2012年10月14日日曜日

酒と女

  
酒と女

(ryoutei7.jpg + maiko19.png)

わたしのお酒


(beer2.jpg)

のどの渇きをいやすビールからはじまることがおおい。
晩飯の前にはなるべく水分をとらず、砂漠に水が浸みていくような快感を楽しむ。
ビールは最初の一杯のための酒である。
ほろ酔い気分になるまでビールを飲むとなると、呑み助のわたしにとって相当な量が必要だし、それだけ飲んだら腹がふくれて、胃袋に料理を入れるスペースがなくなってしまう。
缶ビールを半分飲んで、残りは女房に渡す。

つぎは、日本酒かワインの出番である。
どちらを飲むかは、料理によってきまる。


(nabe2.jpg)

(atsukan2.jpg)

おでんや鍋物のときは燗酒で始終するが、日本酒とワインの両方を飲むこともおおい。
まず酢の物や刺身を冷たい日本酒で食べ、つぎに洋風や中華風の肉料理には赤ワインを飲むといった具合である。
ワイン一本飲みつくすのは、晩酌にはいささかおおすぎる。
3分の2くらい空けて、残りは次の晩にとっておく。



相性のよい酒を発見していないのがカレー料理である。
禁酒をまもるヒンドゥー教徒やイスラーム教徒のあいだで発達した料理なので、もともとカレーに合う酒はないのかもしれない。
カレー料理のときは薄いウイスキーの水割りを飲んだりするが、いまひとつだ。

無理して酒を飲むこともないだろう、カレーを食べるときは水を飲めといわれるかもしれない。
しかし、酒なしで食事をしたら損をしたような気になるのが、飲んべえというものである。



赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真とイラストはデンマン・ライブラリーより)



158-159ページ 『ニッポンの食卓』
著者: 石毛直道
2006年3月20日 初版第1刷発行
発行所: 株式会社 平凡社



デンマンさん。。。お酒の飲めないあんさんが、どないなわけで「わたしのお酒」などを引用しやはったん?



酒なしで食事をしたら損をしたような気になるのが、飲んべえというものであるという箇所を読んでな、そういうものかと思うたのやがなァ。 わては、酒が飲めへんさかいに、食事の時に酒が無くても全く気にもならんし、損をした気にもならへん。

でも、お酒の無い人生って、クリープの入らないコーヒーのようなものですやん。


(creap2.jpg)





そうやァ。。。酒飲みには、めれちゃんのような事を言う人がようけい居(お)るねん。 でもなァ、酒で身を滅ぼす人だって居るのやでぇ~。



「アル中」の事ですかァ~?

そうやがなァ。。。「酒は百薬の長」と言うけれど、ほどほどにしておかんと身を滅ぼす事になるねん。 つまり、酒は「両刃の剣」やがなァ。。。使い方を知らんと我が身を刺すことにもなるのやないかいなァ。

そやけど、お酒を飲めない事によって得るものも得られん事もあるのとちゃいますのォ~?

たとえば。。。?

お酒のお付き合いですやん。。。お酒が入って打ち解けて、それで気心が知れて会社や学校では得られんお友達を得られるようになるかも知れへん。

確かに、そないな事もあるやろなァ~。。。そう言えば、めれちゃんがかつて書いていたエピソードを思い出したわ。

わたしがどないな事を書いていたと、あんさんは言わはるのォ~?

ここに書き出すよってに読んでみたらええやん。

赤ちょうちん

2007-04-14 16:10



あいかわらず、突然ひとりで飲みに行く
一匹オオカミヽ(´ー`)ノプッ
れんげであります。

最近お気に入りのお店を見つけました。
海のものが大好きなわたしには、
とてもうれしいお店なのです!!



お造りが新鮮で、安くてうまい~!
ママさんの料理が、絶妙すぎる~!
お酒もなんだか、通なものがある~!
こんなにうまいのに、なんでこんなに
安いのーーー??

先日、夜中にふらりと来店すると、
時間も遅かったせいか、
お客さんは、三人だけでした。
全員、リタイアされて悠々自適といった感じの、お兄様がたでした。

で、わたしは隅っこにすわって、
お造り、天ぷらなどをいただきながら、
ビール→焼酎へと進んでいきました。
静かーに。
しかし、かなり気持ちよく。






そこで!
「お姉ーーーーっ!!」の声が。
ママさんを見ても、何も反応なしなので、
…わたしを呼んでいるのか?と思い、
声の主を見ると、白髪がステキなお兄様が、
立ち上がってわたしを見ながら、
ニコニコしていらっしゃいました。

