2011年9月23日金曜日

バカの歴史

 
バカの歴史
 




 
 

バカになることの大切さ



歴史も前進するとすれば、バカになることの大切さを理解し、それに徹した人々がいたからではないか、という想いである。
この反対が、常に抜け目なく小利口に立ち回り、他者を出し抜くことしか頭にない人々であるのはもちろんで、「歴史」とはイコール「人間世界」である以上、この二つのタイプは昔も今も変わりなく存在してきた。

では、どちらがトクするか。
短期的に見れば、後者がトクする。
しかし長期的視点に立って眺めると、時代がゆっくりと進行した古代でも百年、何もかもが激動する現代ならば十年も過ぎれば、前者のほうがトクするようになる。

軍事力に例をとれば、古代ではほとんどの国が、戦場に送ったのは、カネで傭う傭兵と強制的に徴集した農民だったのだ。
いつでも戦争しているわけではないのだから、必要に迫られたときに必要な人間を集めるこの方法のほうが、経済上からも合理的であったのだろう。

傭兵と農民によるにわか仕立ての軍隊が常識であった時代に、常備軍を制度化したのがローマである。
それでもローマは早い時期から、志願兵による常備軍制度を確立していた。

ローマが強かった要因にはいくつもあげられるが、その第一が常備軍制度にあったとは、研究者の間でも定説になっている。
いつでも軍事力を行使できるということは、外交の場でも有利に働くのだ。

(注: 赤字はデンマンが強調。
イラストはデンマン・ライブラリーより)




114 - 115ページ
『日本人へ (国家と歴史篇)』
著者: 塩野七生
2010年6月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋




ケイトーは、また塩野七生さんの文章を引用して彼女を非難するの?



いや。。。僕は塩野さんを非難しているのではないのですよ。

そう言いながら、どうせまたケイトーは座右の銘を持ち出すのでしょう!?



 
 
批判のないところに進歩なし。
 
 
愛なき批判は空虚にして
 
 
批判なき愛は盲目なり。





シルヴィーも分かっているのならば同じ事を繰り返さないでくださいよ。



。。。で、何を批判しようとするの?

あのねぇ~、塩野さんは「(歴史を)短期的に見れば、後者がトクする」と書いている。 つまり、後者とは「常に抜け目なく小利口に立ち回り、他者を出し抜くことしか頭にない人々」ということですよ。

要するに、いつでも戦争しているわけではないのだから、必要に迫られたときに必要な人間を集めるこの方法のほうが、経済上からも合理的である。 「常に抜け目なく小利口に立ち回り、他者を出し抜くことしか頭にない人」は、そのようにするだろうと塩野さんは言うわけね。

僕もそうだと思いますよ。 でもねぇ、歴史を長期的に見ると、経済的にはトクをしない。 しかし、バカなようではあるけれどお金がかかる常備軍制度を持つことによってローマは世界を制覇したと言うのが塩野さんの言おうとしていることですよ。 つまり、「バカになることの大切さ」をこのように具体的に説明しているのですよ。

それについてケイトーは批判しようとするつもりなの?

シルヴィーにも判る? うしししし。。。

判るわよ。。。。で、バカになることは大切じゃないとケイトーは言いたいの?

その通りですよ。 歴史も人生も言葉の遊びじゃないのだから、本当のバカになったらダメですよ! んもお~~。

でも、ローマ帝国は常備軍を持つことによって世界を制覇したのでしょう!? 経済上の合理性を追求し、常に抜け目なく小利口に立ち回る小利口な者よりも、ちょっと馬鹿らしいけれどお金がかかる常備軍を持ったローマ帝国の政治家は確かに長い目で見たら世界を制覇したのだから、塩野さんが言う「バカになることの大切さ」も判るような気がするわ。

つまり、シルヴィーは塩野さんの考え方に賛成するの?

