また会おうね
Subj:小百合さん、おはよう!
七夕の乙姫様と彦星のように
来年も再会しようね。
きゃはははは。。。
From: denman@infoseek.jp
To: sayuri@hotmail.com
Cc: barclay1720@aol.com
Date: 2011年10月26日
(水曜日)午前11時54分
小百合さん、昨日は楽しい思い出をありがとう!
町田うなぎ店は火曜日は定休日で
別の店へ行ったけれど、
うな丼と肝の吸い物はうまかった。
館林のつつじヶ丘公園へ行ってしばらくぶりに寒桜を見ましたね。
10月に咲いているたくさんの桜の木があったのには驚きましたよ。
3年ほど前に訪ねた時には、あれほど多くの桜の花はなかったように思うのだけれど。。。
「あらっ。。。“十月桜”って書いてあるわ」
小百合さんが、そう叫んで指差した先には、確かに「十月桜」と書いた木札が幹に結んであった。
「十月桜」なんてぇ、かつて聞いたこともないけれど。。。
それから茂林寺へ行きました。
東京は26.9度まで気温があがって、静岡では29度まで暑くなったけれど、館林は24度くらいだったでしょうか?
とにかく、桜が咲いても不思議ではない陽気でしたよ。
僕は蚊に刺されなかったけれど、小百合さんはたくさんの蚊に刺されてしまったんだよね。
僕よりも小百合さんのほうが蚊にとって旨いのですよ。
きゃはははは。。。
今回は、つつじヶ丘公園で白鳥を一羽も見かけることができなかったので、ちょっと寂しかった。
そう言う訳で小百合さんが白鳥よりも孔雀が見たいと言って連れて行ってくれた中央公園でポニー、モルモット、うさぎ、ヤギなどを見たけれど、残念ながら孔雀は居なかった。
それにしても小百合さんがあれほど動物好きとは意外でしたよ。
そう言えば、大長寺の東屋でダベッた時にカマキリが飛んできて、それを見た小百合さんが「可愛い」と言いながら背中を指先でなぜなぜしたのも意外でしたよ。
カマキリを嫌う女の子を僕はたくさん見てきたから。。。
それからMister Donutへ行って通りに面した青空の下のテーブルに座ってダベリました。
カフェオレを飲みながら食べたフレンチクルーラーは館林の思い出の味になりましたよ。
きゃはははは。。。
「デンマンさん、大長寺ではHよりも感じるハグができるけれど
館林の駅前ではできませんよね。うふふふふ。。。」
小百合さんがそう言ったのでした。
また再会できるまで1年間の空白があるのですよ。
まるで七夕の乙姫様と彦星のようではありませんか!(微笑)
そうなのですよ。
1年に1回の逢瀬(おうせ)なのです。
小百合さんが言い出すまで僕はハグするのを控えようと思っていたのだけれど、反射的に小百合さんをハグしたのでした。
駅前にはたくさんの人が居ました。
小百合さんは斜(はす)に構えて困ったような表情を浮かべていましたが僕がベアハグすると諦めたように大人しくじっとしていましたよね。
熟女の表情に浮かんだ乙女の恥じらいを見たような気がしました。
きゃはははは。。。
ではまた、七夕の乙姫様と彦星のよう来年も再会しましょうね。
楽しみにしています。
じゃあね。
デンマンさんは、またHよりも感じるハグにこだわるのですわね?
いけませんか?
こうして白熊もHよりも感じるベアハグをしていますよ。
デンマンさんはベアハグにこだわりすぎですわ。
いいではありませんか! 小百合さんは動物が好きなんだから。。。
でも、動物とハグは関係ありませんわ。
ありますよ。。。上の白熊を見てください! 微笑(ほほえ)ましいではありませんか!
でも、館林駅前でデンマンさんがベアハグするのは微笑ましく見えませんわ。
やだなあああァ~。。。そのように決め付けないでくださいよ。 とにかく、僕は小百合さんに再会して感激したのですから。。。
分かりましたわ。 それでデンマンさんは10月に桜の花を見た事にそれほど感動したのですか?
いや。。。感動したと言うよりも懐かしかったのですよ。 2008年に小百合さんと初めてつつじヶ丘公園に行った時に見た桜が思い出されたのですよ。
マジで。。。?
もちろんですよ。。。小百合さんは忘れてしまったようだけれど僕は記事でも書いていましたからね。。。
11月に桜が咲いている!
