第三の女
デンマンさん。。。あんさんは、画像を貼り間違えてますやん。
ん。。。? 画像を貼り間違えてるゥ~?
そうですう。。。「第三の男」やのうてぇ「第三の女」ですやろう?
そうやァ。
だったら、画像を取り替えんとアカ~ン!
あのなァ~、わざと「第三の男」の画像を貼り付けたのやないかいなァ。
どうして、そのようなけったいな事をしやはるのォ~?
出だしで第三の女の写真を貼ったら、ミステリアスでなくなってしまうやんかァ~。
つまり、今日はミステリーの話をしますのォ~?
いや。。。純然たるミステリーの話ではないねん。
そやかてぇ、「第三の男」という映画はミステリーですやろう?
そうやなァ~。。。めれちゃんは映画を観たのか?
観たけれど、よう分からへんかった。うふふふふ。。。
まだ観たことがない人も居るやろうから、映画の解説のリンクを貼っておくさかいに、もし、めれちゃんも「あらすじ」を読みたかったらクリックしたらええやん。あの有名な「第三の男のテーマ」も聴けるでぇ~。
それで、「第三の女」ってぇ、いったい誰やのォ~?
今年の3月に、わてはドリア事件について記事を書いたのや。めれちゃんは覚えているか?
ドリア事件
ドリア・マンフレディ
ドリアはたいへん気立ての良い気のきく少女であった。プッチーニもことのほかドリアを気に入っていた。ドリアは同じ村の自宅からプッチーニ家に通い、プッチーニにも(彼の妻)エルヴィーラにも忠実に仕えた。
最初の数年間は、エルヴィーラも可愛がっていたらしく、何の問題もなく過ぎ去っていった。
ジャコモ・プッチーニ
周知の通りプッチーニは、エルヴィーラを伴わないで各地を旅行するのがつねであった。
それはパリやロンドンを訪問するときもそうであったし、打ち合わせのためにミラノを訪れたり、作曲のために山間の別荘にこもったりするときにもそうであった。
こうしたプッチーニのやり方は、どうやらエルヴィーラにとっては耐え難いものであったようである。
(中略)
夫が世界的な名声を博して拍手喝采を浴びているのに、その妻である自分が夫の名声に見合うような注目や尊敬を受けていないことに、強い不満を持っていた。
エルヴィーラ・プッチーニ
(中略)
このような生活が、もともとひじょうに嫉妬深く猜疑心の強かったエルヴィーラの精神を、極度に不安定なものにしていったことは疑いがない。
社会的・表面的には名士夫妻を装っていたけれども、じつのところ二人の間には、もうかつてのような愛情はなくなっていたものと推察される。
プッチーニのエルヴィーラに対する不満は、この頃にシビル(プッチーニが心を許した女友達)へ宛てた手紙のなかに散見する。
不幸は1908年の秋に始まった。
エルヴィーラは、夫とドリアの間にやましい関係があるのではないかと疑い始めたのである。
ずっと後年になって彼女が書き記したものによれば、この疑いに彼女の目を向けさせたのは、しばしばトッレ・デル・ラーゴ(プッチーニ夫婦が住んでいた村)を訪れていたエルヴィーラの親戚の一人であったらしい。
トッレ・デル・ラーゴ
(中略)
エルヴィーラのドリアに対する「いじめ」は言葉による暴力であり、尋常なものではなかった。
ドリアを解雇した後も、エルヴィーラは村の住民たちに、いかにドリアがふしだらな娘であるかを吹聴(ふいちょう)したばかりか、たまたま道でドリアを見かけたときなどは、周囲に人々がいるにもかかわらず、ドリアのことを「妾(めかけ)」と罵(ののし)り、「湖に沈めてやる」とまで脅迫した。
またドリアの家へも押しかけ、彼女の母親に向かって「いまだに逢引(あいび)きをしている」とか「伯父が連絡役をしている」だとか、明らかに妄想から出たとしか思えないような中傷をわめき散らしたといわれる。
そのうえ村の教区司祭を訪れて、ドリアのような娘は村から追放すべきだとまで提言した。
エルヴィーラの常軌を逸した言動にプッチーニは深く傷ついたけれども、このときの彼の行動は、客観的に見るといささか無責任に思える。
村を離れてパリへ行ってしまうのである。
この事件がおきてからプッチーニがどのようにして問題の解決に立ち向かったのか、具体的に知ることはできない。
シビルにあてて頻繁に手紙を送り、いかにひどい状態であるかを知らせている。
その手紙の中では、エルヴィーラとの結婚生活は地獄であり、自殺も考え、彼女とはもう一瞬たりとも一緒に暮らせないだろうとまで述べている。
悲劇が起こったのは、1909年の1月23日であった。
エルヴィーラからの執拗な迫害に耐え切れなくなったこの可哀想な少女は、苦しみのあまり精神に錯乱をきたし、毒薬(おそらく強力な農薬の類であったと思われる)を飲んでしまうのである。
そして人々の介抱のかいなく、1月28日にわずか21歳の生涯を閉じたのであった。
ドリアの家族であるマンフレディ家は、プッチーニからの謝罪を受けつけず、エルヴィーラを告訴した。
裁判ではドリアの司法解剖の結果も報告され、ドリアがまだ処女であったことが公表された。
そしてこの年の夏、裁判官はエルヴィーラに対してドリア迫害の罪で有罪罰金刑を科したのであった。
119-122ページ 『プッチーニ』
著者: 南條年章
発行所: 音楽之友社
2004年8月5日第1刷発行
もちろん、よ~く覚えてますう。衝撃的な事件の内容ですさかいに。。。
さよかァ~?