世界を制覇するという目的に沿って考えれば「バカになることの大切さ」も理解できるのよ。

あのねぇ~、その同じ塩野さんが次のようにも書いている。


ローマの衰亡



ハドリアヌス帝で頂点に達する五賢帝の時代のローマ帝国も同じだった。
アウグストゥス帝で始まる紀元1世紀のローマ帝国は、力はあっても洗練度ではいまだの状態だったが、ハドリアヌス統治下の2世紀には、力があるとともに洗練度も最高になる。
そして、それに次ぐ3世紀以降ともなると、洗練度は維持できても力のほうが衰えてくるのだ。

建築でも彫刻でも通貨でさえも、そのうえ人間の技の結晶にかぎらず精神面でも、この流れに沿って進むような気がしている。
これもまた、ローマ人から学んだことの一つであった。

(注: 赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)




46ページ
『日本人へ (国家と歴史篇)』
著者: 塩野七生
2010年6月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋




あのねぇ~、『平家物語』を読んでも、そうだけれど。。。、また『源氏物語』を読んでも同じような事が言えるのだけれど、人の一生も、また、一つの政権の物語も、ずっと隆盛を誇るということはありえない。 必ず衰退してしまう。



どうして。。。?

だから塩野さんも書いている。 

洗練度は維持できても

力のほうが衰えてくるのだ。

建築でも彫刻でも通貨でさえも、

そのうえ人間の技の結晶にかぎらず

精神面でも、この流れに沿って

進むような気がしている。


つまりねぇ、「バカになることの大切さ」もいいのだけれど、本当の馬鹿になってはダメなのですよ。

ローマ帝国の政治家も本当の馬鹿になってしまったとケイトーは言うの?

そうですよ。

どうして。。。?

要するに、精神面でも衰退してしまったのですよ。

具体的にはどう言う事なの?

塩野さんが具体例を示してくれてますよ。 ちょっと読んでみてください。


8月15日に考えたこと



中世の十字軍時代の資料を読んでいて感じたことなのだが、当時の西洋のキリスト教徒にとっての十字軍は、イエス・キリストのために行う聖戦だった。 ところが攻めてこられた側のイスラム教徒たちは、宗教戦争とは見ずに侵略戦争と受けとったのである。 宗教心から起こった戦争ではなく、領土欲に駆られての侵略というわけだ。

そのアラブ側の資料を読みながら、私は思わず、ならばその前の時代の北アフリカやスペインへのイスラム勢の侵攻は何なのよ、と言ってしまった。 その時代のイスラム教徒は、右手に剣左手にコーランという感じで、地中海の南に限らず西側までもイスラム下に加えていたのだ。

 (中略)

第二次大戦での日本も、防衛で始まり侵略に移った後でも勝ち続けて大東亜共栄圏を樹立し、しかもそれで百年つづいていたとしたら、侵略戦争と言われることもなかったろう。 だが、その前に負けたのだ。 七百年も昔にキリスト教側の敗退でケリがついているはずの十字軍でさえも、今なおイスラム側では侵略戦争としているくらいなのだ。...ゆえに私には、日本がしたのは侵略戦争であったとか、いやあれは侵略戦争ではなかったとかいう論争は不毛と思う。 はっきりしているのは日本が敗れたという一事で、負けたから侵略戦争になってしまったのだった。

となれば、毎年めぐってくる8月15日に考えることも、方向がはっきり見えてくるのではないか。 第二次大戦の反省なんてものは脇に押しやり、戦時中と戦後の日本と日本人を振り返って示す。
戦争を知らない世代に知らせるためである。 だがその後は、過去ではなく現在と未来に話を進める。 そこで論じられるのはただ一つ。 どうやれば日本は、二度と負け戦をしないで済むか、である。

(注: 赤字はデンマンが強調
写真はデンマン・ライブラリーより)
 



218 - 220ページ
『日本人へ (国家と歴史篇)』
著者: 塩野七生
2010(平成22)年6月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋

『奈良の鹿と憲法9条』に掲載




ローマ帝国の政治家のおっさんたちは、常備軍の問題点の反省なんてものは脇に押しやり、どうすれば衰亡に向かっているローマ帝国は二度と負け戦をしないで済むかという事だけしか考えられなかった。



つまり、ローマ帝国の常備軍にも問題があったのね。

その通り。。。

具体的にはどのような問題だったの?

