図書館deロマンス
だいたい図書館でロマンスなんてある訳ないのですよ。
あなただって、そう思うでしょう?
ロマンスを求めて図書館へ行くなんて女の子は、めったに居るもんじゃありません。
まず、そういう女の子は居ないでしょう!
図書館へは本を読みに行くのですよ。
あるいは読みたい本を探しに行くか?
参考書を探しに行くか?
宿題をやりに行くか?
僕のようにパソコンを使いに行くか?
ネットをやりに行くか?
家では勉強する気になれないので、仕方なく図書館へ行って勉強するとか。。。
とにかくロマンスを求めて図書館へ行く人はまず居ません。
ロマンスを求めるために行くのならディスコだとか? あるいは女の子がたむろする原宿だとか?
または、きれいな女の子が行きそうな喫茶店に行ってガールハントをするとか。。。?
あなただって、そう思うでしょう?
要するに図書館はガールハントをする場所としては、あまり可能性がないのですよ。
でもねぇ、そうとばかりは言えないのですよね。
どういう場合があるのかってぇ。。。?
実は、そういう場面に出くわしたので僕はこの記事を書く気になったのですよ。
ええっ。。。どういう場面かってぇ。。。?
だから、その事をこれから書くのですよ。
まず、次の写真を見てください。
あなたは上の写真に写っている女性をどう思いますか?
ええっ。。。きれいな人だけれど、どうせオマエが、いつものようにコラージュして、でっち上げたものじゃないのォ~?
うへへへへへ。。。やっぱり分かってしまいますかア?
実は、そうなのですよ。 (爆笑)
本人の写真をここに貼り出すわけにはゆきませんからね。
どうして。。。?
プライバシーを守るために僕には彼女のアインティティーを保護する義務があります。
だから、どうしてもコラージュで写真をでっち上げなくてはならないのですよ。
ジューンさんも言ってました。
こんにちは。ジューンです。
デンマンさんはコラージュの名人ですわ。
サイクリングの写真は次のようにして
コラージュしたのですわ。
この上の写真がバックグラウンドになるのですわ。
この写真から3人のサイクリストを取り出します。
余計な部分を取り除きます。
そして一人をコピーして描き加えます。
それから背景の上に重ね合わせます。
わたしも、おばさんパンツを穿かせられて
何度となくデンマンさんのブログに
登場していますけれど、
すべてコラージュですわ。
これもコラージュです。
実物のわたしは、もう少し
太っているのですわ。
うふふふふふ。。。
写真を撮ってお見せできるような
スタイルではありません。
減量してスマートになったら、
実物のわたしをお見せできると思います。
期待しないで待っててくださいね。
ところで、卑弥子さんが面白いサイトを
やっています。
興味があったら、ぜひ次のリンクをクリックして
覗いてみてくださいね。
■『あなたのための笑って幸せになれるサイト』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
『狭山事件(2011年4月22日)』より
そう言う訳ですから上の写真もプライバシーを守るために僕がコラージュしたのですよ。
でもねぇ~、表情のコラージュは難しいのですよ。
コラージュしても、なかなか自然に見えないのですよね。
どのように目や口や鼻を合成したら表情が自然に見えるのか?
それが一番難しい!
サイクリングの写真どころではない!
いずれにしても僕がバンクーバー市立中央図書館で出会った女性は、人を惹きつける知的で美しい人には違いないのですよ。
ええっ。。。どうしてそのような知的で美しい人と出会ったのかってぇ~?
それがねぇ~。。。全く偶然の出来事がきっかけで、驚いたことに、彼女の方から僕に話しかけてきたのですよ。
このような事はめったにあるものじゃありません! うししししし。。。
すでに何度も書いているけれど、僕のパソコンはダウンしてしまった。
それで現在、ほぼ毎日のようにバンクーバー市立中央図書館へ通っているのですよ。
おかげで風邪を移されたこともありました。
件名:思ったより早くついたので
ビックリしています。
日付: Thu, 17 Feb 2011 13:26:40 +0900 (JST)
バンクーバー時間:2月18日午後8時26分
差出人: "sayuri@hotmail.com"
宛先: "denman@coolmail.jp"
小百合さん元気?
