2013年12月28日土曜日

ポックリゆきたいの?

 
 
ポックリゆきたいの?
 

(pokkuri.jpg)

 




(sayuri55.gif)

デンマンさん。。。 師走も押し迫っているのに どうして縁起でもない話題を選んだのですか?


(kato3.gif)

あのねぇ~、実は夕べ本を読んでいたら次の表に出くわしたのですよ。

あなたはポックリ死ねますか?
 
 
下の質問事項に該当したら

クエスチョン・マークを

クリックして“チェック”してください。

 
 
1) “長生きしようと思っている”      

2) “食事のバランスは良い”       

3) “脳卒中の人が家族にいる”     

4) “家族と一緒にすごす時間が多い” 

5) “朝は目覚まし時計で起きる”    

6) “夜は寝つきがわるい”        

7) “若い人に教える技能を持っている”

8) “神経が疲れたらリフレッシュする” 

9) “アルツハイマーの人が家族にいる”

10) “本をよく読む”            

11) “健康診断や癌検診を       
     受ける方だ”

12) “生活習慣病がないか、     
     あっても管理をしている”

13) “体を動かす機会があまりない” 

14) “体が疲れていてもつい      
     無理をしてしまう”

15) “足腰は強い方だ”        

16) “体は柔らかい方だ”       

17) “足が器用に動く方だ”      



この上の17の質問に答えると“ポックリ死ねるかどうか?”が判るのですか?



そうなのですよ。

でも、上の質問が書いてある本は信頼できるのですか?

あのねぇ~、著者の佐藤さんというのは東北大学医学部を卒業した医学博士で、現在も東北大学の加齢医学研究所の准教授を勤めているのです。

世間を騒がせた森口尚史さんのような人ではないのですか?

あのねぇ~、上の本には監修者がいるのですよ。 その監修者は佐々木英忠・博士という人で、1987年に東北大学医学部の老年科教授になり、現在は秋田看護福祉大学の学長をしている人です。 だから、まず信用できる本ですよ。

。。。で、デンマンさんは上の質問に答えた結果、“ポックリ死ねる”と出たのですか?

上の質問に答えた結果が15点以上になると“ポックリ死ねる”そうです。 僕は残念ながら14点でした。

あらっ。。。 あと1点で“ポックリ死ねる”のですわね。 (微笑) 惜しいですわね。

小百合さんも試してみてくださいよう。

。。。で、判断の基準はどうなっているのですか?

次のようになっているのです。

“脳と体どちらが先に衰える?”チェック

                        ポックリ死   脳が先   体が先



1) “長生きしようと思っている”      はい             いいえ

2) “食事のバランスは良い”       はい             いいえ

3) “脳卒中の人が家族にいる”     いいえ             はい

4) “家族と一緒にすごす時間が多い” はい      いいえ

5) “朝は目覚まし時計で起きる”    いいえ     はい

6) “夜は寝つきがわるい”        いいえ     はい

7) “若い人に教える技能を持っている” はい     いいえ

8) “神経が疲れたらリフレッシュする”  はい     いいえ

9) “アルツハイマーの人が家族にいる” いいえ    はい

10) “本をよく読む”            はい      いいえ

11) “健康診断や癌検診を       はい              いいえ
     受ける方だ”

12) “生活習慣病がないか、      はい             いいえ
     あっても管理をしている”

13) “体を動かす機会があまりない”  いいえ             はい

14) “体が疲れていてもつい       いいえ             はい
     無理をしてしまう”

15) “足腰は強い方だ”         はい             いいえ

16) “体は柔らかい方だ”        はい             いいえ

17) “足が器用に動く方だ”       はい             いいえ

“はい”、“いいえ”にかかわらず「ポックリ死」「脳が先」「体が先」の縦の列で見たときに、最も多い回答が入ったパターンがあなたのパターンです。

「ポックリ死」の列で15以上回答したらポックリ死ねる可能性が高いです。




82ページ 『ポックリ死ぬためのコツ』
著者: 佐藤琢磨
2009年8月21日 第1版第4刷発行
発行所: 東京書籍印刷株式会社




質問に“チェック”マークを入れた答えが“はい”に当たって、何も入れずクエスチョンマークのまま残っている箇所が“いいえ”に当たるわけですよ。 その答えを上の基準に合わせれば“ポックリ死ねる”かどうかが判るようになっているのです。



「脳が先」「体が先」というのは、どういうことですか?

あのねぇ~、「ポックリ死ぬ」ということは“脳”と“体”がほぼ同じペースで衰えていって、初めて可能なことらしいのですよ。 脳が先に衰えても、体が先に衰えてのポックリとは死ねないらしい。。。で、小百合さんの結果はどうでした?

私は、こういう質問には答えないようにしているのですわ。

どうして。。。?

悪い結果が出たときに精神衛生上良くないからですわ。 (苦笑)

あのねぇ~、そんなに深刻に考えなくてもいいのですよ。 だいたい「ポックリ死」という概念自体が医学的に、まだはっきりとしていないそうですよ。

でも、「ピンピンコロリ」という言葉はよく聞きますわ。 「ポックリ死」というのは、ピンピンしたまま病気などせずに、ある日コロリと逝くことでしょう?

そうらしいですよ。 でも、「ポックリ」というのは、もともと浄土宗の言葉らしいですよ。

どういう意味なのですか?

「保久利(ほくり)」が語源だそうです。 浄土宗では功徳を積んだ人が亡くなると阿弥陀様がお迎えに来て、死後の世界である浄土で永久に御利益(ごりやく)が保たれるという教えがあるそうです。 これが元になり、「保久利と逝く」が「ポックリ死ぬ」になったというのですよ。

つまり、「ポックリ死ぬ」ことは、もともとは功徳を積んだ人だけの死に方だったのですわね。

そういうことですよ。 それが いつの頃からか「長生きして自分も苦しまずに、家族にも迷惑をかけないでピンピンコロリと死ぬ」意味になったようですよ。 小百合さんもピンピンコロリと逝きたいのでしょう?

そうですわね。 寝たきりになって家族に迷惑かけながら 苦しんで死にたくないですわ。

あのねぇ~、面白いことに「ポックリ寺」は人気があるのに「延命地蔵」にお参りに行く人はいないそうですよ。

あらっ。。。 「ポックリ寺」というのがあるのですか?

そのものズバリ!のお寺はないのだけれど、「ポックリ寺」と言われている“風立寺(ふうりゅうじ)”が山形市にあるのですよ。


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 山形市風立寺 安楽地蔵(ぽっくり地蔵)


(pokkuri3.jpg)

  山形市 光禅寺 延命地蔵



どうして延命地蔵にお参りする人が少ないのですか?



あのねぇ~、昔は“延命”という言葉が“長生き”を意味したのだけれど、最近では、“治る見込みのない病人を医療技術で無理矢理生かす”という意味で受け取られるようになったのですよ。

あらっ。。。 そうなのですか?

僕の母親も“延命治療”はして欲しくないというので、家族の前で生前発効の遺言書を書いたほどですよ。



(laugh16.gif)

【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

ですってぇ~。。。
あたくしも逝くときには、ピンピンコロリと逝きたいのでござ~♪~ますわ。
あなたは、いかがでござ~ますか?

ところで、どうして小百合さんが「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれているのか?
ご存知でござ~♪~ますか?

実は簡単な事なのですわよ。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ。
分からない事ではござ~ませんわよね。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。
現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


(suikyu9.jpg)

それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉



軽井沢のイルミネーション



秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩



とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


(hand.gif)

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