また、宮沢りえ?
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ケイトー。。。 また、宮沢りえさんを取り上げるのォ~?
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いけませんか?
だってぇ、4月25日に次の記事で取り上げたばかりじゃないのォ~?
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■『宮沢りえブーム?』
あのねぇ~、どうして宮沢りえさんを また取り上げたかというと、上の記事が読まれているのですよ。
マジで。。。?
ちょっと次のリストを見てください。
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■『拡大する』
これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の6月1日から6日までの「リンク元URL」のリストですよ。 赤枠で囲んだ1番に注目してください。
あらっ。。。 マジで『宮沢りえブーム?』がダントツで読まれているのねぇ~。。。
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■『実際の記事』
GOOGLEで検索してケイトーの『徒然ブログ』にやって来たのねぇ~。。。 それで、どういう検索ワードを入れて『宮沢りえブーム?』を見つけたのォ~?
次の「人気検索キーワード」のリストを見てください。
(liv50606c.png)
■『拡大する』
あらっ。。。 “宮沢りえ” と “サンタフェ”の組み合わせで検索したのね?
そういうことですよ。。。
「リンク元URL」のリストの30番の URL をクリックすると どういう検索結果が出てくるの?
次のページが出てくるのですよ。
(gog50606a.png)
■『実際のページ』
。。。で、上のどの写真をクリックすると『宮沢りえブーム?』が出てくるのォ~?
次の写真です。
(gog50606a2.png)
■『実際のページ』
この上の写真だけ?
いや。。。 次の写真をクリックしても『宮沢りえブーム?』が出てきますよ。
(gog50606a3.png)
■『実際のページ』
。。。で、どう言う訳で『宮沢りえブーム?』が読まれるわけなのォ~?
だから、宮沢りえさんの『サンタフェ』という写真集が未だに人気があるのですよ。
(gog50606b.png)
■『実際のページ』
「サンタフェ 宮沢りえ」と入れてGOOGLEで検索すると 105,000件もヒットするのねぇ~。。。
そうですよ。。。
つまり、宮沢りえさんのヌード写真が人気があるというわけねぇ~。。。?
いや。。。 それだけじゃないと思いますよ。
他に、何か理由があるわけなのォ~?
あるのですよう。。。 試しに 次のように検索してみたのです。
(gog50424d.png)
■『現時点での検索結果』
「宮沢りえの人気」と入れてGOOGLEで検索してみたのですよ。
794,000件ヒットするのねぇ~。。。
赤枠で囲んだ記事のタイトルに注目してください。
「宮沢りえに映画やTVから出演オファーが殺到 人気再燃の理由とは」と書いてあるわねぇ~。。。
そうです。。。 2014年9月21日に投稿された記事ですよ。
この記事を読んでみたのォ~?
そうです。。。 シルヴィーのためにソフトカメラでページを撮ったので ここに貼り出しますよ。 見てください。
(gog50424e.png)
■『実際の記事』
ライブドアのニュース記事ですよ。
「ざっくり言うと」と書いてあって、人気再燃の理由が 3つ書いてあるわねぇ~。。。
そうです。。。 2番目に「熟女になった宮沢のトークは面白く、視聴率を見込めるため」と書いてある。 だから、「宮沢りえに映画、TVから出演オファーが殺到している」のですよね。。。 それで、宮沢りえを視聴者がスクリーンやテレビで見ることが多くなるので、また人気が出てくるわけですよ。
「共演者やスタッフの評判もすこぶる良く、懇意にしている俳優は数多い」とも書いてあるわ。
それで、番組のブロデューサーや映画のキャスティング・ディレクターから声がかかりやすい。。。 つまり、出演回数が増える。。。 それが、また人気を高めることになる。
なるほどォ~。。。 そういうわけでネットでも人気があるわけなのねぇ~。。。 でも、宮沢りえさんは、いい映画に出演しているのォ~?
出演しているのですよ。。。 あのねぇ~、僕が宮沢りえさんを取り上げたのも6月3日に次の映画を見たからなのですよ。
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『たそがれ清兵衛』(予告)
ケイトーは上の映画をどこで観たのォ~?