今年初めての風邪を引きましたよ。
んもお~~
外に出る機会が多くなると、やっぱり風邪を引きやすくなるんだよね。
去年の12月29日から、ほぼ毎日のようにバンクーバー図書館へ歩いて通っているんだよ。
1月30日の日曜日にも図書館へ行きました。
ロビーが2階にあってエスカレーターの後ろの方に長机に10台ばかりネットに接続可能なパソコンが置いてある。
2階には他に20台ほど同じようなパソコンが配置されている。
7階建ての図書館だから、ネットができるパソコンはすべての階を合わせれば210台ほどになる。
だから、予約しなくても、ぶらりと訪ねて空いているパソコンを見つけるのはそれほど難しい事ではない。
1月30日には長机の片側に5台並んでいる、ちょうど真ん中が空いていたので、そこに座った。
見れば向かい側のパソコンも空いていた。
記事を書き始めたら、そのうち向かい側に大きなカナダ人の女が現れた。
身長が180センチで体重が少なくとも80キロはあるプロレスラーのような女です。
これで長机の10台はすべてふさがれたことになる。
おおおォ~ すっげぇ~ と感心して見ていたら、この女がすごいセキをし始めたのですよう。
体を震わせ、周りの空気も振動させるようなすごいセキです!
僕はモニターに隠れるようにして、この大女のセキをかわしました。
ところが、まったく遠慮のない大女で、立て続けにセキをしまくる!
モニターに隠れるようにしたって、風邪のウィルスはこの女の吐き出した飛沫に乗って長机の周りの空気に浮遊している。
これはヤバイ!
女は1時間ほどネットをやって帰って行ったけれど、僕はさらに1時間続けたから、2時間の間に風邪のウィルスの飛沫を吸い込んだに違いない。
翌日、案の定、喉のあたりが可笑しい。
僕の場合、これまでの風は鼻から来て喉に来るのだけれど、
あの大女の風邪は喉に直接来た。
あの長机に座っていた10人のうち、彼女を除いた9人は、まず間違いなく彼女から風邪を移されたに違いない。
とにかく、タチの悪い風邪を移されましたよ!
『夢とロマンの横浜散歩』より
(2011年2月12日)
こういう事が実際にあったのですよ。
ええっ。。。? そんな事はどうでもいいから、偶然の出来事って何だったの?
あなたは、そう僕に尋ねるのですか?
あまりせかせないでくださいよ。
でも、分かりました。
あなたのために、もう余計な事は言いません。
それは忘れもしません3月25日のことでした。
図書館の6階にあるパソコンで僕は次の記事を書いていたのですよ。
■『すはま』(2011年3月23日)
午前11時半に書き始めて、ちょうどお昼になろうとする頃に停電ですよ。
急にスクリーンも部屋の中も真っ暗になって、パソコンはプツンと切れたような音を発してダウンですよ。
福島の原子力発電所のような障害が発生したわけではないのですよ。
原因は今でも分かりませんが、とにかく偶然の停電です。
エレベータに乗っていた人はビックリしたと思うのですよ。
3秒か5秒の間に緊急発電機が作動したので、図書館の電気はすぐに点(つ)きました。
真っ暗になったと言ってもお昼時ですから窓からは、お日様の明かりが差し込んでいました。
エレベーターに閉じ込められた人以外は、別に暗闇に悩まされたということもなかったのです。
とにかく、電気はすぐに回復したけれど、パソコンは切れたまま。。。
つまり、30分ほど書いた文章がパーになってしまったのですよ。
んもお~~!!
保存しておいたとしても図書館のパソコンは再起動した時にハードディスクの記憶も削除するようになっている。
だから、30分ほど書いた文章は、もう取り返しがつかない!
オー・マイ・ゴッド! オー・マイ・ゴッド!
僕はキリスト教徒でもなんでもないけれど、その時には地球が滅亡したような気分になって、もう恥じも外聞もなく絶望から叫んだものですよ!
