(ashika02.png)
(ashika01.jpg)
デンマンさん。。。あんさんはどうしてまた足利銀行を取り上げる気になりはったん?
次の週間アクセス数のグラフを見て欲しいねん。
(ame20616.gif)
あらっ。。。6月15日の延べ270人のサーファーがアメブロのあんさんのブログを読みはったのやねぇ。
そういうこっちゃ。
。。。で、どの記事に仰山(ぎょうさん)人が集まったん?
6月15日の「ページ別アクセス数」のリストを見れば、めれちゃんにもすぐに判るでぇ~。
(ame20615c.gif)
赤枠で囲んであるページのトップに6月15日に投稿した『足利銀行を旅する』が掲載されてるねん。
■『足利銀行を旅する』
(2012年6月15日)
赤枠の数字を合計すると116になりますやん。。。つまり、延べ116人が『足利銀行を旅する』を読みはったと言うことやのォ~?
そういうこっちゃ。
そやけど 116人では少ないやん。
あのなァ~、アメブロだけで116人ということやァ。
他のブログでも『足利銀行を旅する』は読まれたん?
もちろんやァ。 次の「アクセス元URL」のリストを見て欲しい。
(ame20615b.gif)
あらっ。。。19番の人はGOOのあんさんのブログの次の記事からやって来たのやねぇ。
■『足利銀行を旅する(PART 1 OF 3)』
(2012年6月15日)
そうなのやァ。
。。。で、GOOからやって来た人は、どの記事を読みはったん?
記事の中で「足利銀行」を取り上げることになった次の「注目キーワード」のリストを載せたのやァ
(nif20614.gif)
ニフティー(nifty)の検索エンジンで「Hが好きな女の見分け方」を入れて検索しやはった人が居(お)ったのやァ。 その検索結果の中に「注目キーワード」のリストが載っていた。
。。。で、検索しやはった人は結果の中からピンクで囲んであるアメブロのあんさんの記事を読みはった、ということやのォ~?
そうやァ。 ところが、言論の自由・表現の自由を無視しているアメブロのファシスト管理人によってピンクで囲んだ記事が未公開にされてしもうたのやがなァ。
■『Hが好きな女の見分け方』
(2010年12月30日)
上のリンクをクリックするとピンクで囲んだ記事というのを見ることができるのォ~?
その通りやァ。
そやけど、その記事は未公開にされはったので読めへんのやろう?
読めへん。。。そやけど、この人は好奇心が旺盛やからクリックしてわざわざ見に行ったのやがな。 確かめたかったのやろなァ。。。そやから、次のように記録に残ったのやないかいなァ。
(ame20615b.gif)
。。。で、『Hが好きな女の見分け方』を読みたかったら、どこのサイトの記事を読んだらええのォ~?
アメブロのファシスト管理人だけが未公開にしたのやァ。 そやから、アメブロ以外の「デンマン・シンジケート」のブログでは、ちゃんと読めるでぇ~。
(denmansyn.gif)
(hg20518be.gif)
めれちゃんも、もし読みたかったら次のリンクをクリックすればええねん。
■『Hが好きな女の見分け方』
。。。で、今日は「Hが好きな女の見分け方」について語り合おうとして、あんさんはわたしを呼びはったん?
めれちゃん。。。何を言うてるのやァ!? タイトルをもう一度見てみィ~なァ。
そやけど、足利銀行よりも「Hが好きな女の見分け方」の方が面白いのとちゃうん? うふふふふふ。。。
めれちゃん、そのような事を言ったらアカン! 今日は「なぜ、足利銀行?」というタイトルにしたのやがなァ。。。急に「Hが好きな女の見分け方」へ暴走するわけにはゆかへんのやでぇ~。。。 どうしてもという人は、上のリンクをクリックして読んでもらえばええねん。
それで、なぜ、足利銀行が読まれはったん?
わても、不思議に思うたので、こうして記事で取り上げる気になったのやがなァ。
。。。で、その理由が判りはったん?
あのなァ~、足利銀行は地方銀行なのやァ。 それやのに、ネットの「注目キーワード」の6位になるということは、全国に足利銀行のニュースが流れたに違いない。 最近、足利銀行で悪事でも働いた行員がいるのやろか? それとも足利銀行で強盗殺人でも起きたのやろか? そう思って「足利銀行」を入れて検索してみたのやァ。 その結果を見て欲しいねん。
(gog20619.gif)
足利銀行で悪事を働いた行員も居ないようだし、足利銀行で強盗殺人があったとも書いてあらへん。
。。。で、どう言う訳で足利銀行が読まれるとあんさんは思うのォ~?