どこで観たのォ~ってぇ、いつものようにバンクーバー市立図書館で DVD を借りて観たのですよ。
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■『実際のカタログページ』
つまり、今日の記事を書くために上の映画を観たのねぇ~?
いや。。。 違うのですよ。。。 あのねぇ~、僕は今年の大晦日までに 1,001本の映画を観る事にしているのです。。。
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■『実際のリスト』
これまでに。。。、つまり、6月3日までに、822本の映画を観たのですよ。
12月31日までに、あと178本の映画を観るつもりなのォ~?
そうです。。。 まだ半年ありますからねぇ。。。 だいたい1日に1本のペースで観れば 大晦日までに 1,001本の映画を観る事ができるのです。。。
そうすると、誰かがケイトーに1千万円の賞金でもくれるのォ~?
いや。。。 別に賞金目当てに 1,001本の映画を観ようとしているわけじゃないのですよ。
じゃあ、何のためなのよう。。。?
映画を観るのが趣味だから、なんとなく 1,001本を観ようと思ったわけです。
どうして 1,001本なのォ~?
最後に『千一夜物語』を観るので、1,001本に決めたのですよ。。。 うへへへへへ。。。
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ケイトーは、かなりの変わり者なのねぇ~。。。
1,001本の映画を観るからってぇ、特に変わり者ではないでしょう!?
つまり、たまたま『たそがれ清兵衛』を観たら、その映画に宮沢りえさんが出演していたというわけなのォ~?
そうなのですよう。。。
それで感動してコメントを書いたわけなのォ~?
いや。。。 特に感動したからというわけじゃないのですよ。。。 もちろん、いい映画でした。。。 2002年に日本の“アカデミー賞”を12個も もらったのですから。。。 それに、アメリカの外国映画の部門でもアカデミー賞の候補になるほどでしたからねぇ~。。。 だから、バンクーバー図書館にも この映画の DVD が2本置いてあるのですよ。 日本映画の中では、この映画は人気があるほうですよ。。。 それで、コメントが14件ついているのです。
特に感動してコメントを書いたのじゃないとしたら、ケイトーは何のためにコメントを書いたわけなのォ~?
同じ映画を2度観ないためですよ。。。 だから、観終わったら必ずコメントを書き込むようにしているのです。 これまでにも、知らずに2度も3度も DVD を手に取って観ようとしたことがあるのですよ。
。。。で、『たそがれ清兵衛』ってぇ、どういう内容なのォ~?
次のような話です。
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幕末の庄内地方。
海坂藩の御蔵役を務める井口清兵衛は、夕刻の終業の太鼓の音を聞くと同僚の酒の誘いも断り真っ直ぐ自宅に帰り、家事と内職にいそしんでいた。
認知症を抱える老母と幼い2人の娘の世話、そして労咳で死んだ妻の薬代や葬儀などで嵩んだ借金を返済するためだ。
日々の暮らしに追われ、着の身着のままの貧乏生活で身なりが薄汚れていく清兵衛。
同僚の中には、そんな彼を陰で「たそがれ清兵衛」と呼んで小馬鹿にする者もいた。
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春、清兵衛は親友の飯沼倫之丞と再会する。
倫之丞は妹の朋江(ともえ)が酒乱の夫・甲田豊太郎に度々暴力を振るわれるため、離縁させたことを清兵衛にうちあける。
清兵衛が帰宅すると、そこには美しい女の姿があった。
朋江であった。
「機織ばかりさせられて退屈だから」と飯沼家を抜け出し清兵衛の家を訪ねていたのだ。
楽しそうに幼少時代を懐古したり娘たちと遊んだりする幼馴染の朋江に、清兵衛は再び淡い恋心を抱いた。
一方その晩、飯沼家では酒に酔った甲田が朋江と離縁させられたことに腹を立て、倫之丞に果し合いを申し込んでいた。