つまり、第三の女というのは、プッチーニにとって第三の女と言うことでおますのォ~?
そうやァ。
。。。で、その第三の女とは、いったい誰やのォ~?
上の説明の中に出てきよる。
プッチーニが心を許した女友達という女性が出てきやはりますけれど、もしかして、そのシビルという女性のことやのォ~?
さすが、めれちゃんやなァ。。。その通りや。
上の説明では、次のように書いてありますやん。
社会的・表面的には 名士夫妻を装っていたけれども、 じつのところ二人の間には、 もうかつてのような愛情は なくなっていたものと推察される。
そうやァ。
でも、わたしがプッチーニの経歴を読んだら、二人が大恋愛の結果結ばれたように書いてありましたでぇ。
その通りなのやァ。実は、上の本の中にも次のように書いてあるねん。
駆け落ち スキャンダラスな恋
1884年は、プッチーニの人生にとって大きな影響を与えた出来事が続いた。
『妖精ヴィッリ』の初演に加え、ひとつは先に述べたとおり、母アルビーナが亡くなったことであり、もうひとつは生涯の妻となる女性エルヴィーラとの恋であった。
プッチーニは、この年に彼女と同棲を始めている。
しかし、彼女との結婚生活はけっして幸せなものとは限らなかった。
エルヴィーラ・ボントゥ-リ・ジェミニアーニは人妻であった。
金髪の豊満な美人だったと伝えられており、現在残されている晩年の写真からも、若い頃の彼女の美しさをうかがい知ることができる。
プッチーニとエルヴィーラは、彼女が食料品の卸しを手がけていたナルチーゾ・ジェミニアーニと結婚する以前からの顔見知りであったらしい。
ナルチーゾ・ジェミニアーニはプッチーニの学友とされているが、どの時点での学友であったのかははっきりしない。
ともかくミラノで知り合ったプッチーニとエルヴィーラは恋に落ち、エルヴィーラは夫を捨てて、夫ナルチーゾとのあいだにできたフォスカという娘を連れてプッチーニと暮らしはじめた。
彼女にはジェミニアーニとのあいだにもう一人、フォスカよりも三歳年下のレナートという子供もいたが、その子は夫のもとに置いたまま駆け落ちをした。
その二年後の1886年には、二人のあいだにアントーニオという息子が生まれるのだが、エルヴィーラとナルチーゾ・ジェミニアーニの離婚が成立しなかったために、ナルチーゾが死亡する1904年まで、プッチーニとエルヴィーラは正式な夫婦とは認められなかった。
37-38ページ 『プッチーニ』
著者: 南條年章
発行所: 音楽之友社
2004年8月5日第1刷発行
これだけ激しく愛し合って結ばれたというのに、社会的・表面的には名士夫妻を装っていたけれど、二人の間には、もうかつてのような愛情はなくなっていたのですやろか?
わては違うと思う。むしろ、エルヴィーラは、若い頃以上にプッチーニを愛していたと思うでぇ。だから、プッチーニの愛を失いたくなかったのやがな。もし、二人の愛がさめていたとしたら、「ドリア事件」は起こらなかったと思う。
二人の愛がさめていたら、どうなっていたと、あんさんは言わはるのォ~?
