『現時点での検索結果』
「源氏物語はエロいの?」と入れてGOOGLEで検索すると 106,000件もヒットするのですよ。
でも。。。、でも。。。、色枠で囲んである①番から④番まではデンマンさんが書いたり呟いたりしたものではありませんか!
とにかく、「源氏物語はエロいの?」と入れて 106,000件もヒットするということは 多くの人が源氏物語はエロいと考えているのですよ。
でも。。。、でも。。。、日本の人口は1億人を越しているのですから、 仮に106,000人が源氏物語をエロいと思っていても 0.1パーセントですわ。。。 で、どう言う訳で源氏物語と“おばさんパンツ”が関係あるのですか?
だから、京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授が“おばさんパンツ”を穿いているからですよ。
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つまり。。。、つまり。。。、あたくしが“おばさんパンツ”を穿いて 女子大学で源氏物語を教えているので今日の記事のタイトルを“源氏物語とおばさんパンツ”にしたのですか?
いけませんか? (微笑)
そんな。。。、そんなことを言ったら ここまで読んでこられた多くのネット市民の皆様か他のブログへ飛んでしまいますわァ~。。。
もちろん、それだけではないのですよ。。。 ちょっと次の小文を読んでください。
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筆おろし
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六条の御息所は
光源氏の初めての恋人。
年上の教養ある女性です。
気位の高い彼女は
源氏の心が自分から
離れそうになると、
自分の方から身を引きます。
でも、心の中では
光源氏への思いを断ちがたく、
生霊(いきすだま)となり、
源氏の正妻「葵の上」を
とり殺してしまいます。
六条の御息所は
それ程の激しい愛情で
光源氏を愛していたのでしょう。
平安の昔、
家柄が高く、
やんごとなき貴家ともなれば、
女児は未通で嫁入りする事が
絶対条件でした。
男児は元服が筆おろしの
目安だったようです。
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その“筆おろし”ですが、
天皇や将軍などの場合だと、
その介添えをするのは乳母
の場合が多かったと
言われています。
乳母といっても
だいたい24~5歳の
当時としては
女盛りの年増。
元服(男児の成人式)が
12~16歳の間ですから、
互いに理想的な
相手です。
少年の未知への
飽くなき好奇心と
有り余る精力。
女盛りで少年の心を
充分に知っている“熟女”は
勢い教育熱心な余り、
乳母であるよりも女として、
つい愛欲に溺れてしまうのも
自然な成り行き。
その結果、
乳母が妊娠する事も
あったようです。
男にとって最初の女に
特別な思いを抱くのは当然で、
こうして乳母がそのまま
正室になることも珍しくなかった。
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入念に手ほどきを受け、
手練手管を仕込まれたら、
男たるもの、
女好きにならないわけがない。
しかも乳母なるがゆえに、
他にさしたる仕事はなく、
男は心置きなく色事に専念できる。
光源氏にとって
六条の御息所は
乳母のような存在だったのでしょう。
それも、乳母と言うより
次第に女として愛してゆく。
六条の御息所も
“乳母”のように
源氏をいつくしみながらも
熟女として
源氏との愛に溺れてゆく。
でも、熟女の思慮と分別に
目覚めて身を引くのです。
しかし、萌え盛った
女の情念は止み難く
生霊(いきすだま)となり、
源氏の正妻「葵の上」を
とり殺してしまう。
光源氏と
六条の御息所の間に萌え盛った
情念の激しさが見えるようです。
by デンマン
『紫式部の涙』より
(2010年2月23日)
つまり。。。、つまり。。。、平安時代の乳母が“おばさんパンツ”を穿いていたのでござ~ますかァ~?
京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授が そのような愚かな事を言ってもらっては困りますよ! 平安時代の乳母が“おばさんパンツ”を穿いているわけがないでしょう!
じゃあ。。。、じゃあ。。。、いったい どなたが平安時代に“おばさんパンツ”を穿いていたのですか?
どなたも穿いてるわかないでしょう!
だったら。。。、だったら。。。、どういうわけで源氏物語に“おばさんパンツ”を並べてタイトルに書いたのでござ~ますか?
あのねぇ~、平安時代には男は少年時代に結婚するのですよ。
だから。。。?
だから、結婚しても初夜に何をするのかよく分からない。。。 とにかく、光源氏は12歳で元服し、その元服の夜に左大臣家のお姫様である“葵の上(あおいのうえ)”と夫婦になったのですよ。
だから。。。?