夜道、朋江を飯沼家まで送ってきた清兵衛は、暴れる甲田を取り押さえ、自分が倫之丞に代わって果し合いの相手をすると宣言してしまった。
翌朝、城下の般若寺裏の河原で相対した清兵衛と甲田。
真剣を抜き「斬るぞ」と息巻く甲田を、清兵衛は木刀の小太刀1本であっさりと倒した。
やがてその噂は城内でもささやかれ広まっていった。
朋江は清兵衛の家へ通い、家事や娘の世話を続けていた。
穏やかな日々が続いていた。
そんなある日、海坂藩の藩主が若くして没した。
ほどなく後継者争いが勃発。
藩内に暗雲が立ち込める。
命の危険を感じた倫之丞は、朋江を親友である清兵衛の下へ嫁がせたいと申し出た。
しかし、清兵衛は自らの身分の低さと貧しさを理由にその申し出を断る。
世継ぎが決まり、旧体制を率いてきた藩士の粛清がはじまった。
粛清されるべき人物の中に、一刀流の使い手・余吾善右衛門がいた。
余吾は切腹を命じられながらもそれを拒絶したばかりか、討手の服部某を斬殺。
自らの屋敷にたてこもっていた。
新たな討手を求めていた海坂藩は、若かりし頃に道場の師範代を務め、般若寺裏の決闘で甲田を倒した清兵衛の剣を見込み、その任務を命じる。
清兵衛は断ったが、家老はそれを許さなかった。
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翌朝、清兵衛は朋江を自宅に呼び、身支度の手伝いを頼んだ。
決闘を前に、清兵衛は秘めていた想いをついに打ち明ける。
「果し合いに打ち勝ったら井口家に嫁に来てほしい」と。
しかし朋江は清兵衛に縁談を断られた後、会津の有力な家中との縁談を受けてしまっていた。
余吾の屋敷。
意気込んで乗り込んだ清兵衛が見たのは、憔悴した余吾善右衛門だった。
「お主とすこし話がしたい。まぁ、かけんか。」
余吾は訥々と話しはじめた。
苦しかった浪人時代…労咳で亡くした妻子…藩のために一心に働いた末に命じられた切腹…互いの苦しい境遇に共感しあう清兵衛と余吾。
しかし清兵衛が妻の葬式代のために父から譲り受けた刀を売ってしまったことを知ると、余吾の目付きが変わった。
「わしを竹光で斬るつもりか。」清兵衛が「小太刀で戦うつもりだった」と答えると、余吾が立ち上がった。
「小手先の剣法で、このわしを殺すつもりだったのか。許さぬ。」
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壮絶な果たし合いに打ち勝った清兵衛は、傷だらけの体のまま自宅に戻った。
清兵衛を待っていたのは2人の娘と朋江だった。
朋江を思い生きて帰った清兵衛。清兵衛の無事を待ちつづけた朋江。
2人の心が重なり合った。
朋江を妻に迎えた清兵衛が幸せな暮らしを送ったのは、3年あまりだった。
明治維新とともに勃発した戊辰戦争で賊軍となった海坂藩は、圧倒的な戦力の官軍と戦うことになったのだ。
清兵衛は官軍の鉄砲に撃たれて死んだ。
ラストシーン。
壮齢になった清兵衛の娘・以登(いと)が父の姿を述懐する。
「たそがれ清兵衛は不運な男だったとおっしゃるのをよく聞きましたが、私はそんな風には思いません。私たち娘を愛し、美しい朋江さんに愛され、充足した思いで短い人生を過ごしたに違いありません。そんな父のことを私は誇りに思っております」と。
出典: 「たそがれ清兵衛」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ちょっと面白そうねぇ~。。。
シルヴィーも DVD を借りて観たらいいよ。
それで、ケイトーは『たそがれ清兵衛』を持ち出してきて何が言いたいのォ~。。。?
あのねぇ~、コメントが14件付いているのですよ。 しかも、星印を見れば解るとおり、高評価のコメントなのですよ。。。 つまり、バンクーバーに住んでいるカナダ人が観ても 評判がいい映画なのですよ。。。 僕がこれまでに観た 822本の映画の中にも日本映画があるけれど、10件以上のコメントが付いているというのは珍しい。
要するに、『たそがれ清兵衛』という映画は日本語が解らないカナダ人にも感動を与えるようないい映画だ、とケイトーは言いたいわけねぇ~?
