2012年1月3日火曜日

キモい組み合わせ

キモい組み合わせ













189ページより
『47都道府県女ひとりで行ってみよう』
著者: 益田ミリ
2008年6月25日第1刷発行
発行所: 幻冬舎




デンマンさん...明けましておめでとうございます。 新年もよろしくお願いします。



あれっ。。。初湯につかりながら新年の挨拶ですか。。。僕も小百合さんと一緒に初湯に入りたいですよ。



いけませんわ。。。ネット市民の皆様がこうしてご覧になっているのですもの。。。 うふふふふふふ。。。。

なにも今更恥ずかしがることはないでしょう。 じゃあ、この際、遠慮なしに。。。よっこらしょと。。。





ああァ~。。。いい湯だなあああァ~。。。



デンマンさん。。。「キモい組み合わせ」というのは私とデンマンさんのことですか?

やだなあああァ~。。。違いますよ。 上の漫画をよく見てくださいよ。









益田ミリさんが那覇市の「国際通り」の食堂で「豆腐チャンプル定食」を食べたのですよ。 それで、ふと近くのテーブルに座っているカップルを見ると、なんと「海ぶどう」と「コーヒー」を注文していた。






海ぶどう

海ぶどうとは、クビレズタ(括れ蔦)のこと。
学名は Caulerpa lentillifera。
イワズタ科イワズタ属に属する海藻。
沖縄県では、海ぶどうやグリーンキャビアと呼ばれており、食用にする。
日本では南西諸島に、日本国外では東南アジアやオセアニア等の浅海域に分布する。
主に、潮間帯の下部から漸深帯の砂地に生育する。

長さ2~5m程度まで成長する。
匍匐茎(ランナー)を伸ばし、匍匐茎の途中から直立する茎が生える。
この直立する茎が食用になる部位で、球状の小枝(葉のような形状)が密生しており、「海ぶどう」の由来にもなっている。
また、和名のクビレズタは、直立する茎と小枝の間がくびれていることにちなむ。

沖縄県では、昔から食べられており、その形状から海ぶどうやグリーンキャビアと呼ばれている。
生で、醤油や三杯酢等をタレのように浸けながら食べる。
刺身の付け合わせにもされる。
ご飯の上にのせて三杯酢をかけた海ぶどう丼や、味付けせずに沖縄そばの上に乗せて海ぶどうそばとして食べることもある。
調味液に長く浸すと、プチプチとした食感をもたらす粒状の部分がしぼんでしまう。
また低温に弱く、冷蔵庫で保存すると萎んでしまうので常温で保存する。
3~4日間は常温で問題なく保存できる。

沖縄県では養殖が行われており、日本全国への発送も行われている。
最近フィリピン産の養殖物も出回っており、水産庁西海区水産研究所や沖縄県水産海洋研究センター等が沖縄県産とフィリピン産の遺伝的な違いがあるかどうかを研究している。
近年沖縄県以外でも養殖が試みられており、試験的な養殖に成功している例もある。
海水水槽で観賞用に栽培されることもある。




出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




あらっ。。。「海ぶどう」という食べ物があったのですか? 私は知りませんでしたわ。



グルメの小百合さんでも知らない食べ物があるのですか?

もちろんですわァ。 何もかも知っているなんて不可能ですわよ。。。で、「海ぶどう」と「コーヒー」がキモい組み合わせなのですか?

益田ミリさんは、そう思ったので上の漫画を描いたわけですよ。

デンマンさんも、そう思うのですか?

いや。。。僕は食べ物の組み合わせは人それぞれで、どのような組み合わせでも、その人が好きなら、それでいいと思いますよ。

そうかしら? 。。。で、どうして「キモい組み合わせ」というタイトルにしたのですか?

館林のガストで餃子とコーヒーを注文したことを思い出したのですよ。










実は、軽井沢の四川料理店で辛いラーメンの他に餃子も食べたのですよう。



デンマンさんは餃子が好物なのでござ~♪~ますか?

