2011年7月7日木曜日

ブッシュの戦争

 
ブッシュの戦争



こんにちは。ジューンです。

第41代および第43代米国大統領を生み出した

ブッシュ家は、軍産複合体を生業としてきました。

第43代米大統領の曽祖父のサミュエル・ブッシュは

オハイオ州で兵器を製造していた

バッキー・スティール・キャスティング社を

経営していました。



東京大空襲で焼け野原になった江東区

祖父のプレスコット・ブッシュは東京大空襲で

大量に使用された焼夷弾である

集束焼夷弾E46の製造を

行なっていたドレッサー・インダストリーズ社に

関与していたのです。

第41代ブッシュ大統領は

このド社の石油部門で働いていたのです。

その後、第41代ブッシュ大統領はCIA長官、

副大統領、大統領時代において、

海外との兵器貿易を押し進めており、

副大統領時代には

イラン・コントラ事件が起きています。

この事実だけを見ても、

「軍産複合体」の動きが見えてきますよね。

では、ここで面白いジョークをひとつ。


その大統領は誰?




アメリカのある高官が、イラク戦争についてのラジオ番組に出演した際に、こう語った。

「大量破壊兵器を使用した歴史を持つ恐怖の独裁国家は、国際社会から排除しなければならない。 あの強欲で無能な大統領を拘束することに成功した今、全世界はより安全で幸せになった」

番組終了後、ラジオ局には次のような問い合わせが殺到した。



「いつブッシュが捕まったんだ!?」




『バカの固定観念』より
(2011年5月26日)




ところで、卑弥子さんにもちょっと信じがたいような

恋物語がありますわ。

関心があったらぜひ次のリンクをクリックして

じっくりと読んでみてくださいね。



『平助さんが卑弥子さんに

恋をしたのがウンのつき』


では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。



アメリカ政府の拷問技術開発



1950年代に米国陸軍の研究所は2本のフィルムを製作した。 「静かなる暴行(In Silence The Atack)」と「魂に鎧を(Armor for the Inner Man)」である。 この2本をはじめとする同研究所のフィルムには、LSDを投与された兵士が混乱したり、怒ったり、興奮したり、おびえたりする様子が収められている。 こうした実験では1000人以上の兵士がモルモットにされ、その多くが長期的な影響を訴え、少なくとも2人の死亡が報告されている。 

 (中略)

資金提供を受けた総合大学、医大、研究所で、185人の人体実験プロジェクトが行われた。 皮肉なことに、当時はロシアも中国も、尋問の際に身体能力を奪う薬物を利用していなかった。 思い上がった(アメリカ)政府の犠牲者となった米国民が最大の被害者だった。

 (中略)

米国の政府や科学者が、拷問技術の開発に貢献してしまったことはきわめて遺憾である。 その過程で国民の命が失われたのだ。 人間の記憶力などあてにならない。 米国は拷問を加える人間を支援し、要請さえした---無法行為としか言いようがない。 断じて認められるものではない。 米国は、外国でこのような拷問技術が利用されるのを容認しない。 ならば、わが国が自らこのような残虐行為を行うことも許してはならない---絶対に。 だからこそ、われわれは過去を振り返らなければならないのである。

(注: 赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)




344 - 345ページ 『CIA洗脳実験室』
著者:ハービー・M・ワインスタイン 訳者: 苫米地英人
2010年5月4日 初版第1刷発行
発行所: WAVE出版




ケイトー、今日はジューンさんまで連れ出してきてブッシュ前大統領をこき下ろすつもりなの?



いや、僕は個人的にはブッシュさんに対して恨みや憎しみを抱いているわけじゃない。 むしろ面白い愉快な人だと思っている。 でもねぇ、歴代の大統領と比べると良識に基づかないで政治をする点では下から数えた方がよいのではないか!? そう思っているのですよ。

つまり、ブッシュさんには政治的才能が欠如していると言ってケイトーはこき下ろすのね?

いや、こき下ろすと言うよりも世界の平和と幸福のためにブッシュ前大統領を批判したいのですよ。

批判のないところに進歩なし

愛なき批判は空虚にして

批判なき愛は盲目なり


つまり、ケイトーはブッシュさんを愛しながら批判すると言うわけね。

いや。。。ブッシュさんを愛するというと、ちょっとホモがかってくるから(微笑)、その「愛する」という言葉はこの場合不適切なのですよ。

じゃあ、なんと言えばいいの?

だから、ブッシュさんにフレンドリーな気持ちを抱きながら批判するとでも言ってくれますか?

分かったわ。。。で、まず何から批判するの?

あのねぇ~、ブッシュさんにはリーダーシップが欠如していたのですよ。

なぜ、そのようなことを言うの?

アメリカ政府が拷問技術開発にかかわっていたのは、ずいぶん前からなのですよ。 ケネディさんが大統領になる前から行われていた。 しかも、この件についてはアメリカ政府は誤りを認めて被害者に謝ったのですよ。

ところが、その誤りを認めたのはその時だけで、誤りから学ぼうとする真面目な気持ちになってない。 ケイトーは、そう言いたいの?