その通りです。。。 宮沢りえさんの人気は『サンタフェ』のヌード写真だけで維持している人気ではないのですよ。。。 そう思いましたね。
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【ジューンの独り言】
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あなたはデンマンさんが記事の中で紹介した映画『たそがれ清兵衛』を観ましたか?
いい映画でしたよね。
2002年度(第26回)日本アカデミー賞では『Shall we ダンス』に続き、『たそがれ清兵衛』は 史上2度目の全部門優秀賞受賞を果たしました。
また、国内において他にも多数の映画賞を受賞し、2003年(第76回)アカデミー賞において外国語映画賞にノミネートされるなど、海外でも高い評価を受けました。
2003年(第76回)アカデミー賞において外国語映画賞を受賞したのは『みなさん、さようなら』というタイトルのカナダ・フランス合作のコメディでした。
フランス語では Les Invasions barbares といタイトルで、
英語では The Barbarian Invasions というタイトルです。
1986年の『アメリカ帝国の滅亡(フランス語版)』の続編的意味合いで撮られた作品でした。
(sayonara88.jpg)
私の個人的な好みでは、『みなさん、さようなら』よりも『たそがれ清兵衛』の方が感動しました。
『みなさん、さようなら』が受賞したのは、現代を扱った、コメディだということだからでしょうね。
それに、審査員の中には『みなさん、さようなら』に出演した役者やスタッフと友達の人もたくさんいたことでしょう。
ところで、シルヴィーさんが登場する記事は たくさんあります。
興味があったら、ぜひ次の記事を読んでみてください。
(sylvie500.jpg)
■『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』
■『真紀子落選(2013年1月14日)』
■『野火(2013年1月18日)』
■『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』
■『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』
(sunwind2.gif)
■『チョコレートと軍産複合体』
■『チョコレートと甘い権力』
■『CIAの黒い糸』
■『美しい日本語再び』
■『宮沢りえブーム?』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。
(hand.gif)
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あなたはデンマンさんが記事の中で紹介した映画『たそがれ清兵衛』を観ましたか?
いい映画でしたよね。
2002年度(第26回)日本アカデミー賞では『Shall we ダンス』に続き、『たそがれ清兵衛』は 史上2度目の全部門優秀賞受賞を果たしました。
また、国内において他にも多数の映画賞を受賞し、2003年(第76回)アカデミー賞において外国語映画賞にノミネートされるなど、海外でも高い評価を受けました。
2003年(第76回)アカデミー賞において外国語映画賞を受賞したのは『みなさん、さようなら』というタイトルのカナダ・フランス合作のコメディでした。
フランス語では Les Invasions barbares といタイトルで、
英語では The Barbarian Invasions というタイトルです。
1986年の『アメリカ帝国の滅亡(フランス語版)』の続編的意味合いで撮られた作品でした。
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『みなさん、さようなら』 あらすじ
ロンドンで証券ディーラーとして働くセバスチャンは、父親レミが癌を患っているとの知らせを聞き、故郷のモントリオールに戻る。
歴史学の教授であるレミは頑固で酒好き、更に女癖が悪く、セバスチャンはあんな人間にはなるまいと強く反発して生きてきたのだが、母ルイーズに頼まれ、父親の最期の日々を楽しいものにしようと手を尽くす。
まず、アメリカの病院の最新設備で検査を受けさせると、末期ガンで手の付けようがない状態であることが改めて確認される。