あのねぇ~、戦争はしないことに越したことはない。 しかし、戦争がないとなれば常備軍を維持するためにお金がかかってどうしようもない。 だから、戦争をすることによってお金がかかるということをローマ帝国の皆様方に示さねばならない。 それで常備軍が維持できる。 しかし、戦争で兵隊が死ねば、また戦争で悲惨な目に遭えば、どうしたって戦争を嫌悪する気分が広がる。 ちょうど太平洋戦争に負けた後の日本のように。。。


1947年8月に文部省から出された『あたらしい憲法のはなし』では、第九条の非武装の理念について、生徒に向かってこう説明されている。




みなさんの中には、こんどの戦争に、おとうさんやにいさんを送りだされた人も多いでしょう。 ごぶじにおかえりになったでしょうか。 それともとうとうおかえりにならなかったでしょうか。 また、くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。 いまやっと戦争はおわりました、 二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。



1945年3月の東京大空襲で

焼け野原になった江東区。


こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。 何もありません。 ただ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。

 (中略)

そこでこんどの憲法では、日本の国が、けっして二度と戦争をしないように、二つのことをきめました。 その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさいもたないということです。 これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。 (中略) しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。 日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。 世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。

もう一つは、よその国と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって、相手をまかして、自分の言い分をとおそうとしないということをきめたのです。 なぜならば、いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの国をほろぼすようなはめになるからです。 また、戦争とまでゆかずとも、国の力で、相手をおどすようなことは、いっさいしないことにきめたのです。


ここでは、「日本はただしいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。 世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」と述べられている。 つまり、当時は、第九条をはじめとする日本国憲法は、「日本の誇り」とされていたといっていい。 戦争に負けて、科学力でも経済力でもアメリカに勝てない国だけど、憲法だけは自慢できる、というふうに。

たとえば1947年5月3日に日本国憲法が施行されたとき、各新聞の社説はこんなふうに述べている。
「敗戦後の現在にあって、われら国民が自信を持って内外に示しうるものが果たしていくつあるか。 新憲法こそややもすれば目標を見失いがちな国民にはっきりと行先を教え、世界に偽りもひけめも感じることなしに示し得る最大のものであろう」(日本経済新聞)、「(第九条は)決して単なる“敗戦の結果”ではなく、積極的な世界政治理想への先駆なのである」(読売新聞)、「これからの日本の国家綱領であり、同時に基本的な国民倫理である」(毎日新聞)。 ざっとこんなぐあいだ。

(注: 赤字はデンマンが強調
写真はデンマン・ライブラリーより)




107 - 110ページ 『日本という国』
著者: 小熊英二
2006年3月30日 初版第1刷発行
発行所: 株式会社 理論社

『地球の平和』に掲載
(2011年8月9日)




私も上の9条は素晴らしいと思うわ。



当然のことですよ。 戦争の悲惨な体験を身をもって味わった人は戦争などは懲り懲りだと心の底から思うものですよ。 それなのに、憲法の条文はアメリカによって押し付けられたものだから、と主張して憲法を改正して軍隊を持てるようにしようという運動がある。

でも、実際に日本には軍隊があるじゃない!

そうですよ。 しかも最近では誰もが日本に軍隊があることを不思議だと思わなくなってしまっている。 でもねぇ、戦後の日本人はそのようには思わなかった。 素晴らしい9条を誇りに思っていた。 つまり、「二度と戦争をしないように、二つのことをきめました。 その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさいもたないということです。 これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです」という素晴らしい条文が日本国憲法にははっきりと書いてある。 このように日本が平和な国になったことを戦後の日本人は喜んでいた。

要するに、戦後、日本の政府と政治家が理想的な憲法の条文を悪く解釈して軍隊を持ち始めたというわけね。

その通りですよ。 しかも、9条を日本国憲法に盛り込んだアメリカ政府までが日本政府が軍隊を持てるように後押しをした。

その証拠でもあるの?

次のグラフを見れば歴然としていますよ。





「軍隊」と言う人はめったに居ないけれど、日本には「自衛隊」という立派な軍隊がありますよ。 しかも国防予算では世界で第4位ですよ。 要するに世界戦略の一部として日本に軍隊を持たせてアメリカのために極東の守りを固めさせたわけなのですよ。



国防予算ではアメリカがダントツじゃない!