そして…
休み前とは言え、明け方近くまで
お兄様たちとの愉快な時間…
話題は政治、歴史からはじまって、
ちょっとアダルトー♪なものまで。
ただでさえ、話好きなわたしは、
お酒を飲むと、スーパーエンターテナーへと
ヘンシーン!!します。



しかし…
お店には閉店時間ってものがあります。
ママさんは、相当飲んでおられるお兄様に、
「もうやめときっ!!」と、一喝。
ママさんに甘えるお兄様には、
「それはもう聞いたっちゅーねん!!」
と、愛のムチです。



さすがのわたしも、ママさんの苦労を
感じとったので、お兄様たちには、
「もう眠なったし、帰りますわー。」と、
ママさんには、
「ごちそうさまでした!また来ますね!」
そう言って、明け方の道へと…

ホントにいいお店なんですよ。
てくてく歩いて行ける場所だし。
ママさんは、女の生きる道を教えてくれます。
彼女の賢明さには、これまでの苦労を物語っているような印象を感じます。
本当の気持ちで、わたしにアドバイスをしてくれる方なのです。
…お菓子ボリボリしながら、テレビを見ていらっしゃいますが…。
なんと言っても、うざいナンパ野郎がいないのがイイ!!

そんな感じで、今夜も行ってしまいそうな、
れんげであります。
ははははははは。
 
 
by れんげ





『れんげ、大いに語る!』より

『いきいきのびのび小百合さん』に掲載
(2007年11月30日)



これは、わたしではのうてレンゲさんが書きはったものですやん。



レンゲさんは、めれちゃんの分身のようなものやないかいなァ。 めれちゃんも同じような事を言うていたのやでぇ~。



お造り、天ぷらなどをいただきながら、

ビール→焼酎へと進んでいきました。

静かーに。

しかし、かなり気持ちよく。




この部分を読むとレンゲさんもかなりの呑み助だという事が判るねん。 めれちゃんも、こないにお造り、天ぷらなどをいただきながら、ビール→焼酎へと進んでいきよるのやろう?



そうですう。 うふふふふふ。。。

確かに、酒はコミュニケーションの潤滑油になるかも知れへん。 でもなァ、レンゲさんも書いているようにうざいナンパ野郎が居(お)って、せっかく楽しい気分で飲もうと思うているのに、嫌な思いをして帰ってくることだってあるのやろう?

そうですねん。

要は、酒が入ろうが酒が無かろうがコミュニケーションには、あまり関係ないねん。

その根拠でもありますのォ~?

もちろん、ありますがなァ~。。。かつて、小百合さんが次のように書いていたのやァ。 読んでみィ~なァ。

美味しかったです

投稿日時: 2007-11-29 10:13

デンマンさんが帰国する前日(11月10日)、お会いしましたが忙しかったのですね。
あれから デンマンさんにいただいたフライマップを見てお薦めの「かどや」に寄りました。

夕方だったので お酒をのんでいる人がいて二人。
でも私はきどってないので、その方達と話しながら、
やきそば、ゼリーフライ、それに、とってもでかい行田のフライを食べました。

あの日もずっと移動でお腹が空いて速く食べたくて 食べたくて。。。

2人のおじさんは 私が地元の人でないと分かると、すぐ館林と当てました。
学校も。
正田美智子さんの話や花山のことや分福茶釜のことも飛び出しました。
私はあんな20分位の時間を一生忘れない思い出にしてしまいました。 

いつも病院通いです。
移動してばかりいます。
最近の私には楽しいことさえ無く、おいしい物さえ食べてなく
ただ息してました。



美味しかったです。
特にゼリーフライ(2枚)
なんなんなん?
と思うぐらい不思議なものでした。
コロッケでもなく もちでもなく、
パン粉がついてないのでパクパクと食べられました。

ゼリーといっていいかもしれない。
熱いくず粉のソース味のゼリーでした。 
原料は葛ではないだろうけど感触が私には葛に似ていた。

カラシ付けて食べるお肉のシュウマイでなく、
葛のような色が透明で玉ねぎ味のソースを付けて食べるシュウマイをデンマンさんは知ってますか? 
おまえ 何でできてるの?といつも不思議です。



お肉のシュウマイは3個でご馳走様だけど
あれは6個ぐらい 食べられます。
スーパーボウルのように透明で、
子供のおもちゃのような、
食堂の入り口に飾ってある食べられないサンプル商品のようにかじったら、口のなか ろうそくの味になってしまいそう。

カナダには無いと思う。
あのシュウマイの次に不思議な食べ物でした。
。。。というか 物体でした。
行田のフライも大きくて色からして物体でした。



焼きそばは鉄板の味がして
自分が作る物とは違い、屋台の味です。
お腹きつくなって、あの日実家に泊まったのでご飯も作る気もなく「かどや」で夕飯を済ませました。

こんな コメントでデンマンさん がっかり?
おいしい アツアツの物体でした。  
 
 
by 小百合





『いきいきのびのび小百合さん』より
(2007年11月30日)



この時、小百合さんは酒を飲んでえ~へん。



どうして、あんさんに判りはるのォ~?