ちょっと大げさですけれどね。 うへへへへへ。。。
でも、その大げさな絶望が上の写真の女性の目に留まったのですよ。
その女性は隣のテーブルのパソコンを使っていました。
僕との間は2メートルぐらい離れていました。
"What a power failure! Have you lost a ton of work?"
(全くひどい停電だけど、あなたは長い文章を失ってしまったの?)
"Oh, yeah! You're telling me! Oh, Jesus Christ!"
(その通りなんだよ! まったく、なんてことだい!)
その時、“また、同じ文章を初めから書き直すのかよう!? んもお~~!”
僕はそう思うと、うんざりして、たとえマリリンモンローが隣に座っていたとしても、あまり話す気分にはなれなかった。
でも、停電が回復するまでは、他に何もすることが無いのですよ。
それは、彼女とて同じですからね。。。
その時、近くには僕と彼女しか居なかったのですよ。
他に4台空いているパソコンがあったけれど、珍しく使っている人は誰も居なかった。
これも、偶然と言えば偶然の事でした。
そう言う訳で、停電がまもなく回復することを願いながら僕と彼女は世間話を始めたと言う訳です。
英語を書くのは面倒だから、これからは日本語だけで書きますよ。
あなた、これからどうするつもりなの?
どうするってぇ、緊急発電機が作動して図書館の電気が点いたのだから、コンピューター・システムもまもなく回復するんじゃないかな?
そうねぇ~。。。早く回復するといいのだけれど。。。ところで、私、シルヴィーっていうの。。。あなたは。。。?
ん。。。? ぼく。。。? ケイトー(Kato)だよ。 あの有名なグリーン・ホーネットに出てくるブルース・リーが演じている役と同じ名前なんだよ。
あら、そうなのォ~?
あなたの名前で僕は思い出したよ。 シルビアホテルがイングリッシュ・ベイにあるのですよ。 古いけれど夏にはツタが絡まって、なかなか風格のあるホテルなんだよ。 時には知り合いの女の子とシルビアホテルの近くのレストランで食事をすることもあるのですよ。
こんにちは。ジューンです。
黒豚トンカツが出てきましたけれど、
あたくしも日本でトンカツをいただいたことがありますわ。
美味しかったですわ。
でも、わたしはポークよりもビーフの方が好きです。
デンマンさんが久しぶりにご馳走してくれると言うので
イングリッシュベイを散歩しながら
シルビアホテルの近くの
イタリア・フランス料理専門レストランへ行きました。
【シルビア・ホテル】
デンマンさんが、何が食べたいの?ときくので、
ちょっとおねだりして仔牛と
フォアグラのローストをリクエストしました。
う~♪~ん。 期待していた通りですう。
仔牛は、フランス語で「ヴォー」veau、
英語では「ヴィール」vealですよね。
まだ脂肪が少なくて赤い色も薄い感じです。
特徴は香りやクセがなく、
とても柔らかいのですわ。
その分、バターなどコクのある食材と
あわせる場面が多いようです。
今回は春キャベツで包んだ乳飲仔牛と
フォアグラのローストです。
マルサラ酒とリコッタチーズのソースが
とっても合っていました。
2色のアスパラガスが添えてあって、
落ち着いた感じを与えています。
フレッシュでクセの無い乳飲仔牛に合わせるのは
贅沢にも濃厚なフォアグラですう。
やわらかな春キャベツと季節のアスパラは、
お肉とぴったりと相性が合っていましたよ。
ソースはしっかり目に全体をまとめていました。
普段、口にする機会がないヴィールと
フォアグラなので、とっても期待していました。
デンマンさんが特別に注文してくれた
カクテル「楊貴妃」が、まず出てきました。
わたしが首を長くして待っている間
デンマンさんは楊貴妃の大理石像を見るために
わざわざ中国の西安に行ったときの事を、
いろいろと話してくれました。
料理が出てくるのを待ちながら、
わたしは「楊貴妃」をチビリチビリお口に運びました。