館林駅に着くと小百合さんが迎えに来てくれて「花山」へ行きました。
「花山」と呼ぶのは地元で育った40代の人たちが、そう呼ぶらしい。
館林市のガイドマップを見ると「県立つつじが丘公園」と書いてある場所です。
五月ごろ来れば、きれいな“つつじ”がたくさん咲いているのでしょう。
当然のことですが、11月なのでつつじは咲いていなかった。
ところが桜が咲いているのですよね。
11月に桜が咲いている!
ビックリしました。
上の写真ほど見事なものではありませんでした。
でも、間違いなく桜の一種です。
小百合さんもビックリしていました。
名前は分かりません。
バンクーバーやバーナビーの植物園のように名札をつけてくれればいいのに!
小百合さんは、そう言っていましたね。
ごもっともです。
旧秋元別邸(最後の館林藩主・秋元家の別邸)の菖蒲園(しょうぶえん)のすぐそばにある橋の近くに
白鳥が3羽居ました。
泳ぎ疲れたのか3羽とも岸辺に上がって草原(くさはら)の上で羽を繕(つくろ)って
これから昼寝するところでした。
小百合さんは近寄るのが怖いと言うのですよう。
40代の女性の怖さを持っている小百合さんにも
こういう童女のような繊細さがあるのですよね。
小百合さんの“かわゆい”ところです。
僕は50センチまで近寄りましたが
その白鳥たちも、人に慣れているようで
全くビクビクしませんでした。
旧秋元別邸の近くに田山花袋が9歳から14歳まで住んでいたという旧居が保存されていました。
田山花袋の『田舎教師』を読んだ事がありますが、僕の記憶では、主人公は羽生の田舎にあるお寺に下宿して僕の母校・熊谷高校(当時の旧制熊谷中学)に毎日、朝4時から5時ごろに起きて4時間歩いて通っていた、というような事を読んだことがあります。
初めて読んだ時、信じがたい事をしていたものだと驚きました。
僕が通ってた頃、校長室の前の廊下にガラス張りのケースがあって、その中に旧熊谷中学校第三回卒業生の写真の中に、
小林秀三(林清三のモデル)の少年時代の姿を見たことがあります。
小百合さんが卒業した館林女子高校は田山花袋の旧居から歩いて5分のところにありました。
女子高時代、校門の近くの食べ物屋さんでラーメンだか、うどんだか、あるいはカップヌードルだったか。。。
それを買って戻って来る時に校門のすぐ前で、それをぶちまけてしまい、後片付けをしなければと思ったけれど、
結局、何もしないでそのままにして教室に戻ってしまった。
そんな事をいつだったか小百合さんが書いていました。
12月にバンクーバーに戻るまでに
小百合さんの面白いエピソードが、もっともっと聞けるような気がするのです。
楽しみにしていま~♪~す。
では、小百合さんに捧げる短歌を。。。
館林 季節外れの 桜咲き かわゆいきみに 胸ときめかせ |
『愛しい人(2008年11月14日)』より
こうして感動して僕は短歌を詠んでしまったほどですよ。。。うししししし。。。
デンマンさんは必要以上に感動してしまうのですわ。
いけませんか?
私の写真まで出して短歌を表示するなんて、ちょっと気障(キザ)ですわ。 たぶんムカつく人がたくさん出て来ると思いますわ。
あのねぇ~、今年(2011年)、文化勲章をもらうことになる丸谷才一さんがインタビューで言ってましたよ。 「やりたい事ををやってきたまでだ」って。。。
つまり、デンマンさんも「やりたい事をやって」いるのですか?
そうですよ。。。いけませんか?
分かりました。。。で、どうしてまた「十月桜」を取り上げたのですか?
僕は「十月桜」なんてぇ、これまでに一度も聞いたことがないのですよ。 冬桜と寒桜というのは聞いたことがある。
冬桜(ふゆざくら)
群馬県鬼石町「桜山公園」の冬桜
花の色は白色から淡紅色で一重咲き。
咲く時期は11月から12月にかけて、と4月(二度咲き)
春の桜のように一度にパッと咲かず、下の方の枝からチラホラ咲き始めます。
徐々に上の方に咲いていきます。
咲き始めてから1ヶ月ぐらい咲き続け、一輪一輪咲くので、散るときも花吹雪になって散ることはありません。
寒気が強くなると、木に張り付くように花びらがしぼんでいきます。
寒桜(かんざくら)
修善寺寒桜
晩冬から早春に咲く桜。
オオシマザクラとヒカンザクラの自然交配種といわれ、淡紅白色の花を開く。
冬桜とは違い1度だけ咲きます。
たぶん、「十月桜」ってぇ、公園の管理人が勝手に付けた名前だと思ってね。
そんなことはありませんわ。
小百合さんは調べてみたのですか?
