(orange99.jpg)
きれいなオレンジが、スーパーの入り口近くに並んでいる。
薄めのオレンジ色は、さわやかなカリフォルニアのイメージで、日本の柑橘(かんきつ)類よりあか抜けて見える。
このさわやかな色彩に惑わされてはいけない。
実は毒のようなものが塗られているのである。
柑橘類の扱い方が、日本人とアメリカ人では異なっているとしかいいようがないが、だからといって、わざわざ有害なものを食べることはない。
アメリカでのオレンジ処理工程を見てみよう。
処理場に入ったオレンジは、まずブラッシングされる。
ここで、オレンジについた薄茶色のカサブタなどが削り取られて、きれいな色になるのである。
この処理によって、オレンジの表皮は、傷だらけになる。
細胞膜が破れているから、このままではカビが発生する。
そこでカビが生えないよう処置がほどこされるのである。
殺虫剤をスプレーし、次に白カビを殺すOPP入りワックスをかけて熱風で乾燥させ、さらに緑カビを殺すTBZやイマザリルをスプレーする。
こうして果皮の表面がきれいに見えているわけだが、ピカピカするのは、農薬入りワックスが光っているのである。
オレンジがどれほど危険になっているかは、風呂に発生する黒いカビを考えてみれば、すぐわかる。
「まぜるな 危険」と表示されているカビ落としでせっせと落としても、カビはまた生えてくる。
毒性の強い薬剤にも耐えるカビ。
それが生えてこないのがオレンジなのである。
グレープフルーツも同じである。
カビが生えないほど強力な毒物が塗られているものは、食べ物とはいえないのだ。
(中略)
日本には、収穫後の農産物に農薬を使用する感覚はないから、1974年にアメリカから輸入された柑橘類から OPP と TBZ が検出されると、厚生省は違法添加物として摘発した。
すると、アメリカは、日本に許可するように圧力をかけてきた。
そして、厚生省は、77年に OPP を、78年にTBZ を許可したのである。
大統領と副大統領が、日本の首相に会うたびに許可を要求したといわれ、それ以降、厚生省は、アメリカには抵抗しないことが慣例になってしまったのだ。
それでも、これらの物質が安全であれば文句はない。
ところが、許可後の動物実験で、OPP は発ガン性、TBZは催奇形性が見つかり、食品添加物としては許可すべきでないことが判明したのである。
農薬オレンジジュース!?
(ポストハーベスト農薬)
(赤字はデンマンが強調のため。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
90-91ページ
『食べるな、危険!』
著者: 日本子孫基金
2002年12月205日 第5刷発行
発行所: 幻冬舎
デンマンさん。。。なんだかこわ~いお話を持ち出しましたわね。
僕も上の本を読んでちょっとビックリしたのですよ。
そう言えばデンマンさんはオレンジの皮を細かく刻(きざ)んでコーヒーに入れるというよな事をメールに書いていましたわね。
小百合さんはよく覚えていますねぇ~。。。そうなのですよ。 僕も改めて読み返してみたのですよ。
差出人: "domini@yahoo.co.jp"
受取人: "green@infoseek.jp"
日付: 2009/03/31 14:17
(バンクーバー時間:
3月30日 月曜日 午後10時17分)
件名:オレンジの皮を
とっておいたの?
はい おはようございます
その ご飯おいしいの?
オレンジの皮をとっておいたの?
何のために?
日本では お風呂とか
たくあんのぬか漬けに 混ぜたり
乾燥して保存して とっておくけど、
デンマンさんはいつも
冷蔵庫に皮をしまっておくの?
邪魔だねー
粉末ソースで 焼きそばを作って
食べてみてくださいよ。
そんなソース味のみかんチャーハンでなくて…
小百合より
Subj:オレンジの皮? なぜ?
