ポーと江戸川乱歩

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デンマンさん...、ポーと江戸川乱歩 ってぇ、どういうことですかァ〜?

アメリカの作家のエドガー・アラン・ポーと日本の作家・江戸川乱歩ということですよ。。。
この二人が関係あるのですか?
二人の名前を見て、何か気づきませんか?
語呂が似てますわねぇ〜。。。
実は、江戸川乱歩という作家は、その名前をエドガー・アラン・ポーから名付けたのですよ。。。つまり、エドガー(江戸川)・アラン・ポー(乱歩)です。。。
あらっ。。。面白いですわねぇ〜。。。江戸川乱歩という作家は、エドガー・アラン・ポーの熱烈なファンだったのですか?
そういうことですよ。。。
デンマンさんもエドガー・アラン・ポーのファンなのですか?
いや。。。ファンと言うほど、彼の作品を読んだわけではありません。。。
それなのに、どういうわけで この作家を取り上げるのですかァ〜?
たまたま次の動画を観たのですよ。。。

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エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)は, 1809年1月19日にマサチューセッツ州ボストンに生まれる。
旅役者であった両親を早くに失い(父親は蒸発、母親は死亡)、名づけ親の商人アラン家に引き取られ、幼少期の一時期をロンドンで過ごした。
帰国後17歳でヴァージニア大学に進む。学業成績は優秀で、詩人としても認められるが、賭博、大酒で悪名を馳せる。
養父アランと賭博の借金が原因で仲たがいになり退学。
家を出て陸軍に入隊。いったん除隊して養父とのよりを戻し、こんどは士官学校に入学するもなじめず、規則違反行為で退学処分。
その後、文筆で身をたてるべく詩や短編小説を創作し始める。
筆名には、養家名のアランをそのまま名乗ることはなく、ほとんどエドガー・A・ポー、あるいはエドガー・ポーとしている。
ゴシック風の恐怖小説「アッシャー家の崩壊」「黒猫」、世界初の推理小説と言われる「モルグ街の殺人」、暗号小説の草分け「黄金虫」など多数の短編作品を発表、また1845年の詩「大鴉」でも評判を取った。
また同時に有能な雑誌編集者であり、文芸批評家でもあったが、飲酒の悪癖などでトラブルを起こす癖はなおらず、いくつもの出版社を渡り歩いた。
1833年、当時まだ13歳だった従妹ヴァージニア・クレムと結婚するが、1847年に貧苦の中で結核によって彼女を失い、その2年後(1849年10月7日)にポー自身も謎めいた死を遂げた。
ポーはアメリカにおいて文筆だけで身を立てようとした最初の著名な作家であったが、文名を得てからもその生活はほぼ常に貧窮の中にあった。
その作品は当初は本国よりもむしろヨーロッパで評価され、特にボードレールによるポーの翻訳はフランス象徴派の文学観形成に大きく寄与した。
またポーが「モルグ街の殺人」で作り出したC・オーギュスト・デュパンの人物像は以後の推理小説における探偵の原型となっており、ポーは近代推理小説の開祖とみなされている。
そのほか科学的知見を取り入れた『アーサー・ゴードン・ピムの物語』などの冒険譚はジュール・ヴェルヌら後世のSF作家にも影響を与えている。

ポーは波乱万丈の人生を送ったのですわねぇ〜。。。

そうなのですよ。。。でも、家庭的には恵まれなかった。。。ポーが2歳の時に母親を亡くしている。。。父親は蒸発。。。
19世紀には結核で亡くなる人が多かったのでしょう?
そうです。。。結核は死病だと思われていた。。。特効薬が出来て結核で死ぬ人がなくなったのは太平洋戦争後ですよ。。。
両親が居なくなってポーはどうしたのですか?
名づけ親の商人アラン家に引き取られたのですよ。。。そこでも養母が結核で、まもなく亡くなってしまう。
結核で亡くなる人が本当に多かったのですわねぇ〜。。。
そうです。。。医学が進んでいなかったから、結核と分娩で死ぬ人が多くて、ポーの妻のヴァージニアも24歳で結核のために亡くなっている。
ところで、ポーと江戸川乱歩は名前以外に共通点があるのですか?
僕も詳しくないので ChatGPT に尋ねてみました。