わては赤枠で囲んだウィキペディアに飛んでみたのや。 読んでみたら次のように書いてあった。
栃木県と県内全30市町の指定金融機関である(真岡市は常陽銀行と2年毎の輪番制)。
本拠地の栃木県を含む北関東地域一帯に98の本支店と49の出張所があり、同銀行の貸出金シェアは栃木県内で約5割、中小企業向けでは約8割に達する"ガリバー銀行"である。
栃木県に次ぐ拠点数の埼玉県内については北部(秩父鉄道線沿線)と南部(中山道・日光街道沿い)に集中して出店している。
バブル経済期に北海道拓殖銀行などと同じく地場でのリゾート開発や、本拠地外である東京での法人融資を拡大し、不良債権が増加。
拓銀・山一・長銀など大手金融機関の破綻が相次いだ1998年(平成10年)前後の金融不況は乗り越えたものの、その後の金融再生プログラムや監査法人との対立によって2003年(平成15年)4月に引き起こされたりそなショックが当行に波及。
同年11月に特別危機管理銀行に指定され事実上の経営破綻となり、預金保険機構が全株式を強制取得し一時国有化となった。
産業再生機構と連携した企業再生支援などによる不良債権処理の進捗や、栃木県内の一部の支店をリテール業務に特化した出張所への格下げ転換などによる経営のスリム化を進め、2008年(平成20年)7月に、預金保険機構が足利ホールディングスへ売却し、一時国有化が解消され、破綻処理は完了した。
(写真はデンマン・ライブラリーより)
これを読んで、なるほどと納得したのやァ。
何を納得しやはったん?
つまり、足利銀行は事実上の経営破綻となったのやがなァ。 平成10年前後の金融不況は乗り越えたものの、その後の金融再生プログラムや監査法人との対立によって平成15年4月に引き起こされたりそなショックが当行に波及と書いてあるけど、そればかりやないと思うでぇ~!。。。
全国的な金融不況とは関係ない問題もあったと、あんさんは言わはるのォ~?
そうやァ。 その問題にわては突き当たったと言う訳やァ。
あんさんが、どのような問題に突き当たったと言わはるのォ~?
そやから、わては足利銀行・行田支店の支店長代理という人物とやりおうたのやがなァ。
足利銀行
Retail & Relationship
~地域のためにできること~
支店長代理
尾花 隆
行田支店
埼玉県行田市行田21-20 〒361-8603
TEL. 048-556-2101 (代表)
FAX. 048-553-2827
http://www.ashikagabaqnk.co.jp
この人とムキになってやり合いはったん?
そうなのやがなァ。
。。。で、どないな事が問題になりはったん?
実は、去年日本へ帰省した時、足利銀行に預けてある貯金から30万円ほど引き出すつもりでバンクーバーを発ったのやがなァ。 もちろん、万が一のためにクレジットカードを持って行ったけど、できるだけ現金で支払おうと思っておったのやァ。
それで。。。?
ところが、お袋に預けておいた通帳と印鑑が探しても見当たらない。 10年以上前に預けてから一度も使ってへん。 お袋もどこに置いたのか忘れてしもうてる。 部屋の模様替えをしたりで箪笥を新しいのに替えたりして、その時に保管場所を変えたらしいねん。 10年前とは様変わりしていたのやァ。 お袋も年だし、最近、物忘れが激しくなってる。 いろいろと探してもらったけれど、どうしても見つからへん。
それで、通帳を再発行してもらい、新しい印鑑を再登録しやはったん?
そうなのやァ。 ところが土曜、日曜をはさんで10日かかると言うねん。
それで。。。?
「10日も待てへん。 カナダやったら、そもそも、このような不便な事は起こらへん! ペーパーレスで通帳などないし! 印鑑も使わへん。 サインするだけやねん!」 。。。と、わては言うたのやがなァ。
カナダの銀行はペーパーレスやのォ~?
そうやァ。 通帳もないし、もちろん印鑑など初めからあらへん! 身分証明書を見せて金額を言えば、すぐに金を出してくれる。 たいていは街角の ATM(Automated Teller Machine)の端末で、デビットカード(Debit Card)を使って貯金を引き出すことができよる。
あんさんは初めから支店長代理に話しやはったん?
初めは、女子行員に話したのやけど、埒(らち)が開(あ)かへんと思うたので「支店長を呼んで来て欲しいねん」と言うたのや。 そしたら、支店長は出張中やとかで居(お)らへん。 そいで支店長代理が出てきたというわけやがなァ。 どうせ身元をはっきりさせねばならないと思うたから、自動車免許書とパスポートを持って行った。
それで、あんさんは、どのように言いはったん?