もし、二人の愛が冷めきっていたら、19世紀を舞台にしたフランスの小説にあるように、社会的・表面的には名士夫妻を装いながら、夫も妻も愛人を持って二重生活を送っていただろうと、わては思うねん。
エルヴィーラは、若い頃以上にプッチーニを愛していたかもしれへんけれど、プッチーニの愛は冷めていたのとちゃうん?
めれちゃんは、なぜ、そう思うねん?
そやかて、シビルという女性のことを心を許した女友達と書いてありますやん。そやから、エルヴィーラには心を許してなかったと言う事になると思うわ。
なるほどォ~。。。
ところで、そのシビルと言う女性は、どないな人やったのォ~?
上の本の中では次のように書かれてるねん。
シビル・セリグマン
南アメリカの旅行から帰ったプッチーニは、次いでロンドンを訪問した。
ここでプッチーニにとって、生涯にわたる重要な人物となる女性と知り合った。
シビル・セリグマンである。
現在われわれがプッチーニの足跡をたどるにあたって、ほとんどがオペラ作曲にかんする話題を中心にしか進むことができなかった。残された手紙など資料のほとんどが、芸術的な話題で占められていたからである。
ありがたいことに、シビル・セリグマンとの出会いによって、それまではあまり知られることのなかったプッチーニの私的な思いが、われわれの前に明らかにされるようになった。
おびただしい数の手紙が二人のあいだに交わされ、それによってプッチーニが、いかに彼女のことを信頼し、私的なことも芸術的なことも、あらゆることを打ち明けていたかを知ることができる。
20年以上にわたるこれらの手紙は、シビルの息子ヴィンセント・セリグマンが母の没後1938年に出版した『友人プッチーニ』という著書のなかで紹介されており、私生活にかんするめぼしい記録に恵まれないプッチーニについて、人間プッチーニの人となりや心理を知ることのできる数少ない記録となっている。
(中略)
シビル・セリグマンは知性と教養に溢れた女性であった。
イギリスの文学だけではなく、フランス・イタリアをはじめドイツやスペインやロシアの文学にも通暁(つうぎょう)していた。
そこでプッチーニは彼女に、オペラになるような文学作品を教えて欲しいと依頼した。
シビルはかなりの数の作品をプッチーニに示唆した痕跡がある。
そのなかにはトルストイの『アンナ・カレーニナ』も含まれている。
(中略)
フランチェスコ・パオロ・トスティという名前をご存知だろうか。
近代イタリア音楽界において、独特の甘美な室内歌曲を残した作曲家である。
彼は1880年頃からロンドンに居を移していた。
そしてセリグマン夫婦と昵懇(じっこん)の間柄であった。
夫のデイヴィッド・セリグマンは銀行の頭取であり、シビルはトスティに師事して趣味で声楽の勉強をしていた。
1905年にプッチーニがロンドンを訪問したとき、彼にセリグマン夫婦を紹介したのはトスティであった。
先にも述べたとおり、シビルは深い教養を備えた女性で、文学のみならず音楽にも詳しい知識の持ち主であった。
とくにオペラを愛好しており、トスティの紹介で今や世界中を席巻している高名なマエストロと親交を結んだことは、彼女にとってもこのうえない喜びであったに違いない。
シビルの息子ヴィンセント・セリグマンの著書『友人プッチーニ』によれば、プッチーニとシビルの交際は、少なくとも最初の頃は男女の関係であったことは明らかだという。
プッチーニの女性との交際は、それほど詳細に記録に残されているわけではないが、実際はかなりのものだったらしい。
容姿に恵まれ、世界的な名声と富をもち、かつまたしばしばヨーロッパの各地を旅行していたプッチーニにとって、女性との交際はごく当たり前のことだったのかもしれない。
プッチーニのこのような行状は、はっきりとは知られることがなかった類(たぐ)いのものとはいえ、嫉妬深かった妻エルヴィーラには耐え難いものであったことだろう。
シビルに傾倒したプッチーニは、芸術上のことから私的な悩み事までシビルと分かち合った。
プッチーニが芸術上のことで、生涯にわたって正直に打ち明けたのは、台本作家としての仕事上の相談相手であったジャコーザとイッリカを除いては、ジュリオ・リコルディとシビル・セリグマンの二人だけである。
エルヴィーラもうわべではセリグマン夫婦との交友を楽しんでいるふうを装っていたものの、芸術的なことでは何ひとつ相談されることもなく、夫のもっとも精神的な部分にほかの女性が強く関与しているのを見るのは、けっして心穏やかなものではなかっただろう。
109-111ページ; 117-118ページ
『プッチーニ』 著者: 南條年章
発行所: 音楽之友社
2004年8月5日第1刷発行
デンマン注:
改行を加えて読み易くしてあります。写真は本文にはありません。デンマンが加えました。
プッチーニのエルヴィーラへの愛はすっかり冷めてしまったと、わたしは思いますう。
それは、ちゃうと思うでぇ~。
つまり、プッチーニは他に心を許す女性が居たにもかかわらずエルヴィーラを以前のように愛していたと、あんさんは信じてはるのォ?