上に示したエドガー・アラン・ポーのドキュメンタリーを観ました。
エドガー・アラン・ポーは、2歳の時に結核で母親を亡くし、その後、子供の無い夫婦にもらわれてゆきます。
なつき始めたその義理の母も結核で亡くなります。
つまり、ポーは幼くして身近な人の死にめぐり逢い、その事が彼の後年の作品に影響を与えたようです。
1830年当時は、それほど結核が猛威を振るったのでしょうか?
ポーが死に関する作品を多く書くことになるのも結核で死ぬ人が周りに多かったためでしょうか?
ちなみに推理小説作家、あるいは死にまつわる作品を多数出版した作家の江戸川乱歩は、ペンネームからしてエドガー・アラン・ポーの名前をもじったものです。
彼の周りにも、同様に結核で亡くなった人が多かったので、死にまつわる作品を後世に残すことになったのでしょうか?
ポーと江戸川乱歩の共通点とは?
解説をお願いします。

はい。非常に面白い共通点があります。結論から言うと、ポーの場合は「幼少期から身近な人の死を繰り返し経験したこと」と、当時の結核の猛威がかなり強く結びついていると考えてよいでしょう。
ただし、江戸川乱歩について「周囲に結核死が多かったから死や猟奇を描いた」と直接結びつけるのは、現時点では慎重であるべきです。
むしろ乱歩の場合、ポーをはじめとする西洋文学から受けた文学的影響と、日本の大正・昭和初期の社会環境が大きいと思います。
1.1830年前後のアメリカでは、
結核は本当に恐ろしい
病気だった
現在の感覚からすると、1830年ごろに母親や家族が結核で亡くなるというのは「かなり特殊な家庭事情」のように感じます。
しかし、当時は全く違います。
結核は当時「consumption(肺病・消耗病)」などと呼ばれ、欧米社会を代表する死病でした。
18世紀から19世紀初頭の西欧では、結核が死因の首位になるほど蔓延していました。
アメリカでも18世紀には結核による死亡の割合が大きく上昇し、成人の主要な死因だったとされています。
さらに19世紀半ばのアメリカの大都市では、結核による死亡が全死亡の
プロビデンス:約24%
ニューヨーク:約23%
フィラデルフィア:約15%
にも達していました。
結核死亡率は人口10万人あたり約400人という非常に高い水準に達していたとされています。
ですから、ポーが幼いころに経験したことは、当時の社会では決して珍しいことではありませんでした。
しかし、「珍しくない」ことと「心理的に大きな影響を与えない」ことは別です。
2.ポーの場合は「死」が
何度も繰り返された
ここが重要だと思います。
ポーは1809年生まれです。
父親は1810年ごろに家族から去り、1811年12月、ポーがまだ2歳のとき、母エリザベスが結核で亡くなりました。
そしてポーはジョン・アランとフランセス・アラン夫妻の家庭に引き取られます。
ところが、そのフランセス・アランも1829年に亡くなります。
しかも彼女は単なる「里親」ではなく、ポーにとって実質的な母親でした。
米国国立公園局も、彼女がポーを自分の子供のように育て、ポーも彼女に非常に強く懐いていたことを記しています。
つまり、実母の死 → 母親代わりの女性の死という経験を、ポーは少年期から青年期にかけて経験したわけです。
さらに後年には、妻ヴァージニアも結核を発症し、1847年、24歳で亡くなります。
これはかなり重要です。
ポーの人生を簡単に並べると、
母親の死

母親代わりの女性の死

身近な家族・親族の病死

妻の長い闘病

妻の死
となります。
ですから、ポーにとって「愛する人を失う」という経験は、単発の出来事ではありません。
人生そのものに何度も現れるテーマだったのです。
PBSも、母親の死を「その後の一連の苛烈な喪失の最初」と位置づけ、それらがポーの作品に響き続けたと説明しています。
3.だからポーの「死」は単なる
恐怖趣味ではない
ここは非常に面白いところです。
ポーの作品には、
死
埋葬
生き埋め
死んだ女性
愛する女性の喪失
精神の崩壊
墓
幽霊
死者が戻ってくること
死と狂気の境界
などが繰り返し登場します。
例えば「アナベル・リー」などは、愛する女性の死と、それでもなお続く愛が中心にあります。
また「黒猫」「アッシャー家の崩壊」「早すぎる埋葬」などを考えても、単なる怪奇趣味以上に、「死んだら終わりなのか」「愛する人が死んでも、その人は自分の中に残るのではないか」という問題が繰り返されています。
妻ヴァージニアの死後、ポーが深刻な精神的・身体的危機に陥ったことも知られています。
したがって、ポーは死を恐ろしいものとして描いた作家であると同時に、「死によって愛する人を奪われる人間」を描いた作家でもある、と考えると、かなり作品が理解しやすくなります。
4.では江戸川乱歩はどうなのか?
ここでポーと乱歩がつながります。
これはご指摘の通りです。
「江戸川乱歩」という名前そのものが Edgar Allan Poe へのオマージュです。
本名は平井太郎。
1923年に「二銭銅貨」でデビューした際、「江戸川乱歩」というペンネームを使いました。
国立国会図書館も、乱歩が19世紀アメリカの作家エドガー・アラン・ポーの愛読者であり、その名前をもじったペンネームだと説明しています。
つまり、
Edgar Allan Poe