軍事大国としてのアメリカが世界の覇権を維持するために軍事費にどんどんお金をつぎ込んでいる。 それだけではなく、アメリカは日本も十分に利用しながら世界戦略の中に日本の自衛隊も組み入れている。

日本の国民の皆様は知っているのかしら?

おそらく5%から10%ぐらいの人は知っていると思いますよ。

でも、そのような世界戦略をアメリカはマジで持っているの?

持っていますよ。 ちょうどローマ帝国が常備軍を維持しようとしたように。。。でもねぇ、中にはバカでない政治家も現れるのですよ。

例えばどのような。。。?

第二次世界大戦でヨーロッパ戦線で指揮をとったアイゼンハワー将軍は常備軍を維持することの問題点を指摘した!




アイゼンハワー大統領(Dwight D. Eisenhower: 元ヨーロッパ戦線連合軍最高司令官)が任期満了して辞める時(1961年1月17日)にアメリカ市民に“戦争インフラ”の中核をなしている“軍産コンプレックス”について次のように警告したんですね。

軍産コンプレックス

military-industrial complex


 


つまり、軍産コンプレックスを一人歩きさせてはいけませんよ!
。。。ということをアイゼンハワー大統領は警告したんですよね。
よく考えてくださいよ!
第2次世界大戦(ヨーロッパ戦線)で勝利を導いた最高司令官が
自分の国(アメリカ)で進められている“戦争マシーン(戦争インフラ)” を批判したんですよ!
警告した!

ところが、アメリカには、すでにアイゼンハワー大統領の主張に反対するAmerican Establishmentという、目に見えない、とらえどころがない隠然たる権力組織(戦争インフラ)が出来上がっていた。

アイゼンハワー大統領の心配をよそにベトナム戦争はますます泥沼化していった。

これに気付いたのがケネディー大統領だった。
軍産コンプレックスが一人歩きし始めていたので、これに鎖をつけて繋(つな)ぎ止めようとした。

ケネディー大統領は、そうしようとしたために暗殺されてしまった!
“戦争インフラ”の中核をなす軍産コンプレックスが関わっている事は明らかなんですよね。

なぜ、そう言えるのか?

ケネディー大統領暗殺にかかわるファイルは75年間封印されて今でも金庫の奥深くに眠っています。
真相が分かった時のアメリカ市民(世界のネット市民)に衝撃を与えるからですよね。
民主主義の国であるアメリカでもこのようなことが行われている。
“臭いものには蓋(ふた)”
アメリカの恥部です!

この背後に“戦争インフラ”がガッチリと守りを固めている!

このことをアイゼンハワー大統領が警告したんですよ!
それをケネディー大統領が守ろうとした。そのために彼は暗殺された。
僕が証明しなくても、その時が来て金庫からファイルが出されれば、歴史が証明しますよ。

時間があったら次の記事を読んでくださいね。





『戦争はなくす事ができるものです』

(2005年10月10日)





『戦争を無くす事はできますよね』より
(2006年6月15日)




要するにアメリカが国防予算に金をつぎ込まずに国民の生活にお金をつぎ込めば現在の経済の破綻は容易に回復できる。 平和な世界の実現も夢ではなくなる。 でも、産官軍複合体がある限りそのような希望は夢物語に過ぎない。



アメリカの黒幕たちは、戦争をすることによって常備軍の存在を認めさせ産官軍複合体を維持してゆこうということなのね。

シルヴィーも理解しているじゃありませんか!

ケイトーがそのように誘導したからよ!

でも、この事が理解できない本当にバカな政治家が日本にも、そして世界にも多すぎるのですよ。。。つうかァ~、目の前のお金儲けを考えている事業家と、政権を手にしたいことだけの政治家が多すぎるのですよ。

そうかしら。。。?

そして、そのような本当の馬鹿者が

ローマ帝国の政治を握る限り、

精神面での荒廃が進んで、

ローマ帝国の衰亡が

徐々に始まっていった。






つまり、同じ事がアメリカ帝国にも進んでいるということなのね。



その通りですよ。


【卑弥子の独り言】



ですってぇ~。。。
マジかしら?

確かに、世の中には戦争をするとトクをする人たちが居るのでござ~♪~ますわよう。
たとえば、ヒトラーのように権力欲に駆られた人とか
死の商人のように兵器をたくさん造っている人たちです。

このような人たちは、戦争が無くなっては困るのですわよう。
あなたにも分かるでしょう?