その通りやァ。
どうして、あんさんは、そないに思いはるのォ~?
かつて、Sanaさんと夫のAdnanさんの奇妙な愛について、わてはレンゲさんと話したのやァ。めれちゃんにも読んで欲しいのや。
ネットでお互いの結婚の愚痴を
こぼし合っていた
“ネットの恋人”が、
いざ会って見ると、相手は
その不幸な結婚の伴侶だった
Monday, September 17, 2007
オンラインのチャットでお互い相手を知らないまま
結婚生活のグチを語り合い、二人は恋に落ちてしまった。
しかし、初めてオフラインで会った時、
相手が自分の結婚相手であることが分かった。
それから、どうなったのか?
イギリスのサイトに載っていた記事によると、
Sanaさん(27才)と夫のAdnanさん(32才)は
それぞれ“Sweetie” “Prince of Joy”というハンドル名で
結婚生活のグチをお互いに打ち明けあっていました。
意気投合した二人は、お互いに残りの人生を捧げられるほどの
“心の恋人”だと考えるようになりました。
そのようにしてチャットを通じて親密感を増していった二人は
会うことに決めました。
しかし、現実世界でデートをすることになった二人は会ってみてビックリ!
なんと、相手は自分の妻であり夫だったのです。
Sanaさんは次のように言っています。
「私はいつの間にか恋に落ちていました。自分と同じように悲惨な結婚生活を過ごしていることに、身のつまされるような思いでした」
「でも、相手が自分の夫だと分かったとき、私は裏切られたと感じましたわ」
一方、夫のAdnanさんは次のように言っています。
「何年も甘い言葉をかけてくれなかった妻と素晴らしい文章の書けるSweetieが同一人物だったなんて。。。まだ信じられませんよ!」
仲直りするどころか、お互いに裏切られた!許せない!と落胆して離婚してしまったのです。
『Cyber cheats married... to each other』より
『あなたのロマン』に掲載
(2007年9月28日)
デンマンさん。。。上の記事は2年前の記事ですよねぇ。
そうですよう。Sanaさん(27才)と夫のAdnanさん(32才)の奇妙な愛について語り合ったのですよう。
どうして、また持ち出してきたのですか?
古くて新しい話題だからですよう。
どう言う事ですか?
“恋は盲目”
レンゲさんも聞いたことがあるでしょう?
もちろんありますわ。
愛は激しければ激しいほど、熱烈に愛すれば愛するほど前頭葉の理性回路を麻痺させてしまうのですよう。つまり、理性的な判断ができなくなってしまう。思慮分別がなくなってしまうのですよう。そういう事を“恋は盲目”と言うのだと僕は理解しているのですよう。
それがタイトルの『裏切られた愛』と関係あるのですか?
ありますよう。激しい愛、激しい恋は、その副作用として理性や知性を盲目にしてしまう。つまり、正常な思慮分別ができなくなってしまう。だから、Sanaさん(27才)と夫のAdnanさん(32才)のように、別れる必要が無いのに別れてしまったりする。
どうして、そのことが“恋は盲目”と関係あるのですか?
要するに、Sanaさんと夫のAdnanさんが相手の正体を知らずにネットで恋に落ちた。理想の相手を見つけたと思った。でも、現実の世界で会ってみると、その相手が自分の夫であり、妻であると知った。激しい愛・激しい恋の反動で2人の前頭葉の理性回路が麻痺してしまったのですよう。
つまり、2人が冷静になって考えて居たら、別れることもなかったとデンマンさんはおっしゃるのですか?
そうですよう。Sanaさんと夫のAdnanさんのニュースを紹介した記事には、たくさんのコメントが付いているのですよう。
確か、デンマンさんはそのうちの1つを取り上げていましたよね?
そうですよう。破局を迎えてしまったこの二人には最もふさわしいアドバイスだと思って取り上げたのですよう。ちょっと読んでみてください。
笑って仲直りしたらいいのよね。
Prime example why trust is so important and not to tell your personal business to just anyone, especially over the internet.