\(*^_^*)/キャハハハ。。。
Date: 03/04/2009 4:02:55 PM
Pacific Daylight Saving Time
(日本時間: 4月4日
土曜日 午前8時2分)
From: green@infoseek.jp
To: domini@yahoo.co.jp
CC: barclay1720@aol.com
はい、はい、はい、、、、お答えします。
\(*^_^*)/ キャハハハ。。。
オレンジは起きてシャワーを浴びた後に半分食べるのですよう。
その皮を毎日とっておきます。
使わなかった皮は捨てて、いつも新鮮な皮をとっておきます。
なぜ。。。?
みじん切りにしたものを少々コーヒーに入れるのですよう。
そうすると香りが引き立つのです。
それに、ラーメンを作るときにも焼きそばを作るときにもオレンジの皮をみじん切りにして入れるのですよう。
僕の創作調味料です。
一味、味が違うのですよう。
あまり入れすぎると苦くなって旨くありません。
どれだけ入れるか?
それが経験とカンですよね。
\(*^_^*)/ キャハハハ。。。
もう、5年ぐらい続けているので、
入れる量を間違える事はありません。
あのサワークリームを使ったヴィエンナコーヒーにも入れるのですよう。
味が引き立つのです。
今年の秋、その機会があったら、小百合さんにも僕の特製サワークリーム・ヴィエンナ(バンクーバー)コーヒーをご馳走しますね。
ところで、気温はそれ程上がっていないけれど桜が咲いて、だいぶ春めいてきましたよう。
今日の最高気温は9度です。
こんな気温でも、もう“7分咲き”に咲いている桜があるのですよう。
びっくりしますよう。
ついさっき、2時半ごろに町子さんから電話がありました。
4月6日の3時に僕のマンションで会うことになりました。
日本に行っていたのだそうです。
たいてい3月25日頃までには電話が来るのでしたが、今回はいつもよりも遅めでした。
日本での面白い話が聞けるので、今から楽しみです。
小百合さんも、たまには主婦業を忘れて、ゆっくりと僕のブログの記事でも読んでくださいね。
「軽井沢タリアセン夫人」を4月中には書き終えて、ビーバーランド XOOPS にアップロードするつもりです。
でも、最近、Lycos ロンドン のサーバの具合が悪くってアクセスできないんだよね。
他のプロバイダーを探さねばならないようです。
時間がかかりそう。
小百合さんは「軽井沢タリアセン夫人」を、それ程楽しみにしている訳ではないから、
いくら時間がかかろうと関係ないかもしれないけれど。。。
/( ̄Д ̄;)\ うしししし。。。
でも、僕にとっては大切な遺書ですから。。。。
「デンマンさん!んも~。。。
遺書なんて言わずに、
百歳までも頑張って
ブログを書いてね!」
小百合さんが、そう言うのが聞こえてきます。
\(*^_^*)/ キャハハハ。。。
はい、はい、はい。。。。
頑張って記事を書きま~♪~す。
じゃあね。
『オレンジの皮と二匹のウサギ』より
(2009年4月9日)
毒性の強い農薬が沁み込んだオレンジの皮をデンマンさんはコーヒーに入れて飲んでいたのですわね。
そうなのですよ。 僕はオレンジフレーバーのコーヒーのつもりで飲んでいたのですよ。
(orange97.jpg)
上の写真のようにコーヒーの表面に刻(きざ)んだオレンジの皮が盛り上がるほど入れたのですか?
いや、上の写真のように盛り上がるほどは入れませんでしたよ。 オレンジのフレーバーが感じられる程度の。。。量にすれば小さじ一杯程度ですよ。
でも、かなり長い間飲んでいたのでしょう? 体に何か異常がありませんでしたか?
いや。。。特に異常はありませんでしたよ。
コーヒーばかりでなく、ラーメンを作るときにも焼きそばを作るときにもオレンジの皮をみじん切りにして入れたのでしょう?
そうなのですよ。
何かきっとデンマンさんの体に異常が現れるはずですわ。
やだなあああァ~。。。そのように断定するような言い方は止めてくださいよ。
今でもオレンジの皮を使っているのですか?