その通りですよ。



歴史に学ばない者は失敗を繰り返す



つまり、過去に洗脳実験、拷問実験あったという事実にもかかわらずアメリカの政治家が過去の忌まわしい歴史的事実から学んでいないとケイトーは主張するのね?



マジで、その通りですよ。

その根拠でもあるの?

ありますよ。 あのねぇ、ブッシュ政権のトップスタッフの一人のスーザン・クロフォード(Susan J. Crawford)さんがワシントンポストの記者に事情を漏らしたのですよ。

なんて。。。?

9.11アタックに参加したと疑われてキューバのガンタナモ・ベー(Guantanamo Bay)の収容所に収監されたイラク人が拷問にあっていると。。。

マジで。。。?

実際、この拷問が上院で問題になって当時、国防総省の長官だったラムズフェルド氏が査問委員会に呼ばれて、かつて北ベトナムで捕虜になったことがある上院議員のマッケイン氏から質問を受けたのですよ。

そのような拷問した事実があるかと。。。?

そうですよ。

それでラムズフェルドさんは、なんて答えたの?

ラムズフェルド長官は否定したのですよ。 その時の模様を次のYouTubeで見ることができます。

Rumsfeld rejects allegations









当時のラムズフェルド長官もブッシュ大統領も拷問をしていないと言っているのだから、そのような事実はなかったのでしょう!?



ところが拷問している写真をラムズフェルド長官は見ているし、それを隠していた。 ブッシュ大統領にも見せていなかった。

ケイトーはどうしてそのような事まで知ってるの?

世界のネット市民の知る権利があるからですよ。 (微笑)

その証拠でもあるの?

ちゃんと、その事実が報道されたのですよ。 その一部がYouTubeで流れていますよ。 見てください。





Bush's War part 1 (Preview)







あのねぇ~、ラムズフェルド長官はアメリカ史上最も過酷な拷問を許す書類にサインまでしている。 その書類を証拠として“Bush's War” (DVD版)では、はっきりと見せているのですよ。



つまり、ラムズフェルドさんはウソをついていたのね!

そう言う事になりますよ。

ラムズフェルドさんは拷問の証拠写真をブッシュ大統領に見せてなかったのねぇ。。。

隠していたのですよ。

それが分かった時にブッシュ大統領は何と言ったの?

ムカついたらしい。

そうでしょうね!? 。。。でブッシュ大統領はラムズフェルドさんをクビにしたの?

いや。。。クビにしなかった。。。と言うよりもクビにできなかった。

どうして。。。?

ラムズフェルドさんは、言わばブッシュ政権の要(かなめ)なのですよ。 ラムズフェルドさんの居ないブッシュ政権はクリープが入らないコーヒーのようなもので。。。コーヒーとは言えないのですよ。 (微笑)

マジで。。。?





あのねぇ~、ラムズフェルドさんはフォード大統領時代の首席補佐官でした。 左の人がラムズフェルドさんですよ。



右の人は。。。?

ブッシュ政権の副大統領のチェイニーさんです。 フォード時代には首席補佐官補でした。





つまり、ラムズフェルドさんとチェイニーさんは良かれ悪しかれ共和党の重鎮(じゅうちん)なのですよ。 要するに、エスタブリッシュメントの代表です。 クビにするわけにはゆかないのですよ。



ブッシュ大統領(第43代)のお父さん、第41代のブッシュ大統領時代から上の二人はブッシュ・ファミリーとも深い繋(つな)がりがあるとケイトーは主張するのね?

当然のことですよ。

ラムズフェルドさんとチェイニーさんもブッシュ家の友人だった。 つまり、ジューンさんが言っている「軍産複合体」とも関わりがある人たちですよ。

だから、ブッシュ大統領はラムズフェルドさんをクビにしなかったの?

そうなのですよ。 この時にはラムズフェルドさんをクビにする代わりにパウエル国務長官をクビにしたのですよ。。。と言うよりも、パウエル国務長官は、ラムズフェルドさんやチェイニーさんのやり方では一緒に仕事ができないと自ら辞任したのが真相だと僕は信じているのですよ。 それまでに、パウエル国務長官はイラク人の捕虜の拷問に関してはツンボ桟敷に置かれていた。

つまり、「ブッシュの戦争」は、実は「ラムズフェルドの戦争」だったのね?

その通りですよ。 だから卑弥子さんも次のように言っていたのですよ。




ですってぇ~。。。
そうですよね。
確かに国の政治を行っている人が、すべて国民のために政治をやっているわけではないのでござ~♪~ますわ。
自分の懐(ふところ)を肥(こ)やすためだったり、
自分を選んでくれた後援会の人たちに利益を分配したり、
利権を分けてあげたり、
とにかく、腹黒い政治家は、たくさん居るのですわよね。

だから、悪い政治家は誰なのか?
選挙民として、そういう悪い人を見守ることも大切だと思うのでござ~♪~ますわ。

ええっ。。。悪い政治家を見守ってどうするのかってぇ。。。?
もちろん、そういう悪辣(あくらつ)な政治家を選挙の時に選ばないのですわよ。
そういう悪い政治家を見つけらブログに書くのですわよ。
分かったァ~!?

