2014年3月4日火曜日

ベーグルの夢

 
 
ベーグルの夢
 

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デンマンさん。。。 しばらくハルヴァにハマっていると思ったら、今度はベーグルですか?


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いけませんか? 

別にベーグルでもかまいませんけれど、どうして急にベーグルなのですか?

あのねぇ~、その質問に答えるには僕が実家に書いた手紙を読んで欲しいのですよ。


2014年3月2日 (日曜日)



正造さんから電話があって、母上様が2月28日に「ハートフル行田」を
退院して実家に戻るということを聞きました。
その後、お元気でお過ごしですか?
まだ寒さが続きますから風邪など引かないように気をつけてくださいね。


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もう3月です。
あと1ヶ月もすれば、大長寺のそばの桜が咲き始めるでしょう!
そして夏が来て、やがてまた10月がめぐってきます。
今年の秋には、お互いに元気な姿で再会しましょう!


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月日の経つのは本当に早いものです。
「光陰矢のごとし!」と昔の人は言いましたが、
まさに、月日は弓から弾(はじ)き飛ばされた弓矢のように
すばやく飛び過ぎてゆくような気がします。

正造さんの話では、犬塚の従妹の友子ちゃんの娘、まりちゃんが 社会人になっているとのこと。。。
小生が最も印象的に覚えている友子ちゃんは、まだ小学校へ上がる前の時の小さな女の子でした。
行田の“初午(はつうま)”や“酉の市(とりのいち)”のお祭りに犬塚のおばあさんが友子ちゃんを連れて
やって来たきたことがありました。

友子ちゃんが5つか6つの頃だろうと思います。
よくしゃべる女の子で、おばあさんを相手に喋(しゃべ)り捲(まく)っていました。
おばあさんが母上様と話し込んでいるときには、一人でシャベりながら遊んでいましたよ。
とにかく、よく動き、よくしゃべる女の子でした。

あの女の子の娘が、今では社会人というのですから、ビックリします。
栃木県の日光市でベーグルを作っているパン屋さんに勤めているそうです。

ベーグルというものを母上様は食べたことがありますか?
ドーナツのような丸い形をしているのですよ。
小麦粉の生地をひも状にのばし、両端を合わせて輪の形にして発酵させ、
茹でた後にオーブンで焼いて作るのです。

もともとはロシアとかドイツで ユダヤ人が作っていたパンです。
日本でも20年ぐらい前からブームになったようです。
小生も熊谷駅の“駅中”のパン屋さんでベーグルを買って食べましたが、
バンクーバーのベーグルと比べるとモチモチしていて、柔らかくて、日本人向けに作ってあるようです。
バンクーバーでは一個が30円から50円ほどですが、
日本では130円から150円ぐらいします。
熊谷駅のパン屋さんでは130円だったと思います。

日本のベーグルは、外側はカリッと焼き上げられ、内側は柔らかくて、もっちりと詰まった歯触りになっています。
バンクーバーのベーグルは日本のベーグルと比べると硬くて、食べた後でも胃袋にしばらく残っている感じです。
普通のパンと比べると腹持ちがすごくいいですよ。
パンを食べるというよりも ご飯を食べたような感じです。
水分量が少ないので、冷凍保存なら家庭用の冷蔵庫でも1ヶ月程度は充分に保存できるそうです。

ベーグルにはいろいろな種類があって、
白ゴマ、ニンニク、芥子の実、刻みタマネギや、それらを混ぜ合わせたものなどがあります。
また、生地にシナモンとレーズンやリンゴ、ブルーベリー、クランベリー、ライ麦、
プンパーニッケル(六割ライ麦パン)、鶏卵、サワードウなどを加えたものもあります。


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小生が行田に帰省するときには、まりちゃんが小生に会ってぜひ話が聞きたいと言うので
ついでだから、ベーグルもたくさん持ってきてもらいますよ。
そうすれば、母上様も まりちゃんに会う楽しみと、ベーグルを食べる楽しみが増えるというものです。

まりちゃんは、できたらカナダに移住したいというので
正造さんに小生の電話番号を聞いて電話をかけてよこしました。
はきはきした娘で、母親に似て、物怖(ものお)じしないで、明るく元気にしゃべる娘です。

バンクーバーの生活費だとか、
語学研修の学校のことだとか。。。
カナダで仕事に就(つ)くためにはどうしたらよいか?とか。。。
カナダの生活についての、いろいろな疑問について小生から話を聞きたかったそうです。
2月24日と26日に電話をかけてよこして、
2日合せて2時間ぐらい話しました。

これからは人生80年になりますから、一度ぐらいは海外に出て生活がしてみたいのでしょう!
“可愛い孫には旅をさせろ!”
昔の人は、そのようなことも言いました。
まりちゃんも、長い人生の中で、いい経験をつむことになると思います。

一生は一度しか生きられませんから、自分の生きたいように生きるのが一番幸せです。

寿命も延びて、今では80歳、90歳、100歳まで生きるのも夢ではありません。
母上様のように長生きしている人は日本には数多くいます。
だから、隆志さんも、正造さんも生きようと思えば まだ充分に第2の人生を送ることができます。

隆志さんも第2の人生を考えてみてください。
隆志さんは凧あげの凧を作るのが上手(じょうず)で、模型飛行機を作るのも上手でした。
手先が器用でしたよね。
実家の祖父の定吉さんは“くりもの屋”をしていて“置き物”などを細工していたそうです。
昔、古い家の2階の床の間には、埼玉県の品評会に出品して2等賞をもらった大きな賞状が飾ってありました。
隆志さんは定吉さんから“隔世遺伝”で“手先の器用さ”を受け継いだのかもしれません。
だから、その手先の器用さを生かして、棟方志功を目指して版画家になるのもいいですよ。


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あるいは、デザインの才能を生かして、あの水玉模様で有名な草間彌生のような前衛画家になるのも面白い人生でしょう!