These to have what it takes to start over again.
They actually found out through one another over the internet what is needed to make a marriage work.
Now all they have to do is forgive, let go and apply into their marriage exactly what they discovered while courting online.
Simple fix!!! To top it all off, they can actually laugh now.
- Monica L. Greene, Opelousas, USA
信頼という事がいかに大切かと言う事を教えてくれる最高のエピソードだと思うわ。
個人情報をバラしてしまってはいけないのよね。特にネットではね。
このカップルはもう一度やり直す絶好の機会を持ったのよ。
この二人は、実は、結婚生活をもっとうまくやってゆくために必要なものをネットでのチャットを通して見つけ出したのよね。
この二人がやらなければならない事は、お互いを許し合うことなのよ。
過去のことを忘れ、ネットで“心の恋人”として付き合いながらお互いに発見しあったモノを結婚生活に生かしてゆくべきよ。
簡単な事なのよ。 過去のイヤな事など笑い飛ばして仲直りすればいいのよ。
それができるのだから。。。
by モニカ・グリーン アメリカ、ルイジアナ州、オペルーサス市在住
【デンマン訳】
『Cyber cheats married... to each other』のコメント欄より
『あなたのロマン』に掲載
(2007年9月28日)
僕もモニカさんに全く同感ですよ。
でも、あたしにはSanaさんの気持ちが分かるような気がしますわ。
レンゲさんは裏切られたと感じてしまうのですか?
だって。。。Adnanさんは、現実の結婚生活でSanaさんに対して素晴しい“心の恋人”の面を見せなかったのですわ。だから、その“心の恋人”が自分の夫だと分かった時にSanaさんは裏切られたと感じたのですわ。
しかし、それはお互い様でしょう?なにもAdnanさんだけが悪いのじゃない。Adnanさんだって、同じような気持ちになったのですよ。だから、お互いがもっと謙虚になって、素直な心で過去の“いたらなかった事”を認め合い、許し合い、仲直りをすればいいのですよ。
ドリア事件という忌(いま)わしい事件があったにもかかわらず、SanaさんとAdnanさんと違い、プッチーニとエルヴィーラは別れなかったのやでぇ。。。めれちゃんは、どうしてだと思う?
つまり、上のエピソードを持ち出してきやはって、プッチーニとエルヴィーラはお互いに信頼していたと、あんさんは言わはるのォ~?
そうやァ。
あんさんが言わはるように二人が信頼し合っていたなら、そもそも「ドリア事件」など起こらへんかったんやわ。
あのなァ~、確かに、めれちゃんの言うことにも一理あるねん。ところが昔の人は言うたのやでぇ~。
なんてぇ~?
“他人の不幸は蜜の味”
多分、この言い伝えは世界共通やと思うわァ。
でも、その事と「ドリア事件」がどのように結びつきはるのォ?
ちょっと、次の一節を読んで欲しいねん。
ずっと後年になって彼女(エルヴィーラ)が書き記したものによれば、この疑い(プッチーニとドリアの関係)に彼女の目を向けさせたのは、しばしばトッレ・デル・ラーゴ(プッチーニ夫婦が住んでいた村)を訪れていたエルヴィーラの親戚の一人であったらしい。
分かるやろう? 世の中には、止せばいいのに余計な事を口にして、おせっかいを焼く者が必ず出てくるねん。その動機は“他人の不幸は蜜の味”やねん。
でも、それでエルヴィーラの信頼が揺らいだとしたら、そもそも信頼感は薄いものやったんやわ。
あのなァ~、めれちゃんは、そのように言うけれど、人間は、もともと不完全で弱いものなんやでぇ~。他人から“あなたの夫は浮気しているようだわ”と言われたら、信頼感を抱いている妻の心も動揺するでぇ~。
でも、あんさんの言うことが正しいとして、プッチーニとエルヴィーラがお互いに信頼していたならば、プッチーニはエルヴィーラに心を許していたはずやねん。
そうやァ。
でも、上の説明では、プッチーニが心を許していた女性はシビルだけやったと書いてありますやん。あんさんは、この事をどのように説明しやはるのォ~?
うん、うん、うん。。。めれちゃんは際(きわ)どい所を突いてきたなァ。。。でもなァ、それには訳があるねん。
どのような。。。?
この記事が長くなりすぎたから、それは、又あさって話すことにするわ。めれちゃんも期待して待っててなァ。
【レンゲの独り言】
ですってぇ~。。。
これから面白くなる所で終わってしまいましたわ。
どのような理由があるのか?あなたも関心があるでしょう?