(orange98.jpg)
いや。。。上の本を読んでからピタリと止めましたよ。 でもねぇ、マジで体の異常はないのですよ。
でも、デンマンさんが上のメールを書いたのは2009年の4月ですわ。 しかもそれまでに5年も続けていると書いていましたわ。。。と言う事は、それから3年近くも毒性の強い農薬が沁み込んだオレンジの皮を食べていたのですから、合計8年も汚染されたオレンジの皮を食べていたことになるのですわ。 そのうち、きっと異常を自覚しますわよ。
やだなあああァ~。。。小百合さんは僕を怖がらせるのですか?
だってぇ、農薬の毒性は水俣病ように体に蓄積するのですわ。 だから、そのうちデンマンさんも全身に震えがきて歩行困難になると思いますわ。
やだなあああァ~。。。僕はマジで心配になってきましたよ。 怖がらせないでくださいよ。
お医者さんに見てもらった方がいいですわ。
あのねぇ~、僕は医者が大嫌いなのですよ。 しかも、これまでカナダにやって来てから、もう20年以上にもなるけれど、歯医者にも医者にもかかったことがないほど健康なのですよ。
そのような人に限ってポックリと逝ってしまうのですわ。
やだなあああァ~。。。不吉なことを言わないでくださいよ。 僕はマジで心配になってきましたよ。
だから、お医者さんに相談した方がいいのですわよ。
あのねぇ~、確かに小百合さんの言うことは、ごもっともだけれど、僕は医者に行きません。
どうしてですか?
だから、言ったでしょう! オレンジの皮を食べたことによって異常が起きたという自覚がない。
今はないかもしれませんけれど、毒性が蓄積されて、それがやがて癌を引き起こするかもしれませんわ。
小百合さんは何が何でも僕がオレンジの皮を食べたために病気になることを願っているのですか?
そんなァ~。。。私はデンマンさんの病気を願ったりしませんわ。 私もデンマンさんと一緒に心配しているのですわ。 もしも、デンマンさんが水俣病の患者のように歩行困難になったり、毒性が体に蓄積して、それがやがて癌を発症させたり。。。そのようなことになったら、デンマンさんが日本に帰省した時にアイリッシュ・クリーム・コーヒーの豆を買ってきてもらえなくなってしまいますもの。。。
(coffee90.jpg)
あれっ。。。やだなあああァ~。。。小百合さんは、僕に会いたいというよりも、アイリッシュ・クリーム・コーヒーの豆を買ってきてもらいたいために、僕の健康を望んでいるのですか?
いやですわァ~。。。もちろん、デンマンさんにもお会いしたいのですわよ。
だったらァ、初めに僕に会いたいと言うはずでしょう!?
うふふふふふ。。。そのようにムキになって突っ込みを入れなくてもよいではありませんか! んもおォ~。。。
あのねぇ~、僕がマジで心配していたら、このようにのんびりと毒性の強い農薬の沁み込んだオレンジの皮を食べたなんて、端(はな)から小百合さんと話すことなんてできませんよ。
あらっ。。。つまり、オレンジの皮を細かく刻んでコーヒーに入れて飲んでいたというのは作り事だったのですか?
いや。。。マジでそうしていたのですよ。 でもねぇ~、毒性はそれほど強いものではなかった。
薬剤師でもないのに、どうしてそのような事がデンマンさんに判るのですか?
あのねぇ~、僕が引用した文章には次のように書いてある。
(kabi109.jpg)
オレンジがどれほど危険になっているかは、風呂に発生する黒いカビを考えてみれば、すぐわかる。
「まぜるな 危険」と表示されているカビ落としでせっせと落としても、カビはまた生えてくる。
毒性の強い薬剤にも耐えるカビ。
それが生えてこないのがオレンジなのである。
グレープフルーツも同じである。
カビが生えないほど強力な毒物が塗られているものは、食べ物とはいえないのだ。
このように書いてあるのですよ。
だから、8年間もオレンジの皮を食べ続けたデンマンさんは、そのうち間違いなくコロリと逝くか?ポックリと?あの世に逝ってしまうのですわ。
やだなあああァ~。。。小百合さんは僕があの世に逝ってしまうのを信じているようですね。
だってぇ、カビが生えないほど強力な毒物が塗られているものは、食べ物とはいえないのだと書いてありますわ。 しかも、他の人が食べないオレンジの皮を8年間も食べ続けたのですもの癌にならないのであれば、痺(しび)れがきて、ヨイヨイになって、日本に帰省することもできなくなってしまうのですわ。 だとすれば、私が待ち望んでいるアイリッシュ・クリーム・コーヒーの豆に、もうお目にかかれないということになってしまいますわ。
やっぱり。。。やっぱり。。。小百合さんは僕よりもアイリッシュ・クリーム・コーヒーの豆の方が大切なのですね!?