車を運転していたからやァ。 このあとで、小百合さんは車を運転して行田から館林の実家へ行きはったのやがなァ。 別に酒を飲まなくても良好なコミュニケーションを持つ事はできるねん。 つまり、性格の問題やがなァ。

あんさんは小百合さんを理想化しているさかいに、そないな事を言うてますねん。

ちゃうでぇ~。。。わては、冷静に客観的に言うてるのやないかいなァ。 しかも、最近ではアルコールは人体に悪い影響をもたらす事が解(わか)ってきたのやァ。 

どのような。。。?

次の小文を読んでみィ~なァ。


(nihonshu.jpg)

アルコール自体には、異変を起こす力はない。
にもかかわらず、アルコールは強力な発がん物質となることがある。

タバコとあわせて服用した場合だ。
アルコールを浴びるように摂取すると、口や喉のまわりの細胞が数多く殺されることは知られている。
口腔のまわりの組織内で生き残った細胞は、新たな細胞を補充するために、成長し、分裂するよう指令を受け、増殖が繰り返されるうちに、DNAに異変が生じる。

しかも複製中のDNAは、増殖していない細胞のDNAに比べ、どうやら異変原の攻撃を受けやすいようなのだ。

したがって、さまざまな異変原を含んでいるタバコの煙と、細胞増殖を促すアルコールとは、致命的な組み合わせとなる。
タバコとアルコールをあわせて摂取すると、口腔がんのリスクは30倍にも高まるのである。



87ページ
『裏切り者の細胞 がんの正体』
著者: ロバート・ワインバーグ 中村桂子・訳
1999年10月28日 第2刷発行
発行所: 株式会社 草思社

『怖い肉団子』に掲載
(2012年2月1日)
 


判るやろう? アルコールには「酒は百薬の長」という面もあるかも知れへんけど、タバコとアルコールをあわせて摂取すると、口腔がんのリスクは30倍にも高まるのである、ということになってしまうねん。 しかも酒を飲んで運転したら罰金物やでぇ~。。。事故でも起こしたら目も当てられへん。 考えようによったら、酒はマリファナよりも害悪があるかも知れへんのやでぇ~。



あんさんは、そないにわたしを脅(おど)しやはってぇ禁酒するようにと言わはるのォ~。

ちゃうねん。 酒飲みが酒を断(た)つことは大変な事らしいからなァ。 わては禁酒法には反対なのやァ。 そやけど、一つだけ言うておきたいねん。 めれちゃんは「お酒の無い人生って、クリープの入らないコーヒーのようなものですやん」と言うたけれど、そないな事は言うて欲しくないねん。 酒が無くても人間関係を良好に保って幸せに暮らしている人は何ぼでも居(お)るやん。

そやけど、お造り、天ぷらなどをいただきながら、ビール→焼酎へと進んでいきました。 静かーに。 しかし、かなり気持ちよくなる気分はたまりまへん。 あんさんにも同じ気分を味わって欲しいねん。

さよかァ~。。。 (苦笑)

(初出: 2012年2月16日)

【レンゲの独り言】



ですってぇ~。。。
でも、デンマンさんの体にはアルコールを分解する酵素が無いのですから、お造り、天ぷらなどをいただきながら、ビール→焼酎へと進んでいきました。 静かーに。 しかし、かなり気持ちよくなる気分は一生味わえないと思いますわ。
仕方が無い事ですよね。

でも、こうしてお酒飲みの事を取り上げて書いているのですから、全く理解してないわけでもないのですわよねぇ~。。。

とにかく、次回も興味深い話題が続くと思います。
また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、また。。。





ィ~ハァ~♪~!

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こんにちはジューンです。

「酒は百薬の長」という諺は日本では

よく耳にしますよね。

でも、『漢書』には次のように書かれているのです。

「酒は百薬の長されど万病の元」

前半部分は飲酒を正当化するためによく使われます。

でも、後半部分を見失うと取り返しがつきません。

タバコとアルコールをあわせて摂取すると、

口腔がんのリスクは30倍にも高まるのである。


デンマンさんが本文中に引用しましたが

あなたも、お酒は、ほどほどにしてくださいね。

ところで、卑弥子さんが面白いサイトを

やっています。

興味があったら、ぜひ次のリンクをクリックして

覗いてみてください。



『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ





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