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第2の人生を生きるのは夢ではありません。
失われた13年間を取り戻すつもりで頑張ってください。

小生もカナダに移住を決めた時には第2の人生を歩むつもりで日本を飛び出しました。
まりちゃんも、第2の人生をカナダで送るつもりなのかも知れません。

小生は、隆志さんや正造さんが実家に居てくれたので、
自由に、自分の好きなように海外で生活することができました。
そういう意味で、隆志さんや正造さんには感謝しています。

これからも母上様の力になって、皆で仲良く楽しい毎日を送ってください。
一生は一度だけです。
でも、第2の人生を送ると決めた時に第2の人生は始まります。
お互いに悔(く)いのない人生を送りましょう。
では、皆さん お元気で。。。


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デンマン



あらっ。。。 ベーグルを作っている まりちゃんという女の子がデンマンさんに突然電話をかけてよこしたのですか?



友子ちゃんという僕の従妹には、彼女が大人になってからも何度か会ったことがあるのだけれど、その娘のまりちゃんには会って話をした記憶がないのですよ。 だから小さな頃の顔も覚えてない。

そのまりちゃんが電話してベーグルの話をしたのですか?

そうなのですよ。 小百合さんも覚えていると思うけれど、僕はベーグルのことで何度か記事を書いたのですよ。


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『熊谷駅中のベーグル』

 (2013年3月1日)

『マリアさんが焼いたベーグル』

 (2010年12月11日)




それで、上の記事のベーグルの話をして、盛り上がったのですよ。



デンマンさんは食べ物のことになると何でも凝るのですわね?

いや。。。 僕は食べるものに拘(こだわ)ってはいないのですよ。 むしろ、食べ物には無関心な方だったのだけれど、小百合さんが「私、食べるの好きです」という人だから、ついつい記事の中で食べ物の事を書くようになったのですよ。

あらっ。。。 そうだったのですか? それで、今年の秋にデンマンさんが帰省したら まりちゃんと会って いろいろとカナダの話を聞かせるのですか?

そのつもりです。 小百合さんもベーグルには拘りがあるでしょう? どうですか? 僕と一緒にまりちゃんに会いませんか?

そうですわね。。。 考えておきますわ。

それにねぇ~、まりちゃんは FC2 でベーグルのことでブログも書いていると言うのですよ。

あらっ。。。 マジで。。。?

FC2の URL は長たらしいので すぐにメモを取る気にならなかったけれど、昨日(3月3日、バンクーバーでは2日)、「まり ベーグル FC2」と入れてGOOGLEで検索したらすぐに見つかりましたよ。


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あらっ。。。 トップに表示されているのが まりちゃんがベーグルのことについて書いている記事ですか?



そうなのですよ。 僕は すぐにクリックしてページへ飛んで行きました。


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『実際のページ』



どうですか? 「私、食べるの好きな」小百合さんでも充分に楽しめるブログだと思いませんか?



そうですわねぇ。。。 デンマンさんは、すぐにコメントを書いたのですわね。。。

そうですよ。 上の記事を読んで、間違いなく まりちゃんが書いたという直感がありましたからね。。。

実際に、デンマンさんの従妹の娘さんの まりちゃんに間違いなかったのですか?

マジで、まりちゃんでしたよ。 ホントに世界は狭くなったものだと実感しました。 つい先日電話で話したばかりで、昨日、GOOGLEで調べてクリックしたら、まりちゃんのブログに出くわしたのですからね。

でも、デンマンさんの親戚の まりちゃんだと、どうして解ったのですか?

簡単なことですよ。 まりちゃんが 僕のコメントに対して 4時間後に返信を書いてくれたのです。


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『実際のページ』



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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。
あなたはベーグルが好きですか?
あたくしも ベーグルには目がないのでござ~♪~ますわ。
あれってぇ、普通のパンと比べたら お腹持ちがいいのですわよねぇ。
だから、おやつには最適でござ~ますわあ。

ところで、まりちゃんが“ポトフ”を作りました、とブログに書いてありますけれど、
デンマンさんは知らなくて、あたくしに「ポトフ」ってぇ何? と訊いたのでござ~ますわよ。
あなたは知っているでしょう?

あらっ。。。 あなたも知らないのでざ~ますかァ~?
じゃあ、あたくしが教えて差し上げますわ。

ポトフというのは フランス語で“pot-au-feu”と書きますゥ。
フランスの家庭料理のひとつで、元の意味は「火にかけた鍋」なのですわ。

ポトフの材料として、牛肉はじめ ソーセージなどの肉や、大きく荒く切ったニンジン、タマネギ、カブ、セロリなどの野菜類を混ぜて、じっくり煮込んだ料理ですわ。
スープは食塩、香辛料(黒コショウ、ハーブ、クローブ等)などで風味を調え、肉や野菜は食べやすい大きさに切ってからマスタードを添え、それぞれ別皿に盛って お出しするのでござ~ますわ。

90秒で解説!ポトフの作り方

(簡単レシピ)




各国に類似の料理があります。
ドイツ料理でいうアイントプフは、ポトフのドイツ版ですわ。
また、フランス語版Wikipediaを見ると、日本版ポトフとして「おでん」を挙げていますわ。
マジで、面白いですわねぇ。 おほほほほほ。。。

ところで、どうして小百合さんが「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?
ご存知でござ~♪~ますか?

実は簡単な事なのですわよう。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。
分からない事ではござ~ませんわ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。
現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉



軽井沢のイルミネーション



秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩



とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


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メチャ面白い、

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