あのねぇ~、当時の12歳は数えですよ。。。 満年齢で言うと 11歳です。。。 今ならば、さしずめ小学校の5年か6年生ですよ。
確かに、そうでござ~ますわねぇ~。。。
だから、平安時代には元服の夜には たいてい年上の女性が少年に性の手ほどきをするのです。。。 それを“副伏(そいぶし)”というのですよ。。。 つまり、添い寝しながら少年に性の手ほどきをするわけです。。。 卑弥子さんは、そのような基本的な事実を知っているでしょう!?
あああらあああァ~。。。 恥ずかしいわああァ~。。。
卑弥子さんは何を恥ずかしがっているのですかァ~!
つまり。。。、つまり。。。、“副伏”する年上の女性が“おばさんパンツ”を穿いていたとデンマンさんは言いたいのですかァ~?
あのねぇ~、さっきも言ったように平安時代には誰も“おばさんパンツ”を穿いてなかったのですよ! んもおおおォ~! どうして卑弥子さんは“おばさんパンツ”に拘(こだわ)るのですか?
だってぇ~。。。、だってぇ~。。。、デンマンさんが源氏物語と並べて“おばさんパンツ”をタイトルに書いているではござ~ませんかア!
“おばさんパンツ”の事は、しばらく忘れてください! ここで重要なのは年上の女性が少年に性の手ほどきをするということなのですよ。
そのことがそれほど重要なのでござ~ますか?
そうなのです。。。 ところで卑弥子さんは次の映画を見たことがありますか?
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もちろん観ましたわァ。。。 『風と共に去りぬ』ではござ~まさんか! あたくしのお気に入りの映画ですわ。
そうです。。。 名作ですよね。。。 誰にも思い出の映画ってあります。
デンマンさんにとっても上の映画が思い出の映画なのですか?
いや。。。 僕にとって懐かしい映画は『おもいでの夏』ですよ。
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あらっ。。。 とっても良さそうな映画ですわねぇ~。。。?
卑弥子さんは観たことがないのですか?
残念ながらないのですわァ~。
僕はこのテーマ音楽を聴いただけでなんだか 胸が締め付けられるのですよゥ。
それほど感動的な映画だったのですか?
そうです。。。 その事については、レンゲさんと話したことがあるのですよ。。。 その時の記事から抜粋してみますから、卑弥子さんも読んでみてください。
レンゲさんは『おもいでの夏』という映画を見たことがありますか? 古い映画ですよ。 1971年にロバート・マリガン監督が作ったものですよ。
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題名だけは知っていますが、まだ見たことはありません。どんな内容なんですの?
舞台は1942年のニューイングランドです。15才の少年がジェニファー・オニールが演じる人妻に恋をする物語ですよ。
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レンゲさんは16才で桜の花びらを散らしたわけだけれど、この少年は15歳で散らしたわけです。男だから、散らしたと言うより“筆おろし”をしてもらったと言う方がいいでしょうね。
デンマンさんは、いくつのときに筆おろしをなさったんですの?
19歳でした。
どなたと?
だから由香さんとですよ。すでにレンゲさんには話しましたよ。由香さんに関心のある人は次のリンクをクリックして読んでみてください。
■ 『レンゲさんがすばらしい人とめぐり合えるように!』
(2005年11月12日)
それで、その映画は?
人妻役を演じたジェニファー・オニールがなんとも美しかったですよ。 話はずいぶん昔のことなんですよ。太平洋戦争で南方の戦線に従軍した夫が日本軍と戦って戦死してしまうんです。その公報が届き悲嘆にくれるその日に人妻は自分に憧れている少年を受け入れるんです。つまり、まだウブではあるけれども、この人妻を成熟した女の理想としてとしてあこがれ、性的関心に疼(うず)いている少年を優しく大人の性愛の世界へ導くのですよ。詳しいことは次のリンクをクリックして読んでください。
■ 『おもいでの夏(Summer of '42)』
デンマンさんは、そのような映画がお好きなんですの?
たまにはいいですね。今でも、ワクワクして見ることが出来ますよ。
それで、どのようなところが見所なんですの?
もちろん、“筆おろし”のシーンが最高のクライマックスですよ。近頃の安っぽいセックス・シーンと比べると気品があって実にすばらしい名場面だと思います。マリガン監督の手腕がこのシーンに良く現れていると思いましたね。
ちょっとだけ、そのさわりのところを教えてくださいな。
やっぱり、知りたいですか?