ええ。。。ウィキペディアで調べたら次のように出てましたわ。
十月桜
十月桜は、バラ目バラ科サクラ属の植物。
桜の園芸品種。
毎年、年に二度開花する。
エドヒガンの系列でコヒガンの雑種とされている。
花が4月上旬頃と10月頃の年2回開花する。
花は十数枚で、花弁の縁が薄く紅色になる。
また萼筒が紅色でつぼ型である。
春は開花期に新芽も見られる。また、春のほうが花は大きい。
樹高は5m程。
シキザクラ、コブクザクラ等も年に2回開花する。
また、フユザクラは冬に咲くが、別種。
秋口に咲く特徴から紅葉する樹木と共に植えられることもあり、桜と紅葉が楽しめるように設置される事もある。
出典: 十月桜
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
う~ん、なるほど。。。4月上旬頃と10月頃の年2回咲くんだね。。。フユザクラも2度咲くけれど、これとも違うんだね。。。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ~。。。
冬桜と十月桜は、どちらも2度咲くのに、どこが違うのでござ~♪~ましょうか?
あなたは、その違いをご存知ですか?
とにかく次回も面白くなりそうですわ。
だから、あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあ、また。。。
ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
小百合さんは「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれています。
どうして。。。?
あなたは不思議に思うかもしれませんわね。
あのねぇ~、小百合さんは
軽井沢がとっても好きなのですわ。
特に軽井沢タリアセンが気に入っているのです。
軽井沢タリアセン
デンマンさんとご一緒に出かけた時には閉まっていましたわね。
レストラン 湖水
小百合さんは、このレストランを知っていたのですか?
私は軽井沢タリアセンには子供をつれて何度か行ったことがありましたから知っていますわ。
睡鳩荘(すいきゅうそう)
小百合さんと一緒に行った時には睡鳩荘(すいきゅうそう)を見て、それからレストラン・ソネットへ行ったのですよね。
レストラン ソネット
(1階がレストランで2階は「深沢虹子・野の花美術館」)
そうでしたわ。 チーズケーキをいただきながらコーヒーを飲んだのでしたわね。
そうでした。 寒い日で、園内には数えるほどの人しか居なかった。 「レストラン湖水」 が閉まっていたのも納得がゆきましたよう。 確か11月の寒い日で、季節外れだったのですよね。
でも、またいつか行く機会があると思いますわ。
じゃあ、来年の秋に、小百合さんと一緒にブイヤベースを食べましょう。
ブイヤベースはないと思いますわ。 うふふふふ。。。
マジで。。。?
デンマンさんは、何かといえばブイヤベースですわね? 他に気のきいた料理の名前を覚えてないのですか?
もちろん、他にも料理の名前ぐらい覚えていますよう。。。でもねぇ、ブイヤベースの響きが、なんとなく格調高くありませんか?
そうでしょうか?
『しんみりした曲ですね』より
(2010年12月27日)
小百合さんは、なぜ軽井沢タリアセンが
気に入っているのでしょうか?
なぜなら、睡鳩荘(すいきゅうそう)に
ロマンを感じているのですわ。
あなたは軽井沢に出かけたことがありますか?
私はデンマンさんとご一緒に
一度だけ訪れたことがあります。
この湖は“Swan Lake”という
英語名がついているのですわ。
昔、宣教師の方が軽井沢に
別荘を持っていたのですって、
その家族の人たちが名づけたらしいのですわ。
10月でしたが、紅葉が見ごろになっていました。
軽井沢・雲場池の紅葉
まだ冬景色には程遠かったのですけれど、
湖にしては小さなその池のほとりに立ったら、
どこからともなく白鳥が飛んできそうな
感じがしましたわ。
そう言えば、バンクーバーの
クイーン・エリザベス・シアターで
デンマンさんとご一緒に
バレー『白鳥の湖』を見たことがありましたわ。
あの時のチャイコフスキーの曲が
聞こえてきたものですわ。
それで、私はいつになく
感傷的になったことを覚えています。
ところで、日本に帰省してから
デンマンさんが小百合さんのことで
次のような記事を書いています。
時間があったら覗いてみてください。
■『白鳥はどこに?(2011年10月8日)』
■『思い出の軽井沢(2011年10月7日)』
■『日本は汚染される(2011年10月4日)』
■『おばんざい(2011年10月4日)』
■『バーナビーと小百合さん(2011年10月3日)』
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■『杜の都で食べる PART 2(2011年10月2日)』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。
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