支店長代理とわての対話をここに書き出すよってに、読んで欲しいねん。
カナダならば通帳なし印鑑なしだから、そもそも、このような不都合なことは起こらないのですよ。
それは分かっておりますが、デンマン様は現在日本におりますので日本の銀行の規則に従ってもらいませんと。。。
もちろん、それは分かっていますよ。 でもねぇ~、通帳を再発行するのに10日もかかるなんて、このコンピューター化の時代に余りにも遅すぎるとは思いませんか!? 僕は、日本の銀行も国際化の波に乗ってペーパーレスになっているのではないかと思っていたのですよ。
残念ながら、日本では通帳が無い「ペーパーレス預金・引き出し」に対してはお客様が拒否反応を示すほどです。 通帳のない銀行業務など信用できないと思っているお客様が大半です。
それは、あなたの個人的な意見ではありませんか? 通帳も必要なく、印鑑も必要がなければ、今回のような問題は初めから起こらなかったのですよ。 ものすごく便利ですよ。
それは私にも理解できます。 しかし、カナダと日本では考え方の違いもありますし、銀行業務もすぐに欧米並みに移行することは困難なのです。
あのねぇ~、足利銀行を今すぐに欧米並みにペーパーレスにしなさいと僕は言っているのではないのですよ。 僕の家族は僕が子供の頃からあなたの支店を使っている。 僕は小学校に通う時には毎日、あなたの支店の前を歩いて中央小学校に通ったものですよ。 僕の祖母の時代から考えれば、加藤家はあなたの銀行と100年近いお付き合いがあるのですよ。
分かっております。 台帳を見ればデンマン様のご家族が私どもの銀行を長い間お使いになっていることがすぐに見て取れます。
だから、僕の普通貯金が合わせて500万近くある。 そのお金を担保にすぐに30万円ほど貸していただけませんか? とても10日も待てないのですよ。 今回は仕事で人に会わなければならないので3日以内に30万円を都合つけたいのですよ。
しかし、そのような事をいたすわけには参らないのです。
どうして。。。?
なにぶん、通帳も印鑑も無いとなりますと銀行の規則で通帳と印鑑がそろわない限り、500万円の普通貯金を担保に30万円をお貸しする事はできない規則になっております。
あのねぇ~、よ~く考えてくださいよ。 あなたの銀行にはリスクは何も無いのですよ。 あなたは僕の身元を確認した。 僕が30万円を持って逃げたとしても、470万円は僕の銀行講座に残っている。 どのようなリスクがあなたの銀行に降りかかると言うのですか?
デンマン様のおっしゃる事は私にも理解できますけれど、なにぶん銀行には規則というものがありまして、規則を無視して30万円をお貸し申上げるわけにはゆかないのです。
僕は利子を払わないと言ってるわけじゃない。 ちゃんと利子も払いますよ。
利子を払っていただいたとしても規則を曲げるわけにはゆかないのです。
あなたは規則の事ばかり言うけれど、お客さんのためを考えてあげる事をしないの?
もちろん考えるようにしています。
だったら、今、客である僕のために便宜を図ってくださいよう。 あなたの名刺にも「地域のためにできること」と書いてあるでしょう! 地域のためにできることを考える前に、まずお客さんのためにできることを考えてくださいよ。 加藤家はあなたの銀行と100年にわたるお付き合いがあるのですよ。 そこを考えて30万円を貸してください。
何度も申し上げるようですが銀行には規則がありまして。。。
それはあなたの銀行の勝手な規則なんですよ。 お客さんのためではなく、銀行の身勝手な規則なのですよ。 さっきも言ったようにあなたの銀行が僕に30万円貸したとして、僕が返さずにバンクーバーへ持っていってしまっても、その30万円と利息は僕の銀行口座から差し押さえる事ができるのですよ。 つまり、あなたの銀行には全くリスクが無い。 僕も助かるし、あなたの銀行はお客さんのために便宜を図るという、素晴らしいサービスを提供した事になるのですよ。
デンマン様のおっしゃる事は私にもよ~く分かります。 でも、銀行の規則を曲げるわけにはゆかないのです。
あのねぇ~、あなたは規則、規則と言うだけで、お客さんのためを一切考えようとしない。 お客さんの便宜を図ろうという誠意が全く見られない。 僕があなたの立場にあるならば、個人の責任において100年近いお客様に対して便宜を図りますよ。 それが20代の女子行員と40代の支店長代理の違いでしょう!? 「支店長を呼んで来て欲しい」と言ったのはそのためですよ。 あなたには個人的な責任においてお客さんの便宜を図るだけの権利と義務と責任を持っている。 違いますか? あなたの話は20代の女子行員と全く変わらないではありませんか!