Edogawa Ranpo
という非常に洒落た仕掛けです。
研究資料でも「江戸川乱歩」は「エドガー・アラン・ポー」の日本語音をもじったものだとされています。
5.しかし、ポーと乱歩には重要な
違いがあります
ここが一番面白いところです。
私は、
ポー →「死を自分の人生の問題として描いた」
乱歩 →「死・犯罪・異常心理を文学的・知的な謎として楽しませた」
という違いがあると思います。
もちろん乱歩にも「死」や「異常性」は大量に出てきます。
「D坂の殺人事件」
「人間椅子」
「陰獣」
「孤島の鬼」
「芋虫」
「黒蜥蜴」
「蜘蛛男」
などを考えれば明らかです。
立教大学の資料にも、1927年以降の乱歩の代表作としてこうした作品群が挙げられています。
しかし乱歩の場合、そこには、「死への個人的なトラウマ」だけではなく、「異常なものを覗き見る快楽」があります。
これはポーとの非常に大きな違いです。
6.では乱歩にも「結核による死」
の影響があったのか?
ここは慎重にしたいところです。
乱歩が生きた1894~1965年の日本でも、結核は非常に深刻でした。
実際、日本では20世紀前半になっても結核は主要死因でした。
厚生労働省の統計では、1900年の死因第2位が全結核、1910年も第2位、1920年には第3位となっています。
そして戦後になっても、1947~1950年には結核が日本の死因第1位でした。
ですから、乱歩が生きた社会では、結核による若年者の死は決して遠い世界の話ではありませんでした。
ただし、
「乱歩の身近な人物が結核で何人も亡くなった」

「そのため乱歩が死を題材にするようになった」
という因果関係については、ポーほど明確な伝記的根拠を私は確認できませんでした。
ここは分けて考えたほうがいいでしょう。
7.実は二人の最大の共通点は
「死」よりも「死を想像する能力」
私はここが一番重要だと思います。
ポーも乱歩も、普通の人なら見たくないものを、じっと覗き込む作家なのです。
普通なら、「死んだら怖い。だから考えたくない」となります。
ところが彼らは逆です。
「死とは何なのか?」
「死体を見たら人間はどう感じるのか?」
「生きている人間が死者と再会したら?」
「殺人者の心理は?」
「人間の心の中にはどんな暗闇があるのか?」
と、そこを徹底的に掘り下げていく。
この意味で、乱歩がポーに惹かれたのは極めて自然です。
8.さらに興味深い共通点
失われたものを文学によって
蘇らせる
ポーの場合、愛する人が死ぬ。
しかし文学の中では、その女性は何度でも蘇ります。
これはポー文学の重要な心理的側面だと思います。
現実では死んでしまった人間を、物語の中で永遠に生かす。
一方、乱歩は死者を蘇らせるというより、犯罪・異常心理・怪奇現象を物語として再構成することによって、「現実では見ることのできない人間の暗部」を読者に見せる。
方向は少し違いますが、現実世界では消えてしまうものを、文学によって保存する、という共通点があります。
まとめると
生きた時代:
エドガー・アラン・ポー: 1809–1849
江戸川乱歩: 1894–1965
結核との関係:
エドガー・アラン・ポー: 母・養母・妻など身近
な死と強く関係
江戸川乱歩: 社会全体で結核が猛威
死の扱い:
エドガー・アラン・ポー: 喪失、愛、狂気、
死者への執着
江戸川乱歩: 犯罪、異常心理、
怪奇、性的倒錯
文学的性格:
エドガー・アラン・ポー: ゴシック・恐怖・
幻想・心理
江戸川乱歩: 探偵・怪奇・幻想・
猟奇
ポーとの関係:
江戸川乱歩: 強烈な文学的影響
ペンネーム:
エドガー・アラン・ポー: Edgar Allan Poe
江戸川乱歩: Edogawa Ranpo