次に、社会主義者として公立病院に入院することにこだわるレミのために、病室の経営者や組合を買収し、階下の空いているフロアを豪華な病室に作り替えるだけでなく、レミの教え子たちに金を払って見舞いに来させるなど、資本主義の権化のごとく、金にモノを言わせる。
更に、激しい痛みを緩和するためにヘロインが必要と分かると、地元の麻薬課の刑事に入手先を相談する。
当然教えてはもらえなかったが、レミの元愛人ディアーヌの娘ナタリーが麻薬常習者で入手先を知っていると知ると、彼女をレミの世話係として雇う。
古くからの友人やかつての愛人たちに囲まれたレミは、ナタリーの世話とヘロインのおかげもあり、幸福感に包まれたまま最期の日々を穏やかに過ごす。
友人ピエールの湖畔の別荘で過ごしたときが一番幸せだったというレミの言葉に、セバスチャンはピエールから別荘を借り、そこでレミに最期のときを迎えさせてやろうとする。
友人たちと別荘で楽しく過ごしながらも状態が悪化して行くレミは、セバスチャンに「お前のような息子を作れ」と言い、2人は強く抱きしめ合う。
そして、セバスチャンの妹で、仕事で太平洋上にいるシルヴェーヌからのビデオメールを受け取ったレミは、妻子や友人たちに囲まれて安らかな最期を迎える。
レミの葬儀を終えたセバスチャンは父が1人で暮らしていた家をナタリーに貸すと、婚約者のガエルとともにロンドンに帰る。
ロンドンで証券ディーラーとして働くセバスチャンは、父親レミが癌を患っているとの知らせを聞き、故郷のモントリオールに戻る。
歴史学の教授であるレミは頑固で酒好き、更に女癖が悪く、セバスチャンはあんな人間にはなるまいと強く反発して生きてきたのだが、母ルイーズに頼まれ、父親の最期の日々を楽しいものにしようと手を尽くす。
まず、アメリカの病院の最新設備で検査を受けさせると、末期ガンで手の付けようがない状態であることが改めて確認される。
次に、社会主義者として公立病院に入院することにこだわるレミのために、病室の経営者や組合を買収し、階下の空いているフロアを豪華な病室に作り替えるだけでなく、レミの教え子たちに金を払って見舞いに来させるなど、資本主義の権化のごとく、金にモノを言わせる。
更に、激しい痛みを緩和するためにヘロインが必要と分かると、地元の麻薬課の刑事に入手先を相談する。
当然教えてはもらえなかったが、レミの元愛人ディアーヌの娘ナタリーが麻薬常習者で入手先を知っていると知ると、彼女をレミの世話係として雇う。
古くからの友人やかつての愛人たちに囲まれたレミは、ナタリーの世話とヘロインのおかげもあり、幸福感に包まれたまま最期の日々を穏やかに過ごす。
友人ピエールの湖畔の別荘で過ごしたときが一番幸せだったというレミの言葉に、セバスチャンはピエールから別荘を借り、そこでレミに最期のときを迎えさせてやろうとする。
友人たちと別荘で楽しく過ごしながらも状態が悪化して行くレミは、セバスチャンに「お前のような息子を作れ」と言い、2人は強く抱きしめ合う。
そして、セバスチャンの妹で、仕事で太平洋上にいるシルヴェーヌからのビデオメールを受け取ったレミは、妻子や友人たちに囲まれて安らかな最期を迎える。
レミの葬儀を終えたセバスチャンは父が1人で暮らしていた家をナタリーに貸すと、婚約者のガエルとともにロンドンに帰る。
私の個人的な好みでは、『みなさん、さようなら』よりも『たそがれ清兵衛』の方が感動しました。
『みなさん、さようなら』が受賞したのは、現代を扱った、コメディだということだからでしょうね。
それに、審査員の中には『みなさん、さようなら』に出演した役者やスタッフと友達の人もたくさんいたことでしょう。
ところで、シルヴィーさんが登場する記事は たくさんあります。
興味があったら、ぜひ次の記事を読んでみてください。
(sylvie500.jpg)
■『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』
■『真紀子落選(2013年1月14日)』
■『野火(2013年1月18日)』
■『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』
■『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』
(sunwind2.gif)
■『チョコレートと軍産複合体』
■『チョコレートと甘い権力』
■『CIAの黒い糸』
■『美しい日本語再び』
■『宮沢りえブーム?』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。
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