デンマンさん、じらさないでくださいよ。んも~~
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分かりましたよ。ちょっとだけねェ。。。浜辺に建つこじんまりとした家。ほの暗い部屋。見つめる少年。服を脱ぐ人妻。。。この人妻のしぐさには決していやらしさがないんですよ。とにかくジェニファー・オニールが演じているんですからね。清楚な印象の中にもグッとひきつける性的魅力があふれていますよ。印象的だったのは、この人妻の身に着けたパンティーでした。これが人妻の性格だとか雰囲気にぴったりとフィットした代物(しろもの)でした。
この写真がそれですか?
ジェニファーがはいていた実物のモノではないですよ。似たようなものを探して貼り付けました。
おばさんパンツですわァ。デンマンさんは、このようなモノがお好きなんですの?
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好きだと言うよりも、あの映画の中では、このような白い“おばさんパンツ”じゃないと雰囲気をぶち壊してしまうような気がしましたよ。僕が良く引き合いに出すレンゲさんの中に住んでいるサディストがはいている黒いビキニ・タイプのパンティーでは人妻の清楚な感じが出ないですよ。そう思いませんか?
つまり、デンマンさんは、あたしがはくような黒いパンツはお嫌いなんですのね?ダサいおばさんパンツの方がお好きなんですのね?
僕は、何もレンゲさんのはくパンティーの事を言っているんじゃありませんよォ~。勘違いしないでくださいね。
分かりましたわ。それで、こうまでクドクドとパンツの事を持ち出してきて、一体何がおっしゃりたいのですの?
実は、へへへ。。。僕にも同じような経験があるんですよォ~。
映画の中の15歳の少年のような。。。?由香さんとですか?
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『あなたにとって映画とは?』より
(2014年7月6日)
つまり。。。、つまり。。。、現代版の“副伏(そいぶし)”では、年上の女性は レンゲさんのような黒いストリング・ビキニ タイプのパンティーじゃなくて ジェニファー・オニールが映画の中で穿いていたような白い“おばさんパンツ”を穿くべきだとデンマンさんは思い込んでいるのでござ~ますか?
そうです。。。 いけませんか?
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ですってぇ~。。。
確かに、分からないことではござ~ませんわァ。
でも、要するに、それがデンマンさんの叶えられなかった夢なのでしょうねぇ~!?
たぶん、由香さんは レンゲさんが穿いていたような黒いストリング・ビキニだったのですわよゥ。
あなただって そう思うでしょう?
ところで、おばさんパンツのお話も面白いでしょうけれど、
古代にも いろいろな面白いお話がござ~ますわァ。
あなたのために平安史、古代史の記事を用意しましたわァ。
ぜひ お読みくださいまし。
では。。。
■天武天皇と天智天皇は
同腹の兄弟ではなかった。
■天智天皇は暗殺された
■定慧出生の秘密
■藤原鎌足と長男・定慧
■渡来人とアイヌ人の連合王国
■なぜ、蝦夷という名前なの?
■平和を愛したアイヌ人
■藤原鎌足と六韜
■古事記より古い書物が
どうして残っていないの?
■今、日本に住んでいる人は
日本人でないの?
■マキアベリもビックリ、
藤原氏のバイブルとは?
とにかく、次回も興味深い記事が続きます。
だから、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、またねぇ~。。。
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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。
卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。
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■『オルフェと聖徳太子』
■『寅さんの本棚』
■『平成の紫式部』
■『心にしみるウンチ』
■『念願のトップページへ』
■『愛とロマンの昔話』
■『愛とロマンのアクセス解析』
■『兄妹の恋のつづき』
■『源氏物語エロいの?』
■『酒が行って着物目変境』
■『日本は外人に乗っ取られたの?』
■『ん?ヒトラーはベジタリアン?』
■『ふるさとの選挙と黒い霧』
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■『ハマグリにハマる』
■『ハマグリの誘惑』
■『ハマグリの足跡を追って』
■『芭蕉と遊女』
■『光源氏もビックリ』
■『エロエロ源氏物語』
■『悲痛の紫式部』
■『卑弥子のえっち』
■『白妙の和歌を探して』
■『キーワード診断』
■『紅のボート難民』
■『ん?ネトウヨ』
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■『下衆のかんぐり』
■『桓武天皇のママがネットで』
■『ござが天皇とGOOGLE』
■『エロ 建礼門院』
■『一敗が三人に!』
■『行田の黒い霧をはらう』
■『ペルシャ人が飛鳥に』
■『小柴垣草子』
■『後白河上皇ダントツ』
■『ブスと美人』
■『エロい話が好き?』
■『死んでも生きてる』
■『失意の太田将宏』
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