いつものようにデンマンさんは、
かなり詳しい歴史のお話をしてくれましたが、
わたしは半分、上の空で聞いていました。
うふふふふ。。。
次に出てきたのはイタリア料理の
バヴェッティーネでした。
焼穴子、あさりと松茸に、たっぷりの
芽葱(ネギのスプラウト)があしらってありました。
食べた瞬間、京都の老舗(しにせ)で味わうような
上質の和食を連想させる優しい味わいでした。
そして、デザートにはクレームエペスでした。
クレームエペスと言うのは、
フランス・ノルマンディー地方の
生クリームの一種です。
乳酸発酵させた爽やかな
酸味と芳醇なコクが特徴です。
クリーミーなヨーグルトといった感じの味わいですわ。
エペス(epaisse)とはフランス語で
「厚い」「濃い」という意味の形容詞で、
その味わいを表現しています。
なぜか、どこか懐かしいキュートなテイストでしたわ。
フレッシュな巨峰との相性が抜群でした。
お酒を絶対に口にしないデンマンさんが、
その場の雰囲気にすっかり酔ってしまったように、
わたしにちょっとベタベタした一幕もありましたわ。
ところで、卑弥子さんが面白い記事をまとめました。
楽しいですから、ぜひ読んでみてくださいね。
■ 『笑って幸せな気分になれるサイト』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
『ミッチブーム』(2011年4月10日)より
あらっ。。。あなたってぇ、見かけによらずにグルメなのね?
いや。。。、僕はグルメじゃありませんよ。 僕の知り合いがグルメなのですよ。
でもねぇ、私の名前はシルビアではないのよ。
あれっ。。。でも、あなたはついさっきシルビアと言ったばかりじゃないですか!
いいえ。。。シルビア(Sylvia)ではなくてシルヴィー(Sylvie)なのよ。 語尾が違うのよ。 元々は、どちらもラテン語から派生した言葉らしいわ。
でも、シルビアの方が世界的によく使われているようですね?
そうなのよ。 あの『エマニエル夫人』になったシルビア・クリステル(Sylvia Kristel)が登場したおかげで“シルビア”の方が世界的に知られるようになったんだと思うわ。
。。。で、シルヴィーは『エマニエル夫人』を観ましたか?
もちろん観たわよ。 私がバンクーバーにやって来てまもなく、1973年にエマニュエル・アルサンの小説『エマニュエル』が大ヒットしたのよ。 その翌年に映画化されてたので、私はバンクーバーで観たわ。。。ケイトーはどうなのよ?
観ましたよ。 世界的に有名になったので観ないと話題についてゆけないと思ったので仕方なく観ましたよ。
なんだか、いやいや観たような言い方をするわね?
実は、二人の女性に誘われて、僕はアメリカ大陸横断中に立ち寄って、しばらく落ち着いたブルックリンの映画館で見たのですよ。
小百合さんとジューンさんまでが登場して『エマニエル夫人』でござ~♪~ますか?
卑弥子さんは『エマニエル夫人』の映画が嫌いなのですか?
決して嫌いではござ~♪~ませんわ。でも、どうして急に『エマニエル夫人』を持ち出してきたのでござ~♪~ますか?
僕がマリアさんとアンナさんとブルックリンで出会った頃、ちょうど『エマニエル夫人』の3作目“Good-bye, Emmmanuelle”をブルックリンの映画館でやっていましたよう。
。。。んで、デンマンさんも見に行ったのでござ~♪~ますか?
マリアさんとアンナさんが観に行こうと僕を誘ってくれたのですよう。
。。。んで、デンマンさんは金魚の糞のように付いて行ったのでござ~♪~ますか?
だってねぇ、二人のかわゆい女の子から一緒に観に行こうと誘われたのですよう。断れませんよう。うへへへへ。。。
アンナさんには付き合っているボーイフレンドは居なかったのでござ~♪~ますか?
マリアさんによると僕がブルックリンにやって来る3ヶ月ほど前にアンナさんはボーイフレンドと別れたと言うのですよう。
どうしてでござ~♪~ますか?