好きですね。 でも、バンクーバーでは、ほとんど餃子を食べないのですよう。

どうしてでござ~♪~ますか? チャイナタウンへ行けば安くておいしい餃子をたくさん食べる事ができるのでしょう?





そのとおりですよう。でもねぇ、バンクーバーに居ると不思議に餃子を食べたいと思うことがない。



。。。んで、日本へやって来ると餃子が食べたくなるのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。もともと餃子は中国が本場なのだろうけれど、僕が初めて餃子を食べたのは日本ですからね。 多分、そういう無意識が働いて日本に帰省すると無性に餃子が懐かしくなるのかもしれません。

。。。んで、軽井沢の餃子はどうでござ~♪~ました?

あのねぇ~、不思議なのは四川料理店で食べた餃子は一皿680円でした。 館林へ行ったときに ガスト(GUST) で小百合さんと一緒に食べは餃子は一皿260円ほどでした。

それで、お味の方はどうだったのでござ~♪~ますか?

どちらもうまいのですよう。 つまり、味はほとんど変わらないのですよう。 要するに、軽井沢で食べた餃子には“軽井沢”と言う場所代が含まれていると、しみじみと感じさせられましたよう。 うしししし。。。

。。。んで、何が餃子のロマンなのでござ~♪~ますか?





あのねぇ、館林のつつじヶ丘公園で白鳥を見たあとで小百合さんと館林のガストへ行ったのですよう。 メニューを見たら、うまそうな餃子の写真が載っている。 もう衝動的に餃子を注文しましたよう。



小百合さんは。。。?

当時、中国製の毒入り餃子がニュースになっていたせいか、小百合さんは餃子を全く食べませんでしたよう。

。。。んで、お飲み物は。。。?

僕はコーヒーです。 小百合さんはチーズケーキとコーヒーでした。

デンマンさんは餃子とコーヒーでござ~♪~ますか?

そうですよう。 そういう組み合わせは見たことがないと小百合さんは言ってましたよう。 ウへへへへ。。。。

。。。んで、何がロマンなのでござ~♪~ますか?





だから、小百合さんと恋人同士のようにテーブルについて、本当に久しぶりに餃子を食べたのですよう。愛する人を目の前にして餃子を食べる。その時、これ以上のロマンチックな設定はないだろうと思ったほどですよう。うしししし。。。



デンマンさんのロマンは260円の餃子でござ~♪~ますか?

そうですよう。

小百合さんは子供の頃からの聖地に別荘でござ~♪~ますよね?





あのねぇ~、260円の餃子であろうが、2億6千万円の別荘であろうが、ロマンに値段の差はないのですよう。 幸せをじっくりと自分のモノとして味わうこと。。。それがロマンの醍醐味ですよう。 うしししし。。。




『餃子とロマン』より
(2009年2月6日)




3年も前の記事ですわね。。。言われてみれば、そのような事もありましたわ。



小百合さんにとって餃子とコーヒーはキモい組み合わせなのですか?

いいえ。。。とりわけキモいとは思いませんでしたけれど、今から振り返ってみると、あの当時、餃子を食べるのは勇気のいることでしたわ。

毒入り餃子ですか?





マスコミがずいぶんと騒いでいましたから。。。餃子だけではありませんでしたわ。





うん、うん、うん。。。ダンボール入りの「肉まん」というのもありましたね。



軽井沢でも館林でもデンマンさんが美味しそうに餃子を食べる様子を見ながら、このような勇気がある人も居るのかと思って感心していましたわ。

そうかなあああァ~。。。今、あの当時の小百合さんの様子を思い返すと、呆れているような表情が半分と驚きがもう半分、顔に表れていましたよ。

それはデンマンさんの思い過ごしというものですわ。

でもねぇ、確かに「キモい組み合わせ」というのはありますよ。 

デンマンさんにとっての「キモい組み合わせ」とは、どのようなものなのですか?