いやだわ。。。妙なところでアイリッシュ・クリーム・コーヒーの豆に嫉妬しないでくださいな。 これを読んでいる世界のネット市民の皆様に笑われてしまいますわよ。
だったら、はっきりと言いますけれど、僕は癌になることも、ヨイヨイになることもないのですよ!
デンマンさんは薬剤師でも、お医者さんでもないのに、どうしてそのようなことが言えるのですか?
実に簡単なことですよ。 オレンジの皮を食べなくなったので捨てておいたら白カビと緑カビがびっしりと皮の表面を覆っていたのですよ。 次のように書いてあったのを思い出してください。
(orange22.jpg)
白カビを殺すOPP入りワックスをかけて熱風で乾燥させ、さらに緑カビを殺すTBZやイマザリルをスプレーする。
つまり、僕が食べていたオレンジにはOPPやTBZが使用されていなかったのですよ。
でも、カナダのオレンジは当然カリフォルニアから輸入したものなのでしょう?
そうだと思いますよ。 でもねぇ、とにかく、僕がデンマンモールのスーパーで買ってくるオレンジの皮を捨てておいたら、白カビと緑カビがびっしりと生えていたのですよ。 僕は安心しましたよ。
でも、念のためにお医者様に診てもらった方がいいですわよ。
アイリッシュ・クリーム・コーヒーの豆を見たいからですか?
いいえ。。。もちろんデンマンさんと今年の10月にお会いしたいからですわ。 うふふふふふ。。。
【卑弥子の独り言】
ですってぇ~
カナダではオレンジは栽培されてないでしょうから、デンマンさんが食べたオレンジはカリフォルニア産だと思うのでござ~♪~ますわ。
だとすれば、OPPやTBZが使用されているはず。。。
それにもかかわらず、「オレンジの皮を捨てておいたら、白カビと緑カビがびっしりと生えていた」とおっしゃるのですわァ。
いったい、どういうことなのでしょうか?
デンマンさんは8年間も極めて危険なオレンジの皮まで食べていたのですわ。
でも、まったく健康で異常が無いと言います。
どなたか説明できる方がいたら、ぜひコメントに書いてくださいね。
とにかく、次回も、面白い話題が続きそうでござ~♪~ますう。
どうか、また読みに戻ってきてくださいましね。
では。。。
ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
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■ 『愛と詩のレンゲ物語』
こんにちは。ジューンです。
鱠(なます)とは、魚介類や野菜類、果物類を細く、
あるいは薄く切ったものを、
酢をベースにした調味料(ヌタ)で
和えた料理を、そう呼ぶようです。
諺や慣用句にも「膾」が出てきます。
あなたも聞いたことがあるでしょう?
「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」
熱い羹(汁物、スープ)で舌など口の中を
火傷したのに懲りて、
冷たい膾でさえも息を吹きかけて
冷まして食べるということです。
つまり、一度失敗した事に懲りて
無益な用心をすることのたとえです。
「人口に膾炙(かいしゃ)する」
膾と炙(あぶり肉、直火による焼き肉)は
いずれも多くの人が喜んで食べることから、
物事が多くの人の間で話題になることを言います。
「膾(なます)に叩く」
膾は細かに切り刻むことから、
転じて大勢で人を滅多打ちにすることを言います。
ところで、英語の面白い話を集めました。
時間があったら覗いてみてください。
■ 『あなたのための愉快で面白い英語』
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。
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