エストニアの人たちは独立運動を盛り上げる歌声で独立を勝ち取ったのでした。
だから、軍隊も兵器も要らないのでござ~♪~ますわ。
必要だと思っている人は、ヒトラーや死の商人のような人物の思惑に洗脳されているだけなのですわ。

とにかく、残暑もようやく峠を越したようですゥ。
あまりの暑さに毎日のように冷し中華を食べていましたけれど。。。



こうして「冷し中華」をながめると、ちょっと飽きてきましたわ。
そろそろ、ジンギスカン料理が恋しくなってきました。



もういけません!
十二単を脱ぎ捨てて、すぐ近くのモンゴル料理店へ走ってゆこうと思いますゥ。
うふふふふふ。。。

ところで、シルヴィーさんのことをもっと知りたかったら次の記事を読んでくださいね。



『シルヴィー物語(2011年4月27日)』

『波乱の半生(2011年4月29日)』

『シルヴィーとネット革命(2011年5月6日)』

『シルヴィーとデヴィ夫人(2011年5月30日)』

『シルヴィーとケネディ夫人(2011年6月15日)』

『バンクーバー暴動と平和(2011年6月25日)』

『ビルマからの手紙(2011年7月3日)』

『ブッシュの戦争(2011年7月7日)』

『国際的愚か者(2011年7月11日)』

『あばたもえくぼ(2011年7月14日)』

『あなたも国際市民(2011年7月18日)』

『リビエラ夫人のハンバーグ(2011年7月22日)』

『芸術とブルックリン(2011年7月26日)』

『思い出のパリ(2011年7月30日)』

『海外志向とおばさんパンツ(2011年8月5日)』

『地球の平和(2011年8月9日)』

『愚かな写真狩り(2011年8月13日)』

『死の写真狩り(2011年8月17日)』

『キモい写真狩り(2011年8月21日)』

『生パンツと床上手(2011年8月25日)』

『ヌードと写真狩り(2011年8月29日)』

『あなたの平和と幸福(2011年9月2日)』

『あなたの平和な日々(2011年9月7日)』

『奈良の鹿と憲法9条(2011年9月11日)』

『文は人なり(2011年9月15日)』

『キモい戦争(2011年9月19日)』


とにかく次回も面白くなりそうですわ。
あなたも読みに戻ってきてくださいましね。
じゃあ、また。。。






ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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こんにちは。ジューンです。

第41代および第43代米国大統領を生み出した

ブッシュ家は、軍産複合体を生業としてきました。

第43代米大統領の曽祖父のサミュエル・ブッシュは

オハイオ州で兵器を製造していた

バッキー・スティール・キャスティング社を

経営していました。
 
 

 
東京大空襲で焼け野原になった江東区
 
 
祖父のプレスコット・ブッシュは東京大空襲で

大量に使用された焼夷弾である

集束焼夷弾E46の製造を

行なっていたドレッサー・インダストリーズ社に

関与していたのです。

第41代ブッシュ大統領は

このド社の石油部門で働いていたのです。

その後、第41代ブッシュ大統領はCIA長官、

副大統領、大統領時代において、

海外との兵器貿易を押し進めており、

副大統領時代には

イラン・コントラ事件が起きています。

この事実だけを見ても、

「軍産複合体」の動きが見えてきますよね。

では、ここで面白いジョークをひとつ。


その大統領は誰?

アメリカのある高官が、イラク戦争についてのラジオ番組に出演した際に、こう語った。

「大量破壊兵器を使用した歴史を持つ恐怖の独裁国家は、国際社会から排除しなければならない。 あの強欲で無能な大統領を拘束することに成功した今、全世界はより安全で幸せになった」

番組終了後、ラジオ局には次のような問い合わせが殺到した。



「いつブッシュが捕まったんだ!?」




『バカの固定観念』より
(2011年5月26日)




ところで、卑弥子さんにもちょっと信じがたいような

恋物語がありますわ。

関心があったらぜひ次のリンクをクリックして

じっくりと読んでみてくださいね。

『平助さんが卑弥子さんに

恋をしたのがウンのつき』


では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。




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