あのねぇ~、僕がまだ20代でトロントの下宿にいた頃、通りを挟んで向かいの家に住んでいる小さな可愛い女の子居たのですよ。 下宿のおばさんには子供が居なかったからポーリンというフランス系のその女の子を可愛がっていた。

いくつぐらいの子でした?



7つか8つぐらいでしたよ。 ときたまポーリンがベランダに現れるとおばさんは「おいでおいで」をして「お八つ」を与えるのですよ。 ちょっと意外だったのはポーリンは豆腐が好きだった。 冷奴(ひややっこ)に醤油をかけて食べるのですよ。 おばさんがこぼしていたのは、冷蔵庫を勝手に開けてポーリンは「肉の細切れ(ground meat; minced meat)」を生で少しづつ食べてしまうというのですよう。 気づくと細切れの塊が半分ぐらい無くなっているという。





生で。。。ですか?



そうですよ。 僕もポーリンが冷蔵庫を開けて食べているのを見たことがありますよ。

それで何が「キモい組み合わせ」なのですか?

あのねぇ、たまにはポーリンは3時頃から夕食の時間まで居ることがあって、僕とおばさん夫婦と一緒に夕食を食べることがあるのですよ。

日本食ですか?

そう。。。炊き立てのご飯が出ると、なんとポーリンは牛乳をご飯にかけて、その上に砂糖を振りかける。

そうやってご飯を食べるのですか?

そうなのですよ。。。これには僕もキモい!と思いましたよ。

どうして炊き立てのご飯にミルクとお砂糖をかけて食べるのですか? 

考えてみたらポーリンはオートミールのつもりで食べているのですよ。




【卑弥子の独り言】



ですってぇ~
確かに、炊き立てのご飯に牛乳をかけて、その上にお砂糖を振りかけて食べるのは、ちょっとばかりじゃなくて、かな~りキモいですわよね。 うふふふふふふ。。。
想像しただけでも、なんだかオエーとなってしまいそうですわ。

あたくしにとって「キモい組み合わせ」というのはポテトチップサンドイッチを見たときですわ。
食パンの上にポテトチップをどっさりと載せて、その上からマヨネーズをかけ、その上に食パンを載せて、そうやって挟んで食べるのですわよ。





マジで。。。? とあたくしはその様子を見て自分の目を疑ったほどでござ~♪~ますう。

何を隠そう! そうやって食べたのはデンマンさんなのでござ~♪~ますわよ!
どうして、そのようなキモい食べ方をなさるのでござ~♪~ますか?と尋ねたら、アメリカ映画の中で、そのようにして食べた役者が居たと言うのですわよ。

観ているカナダ人のお客さんも、さすがにオエーと言っていたそうですわ。

とにかく、次回も、面白い話題が続きそうでござ~♪~ますう。
あなたも、どうか、また読みに戻ってきてくださいましね。
では。。。






ィ~ハァ~♪~!

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こんにちは。ジューンです。

食べる事が嫌いな人って居ませんよね。

でも、同じ食べるのでも、国によって

その考え方はさまざまなようです。

アメリカ人やカナダ人も食べる事は好きですが、

食べ物は喜びと言うよりも

生命維持と関連付けて考える事が多いです。

フランス人は食の喜びを大切にします。

人生の楽しみは食べることだと

豪語するフランス人も居ます。

他のものは節約しても、

食べ物にはお金を惜しまない。

そう言うフランス人をよく見かけます。

日本ではお礼の気持ちを

「物」や「お金」で表すことが多いようですが、

フランスでは食事でもてなすことによって

お礼の気持ちを表すことが多いようです。

お寿司を見るとわたしは思うのですけれど、

日本人は「食」を単に空腹を満たすものではなく、

立派な芸術と見なしているのではないでしょうか?



ところで、英語の面白い話を集めました。

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では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。




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