そこまで詳しい事をマリアさんは僕には言いませんでしたよう。
。。。んで、映画はどうでござ~♪~ました?
エマニエル夫人の旦那が外交官ではなくて建築家になっていましたよう。それに、タイのバンコクではなくて、エマニエル夫人がアバンチュールを繰り広げるのは、なんと、アフリカの東海岸から1300キロも離れた海の上のセーシェル共和国なのですよう。僕は、そういうところに共和国があったなんて全く知りませんでしたよう。
30数カ国を放浪したデンマンさんでも行ったことがないのでござ~♪~ますか?
ありませんよう。第一、存在すら知らなかったのですよう。僕はエジプトとモロッコには行ったことがあるけれど、アフリカ大陸から1300キロも離れたインド洋に浮かぶ115の島々までは、僕のオツムの中に思い浮かんできませんでした。
。。。んで、何か印象的なシーンでもござ~♪~ました?
僕は2作目を観ていないのだけれど、1作目と比べるとイマイチでしたね。
どうしてでござ~♪~ますか?
本筋となんら関係のない汽車のシーンで強引に話が終わってしまうのですよう。あとねぇ、テーマの歌詞が中学生の翻訳みたいで良くなかったですよう。
どういう風にでござ~♪~ますか?
Emmanuelle loves caresses of the mouth and hand
Emmanuelle loves the intellectuals and the laborers
Emmanuelle did not learn loving from the books
Emmanuelle needs her annual dose of ‘I love you’
こういう歌詞なんですよう。うしししし。。。歌詞と言うよりも中学生の英語の作文のようでしょう?もう少し映画に合ったような、ロマンチックでエキゾチックな単語を並べる事ができると思うのですよう。
。。。んで、印象的なシーンは全くなかったのでござ~♪~ますか?
ありましたよう。ワンシーンだけ強く僕の脳裏に焼きついたシーンがあったのですよう。
どのような。。。?
シャーロット・アレクサンドラ(Charlotte Alexandra)と言うフランスの女優が出ていたのですよう。
この女性でござ~♪~ますか?
そうですよ。面影がちょっぴりアンナさんに似ているのですよう。僕はこの映画で初めて見たのだけれど、このシャーロットがビラ(villa)。。。、日本で言うならば葉山のウォーター・フロントにあるようなしゃれた別荘で、美と健康をそのまま象徴しているような見事な肢体を見せるのですよう。
あの。。。あのォ~。。。もしかして。。。何も身につけないで。。。あのォ~。。。裸で。。。裸でござ~♪~ますか?
そうなのですよう。この時、僕はマリアさんとアンナさんの間に座って映画を観ていたのですよう。急にライトハウス・ビーチ(Lighthouse Beach)で見たアンナさんのヌードが思い出されてきて、スクリーンのシャーロット・アレクサンドラに重なったのですよう。まさに、僕はシャーロットのヌードではなく、アンナさんのヌードをスクリーンに見ていたのですよう。しかも、僕のすぐ左隣にアンナさんが座っているのですよう。
そ。。。そ。。。それでぇ。。。?
そのシーンを見ていたら、肘掛けのアンナさんの手の上に僕の手を重ねていたことが急に意識によみがえってきて、僕はアンナさんの表情を横目でチラッと見ながら、手の甲をぎゅっと握り締めたのですよう。
。。。んで。。。んで。。。アンナさんはどうしたのでござ~♪~ますか?
まず間違いなく僕が手の甲を握り締めた事を知っていたはずですよう。
当然でござ~♪~ますわ。。。それで。。。それで。。。?
でも、アンナさんは、何の反応も見せないのですよねぇ。まるで手の感覚が消えてしまったとでも言うように、画面に吸い込まれているのですよう。こういうシーンは女性の心も吸い取ってしまうのだろうか?。。。僕はちょっと不思議な気がしましたよう。
。。。んで、デンマンさんは何を期待していたのでござ~♪~ますか?