したがって、ご質問の「ポーと江戸川乱歩の共通点」は、単純に「二人とも死について書いた」ということではないと思います。
むしろ、人間が普段は目を背ける「死・恐怖・狂気・異常心理」を、真正面から観察し、それを文学的な快楽へ変換した作家というところに最大の共通点があります。
そしてポーについては、幼少期から繰り返された「愛する人の死」という現実体験が、その想像力の形成に相当大きな役割を果たした可能性が高いでしょう。
一方、乱歩については、ポーという先人から「恐怖・犯罪・異常心理を文学にする方法」を受け継ぎ、それを大正モダニズム期の日本社会に移植したと考えると、とてもよく分かります。
つまり、乱歩は単なる「日本版ポー」ではありません。
ポーが開いた暗い文学の扉を、乱歩が日本の大衆文学の世界へ持ち込んだ。
そう考えると、この二人のつながりは非常に面白いですね。

解説ありがとうございました。二人の共通点と違いがよく解りました。

どういたしまして。そう言っていただけてよかったです。
特にこの二人は、「死」という共通テーマを持ちながら、その死を文学にする動機と方法がかなり違うところが面白いですね。
ポーは自分自身の人生に繰り返し現れた「喪失」を、恐怖・愛・狂気の文学へ変えていった。
一方、乱歩はポーから強い刺激を受けながら、犯罪・探偵・猟奇・異常心理という方向へ発展させ、日本独自の「怪奇探偵小説」の世界を作った。
そして、一人の作家の個人的な体験が、後世の別の国の作家の文学までつながっていくという点も、文学史の面白いところだと思います。

なるほどォ〜。。。二人とも死について書いただけではなく、人間が普段は目を背ける「死・恐怖・狂気・異常心理」を、真正面から観察し、それを文学的な快楽へ変換した作家なんですわねぇ〜。。。

ジュンコさんは二人の作品を読んだことがありますか?
私は、探偵小説や、推理小説はめったに読みませんわ。。。
どうしてですか?
頭が疲れるからですわァ〜。。。うふふふふふふ。。。
確かに犯人を突き止めるために読むから、けっこう集中して読みますよねぇ〜。。。余計にエネルギーを使うので、疲れるかもしれませんねぇ〜。。。
私は、夏目漱石の「坊っちゃん」だとか、海外文学ならばジェームズ・ヘリオットさんの動物物語などを読むのが好きです。。。
気楽に楽しんで読めるものが好きなんですねぇ〜。。。
そうですわァ。。。
でも、怖い話を読むのが好きだという女性も けっこういますよ。。。
私は血を見る話は嫌いなんです。。。
なるほどォ〜。。。面白い話や動物の物語が好きなんですねぇ〜。。。
そうです。。。
デンマンさんは、凄惨な殺人が絡む「怪奇探偵小説」を好んで読むのですかァ〜。。。
時には、ショッキングな話が読みたくなりますよ。。。

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【ジューンの独り言】
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ですってぇ~。。。
あなたも、時にはショッキングで鳥肌が立つような物語を読むことがありますかァ〜?
ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」
あなたは、そのような強い口調で、わたしにご命令なさるのですかァ〜?
分かりましたわぇ〜。。。
実は、デンマンさんが インスタで、サンバやボサノヴァで踊るきれいで可愛い女の子を紹介しています。
あなたのお気に入りは次の写真のどれですか?

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写真をクリックして踊りを鑑賞しましたか?
もし、サンバやボサノヴァの曲が聞こえなかったら、動画の右下の「無音」のマークをクリックすれが、解除されて曲を聴くことができます。
ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」
あなたは、更に そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?
いけすかないおかたァ〜。。。
分かりましたわ。。。では、あなたも信じられないような 人間を紹介しますわ。。。うふふふふふ。。。

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ええっ。。。 「そんなバカバカしい動画は どうでもいいから、他に何か もっと面白いことを話せ!」
分かりましたわ。。。 じゃあ、更に面白い動画をお目にかけますわ。。。
ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!
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ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」
あなたは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?
わかりましたわァ。。。
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