特に、悪いのが「死の商人」たちと結託(けったく)している政治家ですわ。
お金儲(もう)けのために戦争や動乱を後押ししているのでござ~♪~ますわよう。
それで戦争がなかなか無くならないのですわ。
あなただって、そう思うでしょう?

ええっ。。。そんな事ないってぇ言うのでござ~♪~ますか?

ウソだと思うなら次の記事を読めば判るわよ。
読んでみてね。




『戦争は無くならないと思う?』

『戦争退化論』





もし、ブッシュ前大統領に世界の平和と幸福を築こうという良識に基づいたリーダーシップが取れたならば、世界はもう少し穏やかになっていただろうと思うのですよ。



そうかしら?

あのねぇ~。。。イラク戦争を始めた頃にはアメリカ国民の90%近くの人がブッシュ大統領を支持していたのですよ。 ところが、あれほど存在すると断定していた大量破壊兵器や化学兵器がイラクで見つからなかった。 しかも、その情報をもたらしたCIAの分析がいい加減なものだと判明した。 その責任を取って、当時のCIA長官のジョージ・テネット(George Tenet)氏は辞任した。 遅ればせながらアメリカ国民もイラク戦争がある一部の政治家によって強引に始められたものだという事実が分かって来た。

マジで。。。?

もちろんですよ。

その証拠でもあるの?

ありますよ。 たとえば次のYouTubeのビデオ・クリップでは、ブッシュ大統領の戦争犯罪について報道していますよ。

Bush And His War Criminal Torture

Team 4-10-08






でも、一部のマスコミが騒いでいるだけじゃないの?



いや。。。一般のアメリカ人もブッシュ前大統領について批判的ですよ。

その証拠でもあるの?

あのねぇ、ちょっとネットで調べただけでも、ブッシュ大統領をコケにするようなYouTubeのビデオ・クリップがたくさんありますよ。 歴代の大統領の中でこれほどネット上でコケにされているのは、僕の知る限りブッシュ前大統領を置いて他に居ないのです。 もし、ブッシュ大統領の政治のやり方に賛同し、ブッシュ大統領の人格に敬服している人がたくさん居るならば、これほどブッシュ大統領をコケにするビデオ・クリップがネットに溢れてないと僕は素直に信じることができますよ。

マジで、それほど多くのブッシュ大統領をコケにするビデオ・クリップがあるの?

ありますよ。 シルヴィーは僕の言う事を信用しないようだから、いくつかの証拠のクリップをここに貼り出しますよ。 じっくりと観てね。

George Bush Idiot





George Bush

Funny Video BLOOPERS!






Must See Hilarious

George Bush Bloopers!







【卑弥子の独り言】



ですってぇ~。。。
ブッシュ前大統領はアメリカ市民によて、ずいぶんとコケにされているのでござ~♪~ますわね。
第43代ブッシュ大統領はリーダーシップが取れず、いい加減な情報に基づいてイラク戦争を始めてしまったダメな大統領して歴史に残るような気がしますわ。
あなたは、どう思いますか?

ところで、シルヴィーさんのことが、もっと知りたかったら次の記事も読んでね。



『シルヴィー物語(2011年4月27日)』

『波乱の半生(2011年4月29日)』

『シルヴィーとネット革命(2011年5月6日)』

『シルヴィーとデヴィ夫人(2011年5月30日)』

『シルヴィーとケネディ夫人(2011年6月15日)』

『バンクーバー暴動と平和(2011年6月25日)』

『ビルマからの手紙(2011年7月3日)』


とにかく次回も面白くなりそうです。
だから、あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあねぇ。






ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

ブッシュ前大統領のビデオ・クリップも

面白そうですけれど、

わたしは寅さんの映画が好きですわ。

嫌いな人に言わせると、

“あんなワンパターンの映画のどこがいいの?”

と言います。

でも、そのリフレーンがいいのですよね。

歌でも同じ言葉やリズムの繰り返しが

イヤではなく、むしろ快く響く事ってありますよね。

寅さん映画のテーマの繰り返しは

例えて言えば、歌のリフレーンのように快く響きます。

基本的には人情喜劇なんですよね。

寅さんという「非日常」を登場させることによって、

社会や家庭、人間が持っている普遍的な悩みを

浮き彫りにさせ、家族のあり方や人間の生き方を

考えさせてくれるのですよね。

そう思いませんか?

自分の恋は成就しなくとも、

結果的に周りを幸せにする寅さんは、

ピエロとして描かれています。

寅さんという自由人は、

平凡な人にも幸せな気分を味合わせてくれるような

化学で言う“触媒(しょくばい)”ですよね。

自分は変わらないのに相手が変わって行く

“幸せの触媒”です。



ブッシュ大統領も“幸せの触媒”となるような

政治をやって欲しかったですよね。

ところで、英語の面白いお話を集めてみました。

関心があったらぜひ次のリンクをクリックして

じっくりと読んでみてくださいね。

『ジューンのためになる英語の話』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。




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