せっかく僕は自分の思いを込めてアンナさんの手の甲を握り締めたのですよう。だから、アンナさんが手のひらを返して僕と手と手を握り締め合って、もっと肌のぬくもりを感じ合いながら映画を観たいなあああぁ~。。。僕はそう思ったのですよう。
でも、アンナさんは無感動のままにデンマンさんの手の握りを無視したのでござ~♪~ますわね。。。うふふふふ。。。
卑弥子さんは、僕が無視された事を喜んでいるのですか?
いいえ。。。
でも、うれしそうな表情を浮かべていますよう。。。実は、その続きがあるのですよう。
どのような。。。?
映画を見終わってから、24時間営業のダンキン・ドーナツ(Dunkin Donuts)の店でお茶を飲もうと言うことになったのですよう。日本では“ミスタードーナツ”のチェーン店の方が有名だけれど。。。
んで。。。?
3人でテーブルについて映画のことをいろいろと話し始めたのですよう。印象的だったところ。。。良かったところ。。。アンナさんもマリアさんも“よかった。。。よかった。。。”の連発でしたよう。僕はそれ程感動的だとは思わなかったのに。。。
“あたし、お代わりしてくるねぇ~”
マリアさんがそう言って席を立ったので、僕はこの時とばかりに、またアンナさんの手を握ったのですよう。
“ケイトー!。。。アンナが気づくから止めてよね。”
ああ。。。アンナさんの気持ちを気遣って映画館の中では僕を無視し続けたんだ。。。そう思いましたよう。
デンマンさんは、分からなかったのでござ~♪~ますか?
卑弥子さんは分かりましたか?
もちろんですわ。おとといのお話を聞けば、その程度の事はすぐに分かりますわよう。
『思い出が美しすぎて』より
(2008年5月24日)
あらっ。。。ケイトーって見かけによらずに女性に対して、かなり積極的なのねぇ~?
それは、もう20年以上も前の話ですよ。
今はもう積極的ではないのォ?
ブログを書くのが忙しくってねぇ~。
マジで。。。?
そうですよ。。。だから、こうして図書館に毎日のようにやって来て記事を書くようになったのですよ。
自分の家のパソコンでは書かないの?
ボッコわれてしまったのですよ。
あらっ。。。そうだったの? なるほどォ~。。。それでねぇ~。。。納得したわァ~。。。
何を納得したのですか?
あのねぇ~。。。実は、私はあなたと会うのは初めてではないのよ。
ん。。。? 初めてではない。。。?
そうなのよ。。。私はあなたと何度も会っているのよ。
まさか。。。?
いえ。。。マジで。。。?
でもねぇ、シルヴィー。。。僕は今日あなたと初めて話をしたのですよ。
ええ、そうだわ。。。でも、私はあなたと何度も会っているのォ。
冗談でしょう!?
マジよ。。。あなたが気づかなかっただけなのよ。 私の話を聞けばあなただって納得するわ。 その前に、私、ちょっと。。。おトイレにいってくるから。。。ここでじっとして待っててね。 じゃあねぇ。 うふふふふふ。。。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ~。。。
マジでこのようなことがあったのかしら?
でも、デッチあげたにしては、ちょっと手が込んでいるのよねぇ~。
あなただって、そう思うでしょう?
とにかく、シルヴィーさんがおトイレから戻ってくるのを待たなければならないのよ。
たぶん、明日か、明後日にはこの続きが読めると思いますわ。
だから、あなたも期待して読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあねぇ。
ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
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こんにちは。ジューンです。
おばさんパンツを穿かせられて
何度となくデンマンさんのブログに
登場していますけれど、
すべてコラージュですわ。
これもコラージュです。
実物のわたしは、もう少し
太っているのですわ。
うふふふふふ。。。
写真を撮ってお見せできるような
スタイルではありません。
減量してスマートになったら、
実物のわたしをお見せできると思います。
期待しないで待っててくださいね。
ところで、卑弥子さんが面白いサイトを
やっています。
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■『あなたのための笑って幸せになれるサイト』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ
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