次回は、もっと面白くなりそうです。
だから、どうか、あなたも明後日、また読みに戻ってきてくださいねぇ。
では。。。
あなたが絶対、 見たいと思っていた 面白くて実にためになるリンク ■ 『きれいになったと感じさせる下着・ランジェリーを見つけませんか?』
おほほほほ。。。。 また現れて、 くどいようでござ~♪~ますけれど。。。 あなたはパソコンの前で一人っきりですか? あたくしは、一人で居ても 寂しく思うことってあまりないのですわよ。 どうしてかって。。。? 一人で居る時には源氏物語を読んで 夢を広げているのですわ。 うふふふふ。。。 かえって、夢が大きく膨らんで楽しいのですわよ。 でも、やっぱり素敵なボーイフレンドが 欲しいですわよね。 あなただって、そう思うときってあるでしょう? …んで、あたくしもブログで頑張っているのですわよ。 ええっ?ブログをやると、 どういうすばらしことがあるのかって? それはね、デンマンさんのブログを見れば 分かりますわよ。 あなたも、この写真のレンゲさんって 知っているでしょう? レンゲさんのワクワクするような、 ヒヤヒヤするようなお話を読んだぁ~? ん? ま~だなのォ~? ダメよゥ、そいじゃあぁ~ 次のリンクをクリックして 読んでごらんなさいよう。 面白いからぜひ読んでね。 このレンゲさんは、実はデンマンさんが ネットで出会った女性なのですわよ。 デンマンさんが6年程前にネットで出会って、 それ以来、お二人はラブラブなんですのよう。 あなたがまだ、その記事を読んでいないのだったら、 ぜひ読んでね。 つまりね、ブログを書くと、 そのような出会いもあるという事なのよォ~。 だから、あたくしもブログを始めようと 思ったのでござ~♪~ますのよ。 ええっ? それは不純な動機だとおっしゃるのですか? 何を言ってんのよォ~~。んもお~~ 不純であろうが、なんであろうが、 あたくしはボーイフレンドが 欲しいのでござ~♪~ますわよゥ。 …そいでもって、ネットでデンマンさんのような すばらしい殿方との出会いがあるのならば、 これ以上の幸せは無いのでござ~♪~ますのよ。 うふふふふふ。。。。 お分かりですかぁ~~? あたくしだって、こうしてラブラブに 萌えたいのでござ~♪~ますわよゥ~~。 うしししし。。。。 ええっ?でも、そうゆうのは 不純だと言うのですかぁ~? あなたは、まだ、そのような下らないことに、 こだわっているのですかあ~? んもお~~ 不純だろうが、なんであろうが、 結果としてデンマンさんのような すばらしい殿方と出会えて、 上のようにラブラブになって 萌えることが出来たなら、 これ以上の幸せは無いので ござ~♪~ますわよ。でしょう? どうなのよ。。。?あなた。。。? このように萌え萌えになったことがあるのォ~? ないでしょう? だから、ブログを始めるのよおゥ~~ 今度は分かったでしょう? 分かって頂戴よ?んも~~!! うへへへへ。。。。 そう言う訳なのよゥ~。 だから、わりィ~事は言わないから、 あなたも騙されたと思って 次のリンクをクリックして今から始めるのよ!ねっ? お願いよゥ~ うしししし。。。 頼むわよねぇ~。うへへへへ。。。。 あなたはいい子だから絶対に ブログを始めてくれるわよねぇ~♪~? ええっ? そんなことはどうでもいいから、 何か面白い事を話せっつんですかあああァ~♪~ 貴方は、あたくしのお願いを 聞いてくれないのですかぁ~? ええっ? 聞いてあげるから、面白いことを話せと あなたはあたくしに強要するのですかァ~? いやなお方ぁああぁ~~~ 分かりましたわ。 どうよ、これ。。。? この女の子、パンツに噛み付かれているのよ。 笑えるでしょう? あなたも、もっと笑って楽しい気分にならない? 次のリンクをクリックして覗いてみてね。 ダメよ!生返事だけして この場を誤魔化そうとしちゃぁあああ~~ 絶対見てよねぇ。 貴方が面白い話をしてって、 強要したのですからねぇ~。 見ないとダメよォ~ おほほほほ。。。。 とにかく、今日も一日楽しく愉快に ネットサーフィンしましょうね。 じゃあね。バーィ
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