おっしゃる事はごもっともですが、なにぶん日本ではそのようなわけにはゆきません。
あのねぇ~、日本、日本と言うけれど、すでに国際化社会になっているのですよ。 30年前と比べたら、比較にならないほど自由化が進み金融市場にも海外の資本がずいぶんと入ってきているでしょう!
存じ上げております。
あのねぇ~、オシム・ジャパンのオシム監督が次のようなことを言っていたのですよ。
当時のグラーツ (オーストリア・サッカーリーグの中堅クラブであるシュトルム・グラーツ) は4-4-2のフォーメーションでロングボールを蹴って、ひたすら身体を張る、そんなチームだった。
それでも勝つことがあるが、オシムはそういうサッカーを観客をスタジアムから遠ざけると考えていた。
(osim02.jpg)
「システムは関係ない。
そもそもシステムというのは弱いチームが強いチームに勝つために作られる。
引いてガチガチに守って、ほとんどハーフウェイラインを越えない。
で、たまに偶然1点入って勝ったら、これは素晴らしいシステムだと。
そんなサッカーは面白くない。
例えば国家のシステム、ルール、制度にしても同じだ。
これしちゃダメだ。 あれしちゃダメだと人をがんじがらめに縛るだけだろう。
システムはもっとできる選手から自由を奪う。
システムが選手を作るんじゃなくて、選手がシステムを作っていくべきだと考えている。
チームでこのシステムをしたいと考えて当てはめる。
でもできる選手がいない。
じゃあ、外から買ってくるというのは本末転倒だ。
チームが一番効率よく発揮できるシステムを選手が探していくべきだ」
(osim01.jpg)
オシムはまるで因習のようにこびり付いたクラブ内の縛りを取り払い、グラーツの改革に乗り出した。
システムは人の上に君臨するものではない。
(赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。)
121ページ 『オシムの言葉』
著者: 木村元彦
2006年4月8日 第6刷発行
発行所: 株式会社 集英社インターナショナル
あなたの言う規則がシステム、ルールですよ。 オシム監督は言っているでしょう! システムは人の上に君臨するものではないと。。。
でも、それはサッカーの場合ではありませんか?
あなたが、そう言うのならば金融業界の話をしますよ。 野村證券のスキャンダルはあなたも知っているでしょう?
存じ上げております。
あのスキャンダルの仕掛け人は大蔵省の証券局長だった。 野村證券は証券局を脅かすほどに巨大化し、当局を不安に駆り立てるような新しい分野のビジネスにも取り組んでいた。 野村証券は規模においても影響力においても巨大化しすぎてしまった。 当時、野村證券の資産総額はアメリカの主要な証券会社3社を合わせたよりも多くなっていた。 その後、あのバブルがはじけた。 その時、野村證券は大口の顧客の損失を埋めてやった。 あなたも知っているでしょう?
ええ。。。存じ上げております。
僕やあなたのような一般のお客さんの損失を野村證券はカバーしてくれたか? どうですか?
一般のお客さんの損失については何もしなかったと聞いております。
そうですよ。 規則なんていい加減なものなんですよ。 大口のお客さんには損失を埋めてやるのに、一般のお客さんの損失は無視する。 証券スキャンダル当時、証券会社が暴力団の稲川会の会長に約360億円を融資したと言ってメディアが騒いだ。 つまり、一般のお客さんを犠牲にして大企業のお客さんとか暴力団の会長を保護する。 そして、あなたは、そのような下らない規則を振り回して、規則があるのでできませんと言う。 誰のための規則なのか? 僕はあなたに、その事を考えて欲しいと言っているのですよ。
しかし、規則がありますものですから。。。
だから、あなたの支店長代理としての権利と義務と責任において100年近いお客である僕のために、あなたの銀行には全くリスクのない30万円を貸してくださいと僕は頼んでいるのですよ。 僕があなたの立場なら僕は30万円を出しますよ。
デンマン様のおっしゃることはよく理解できますが、規則を破ったことで私がクビになりますと家族を路頭に迷わせることになりますので、残念ながら私個人としてはできかねます。
『ブチギレる時』より
(2012年1月21日)
それで、あんさんは最後には支店長代理にピストルを突きつけて脅迫しやはったん?
そないな愚かな事をするかいなア!。。。支店長が堅物だと、規則を破ったことがバレて支店長代理がクビにされる可能性も無いとは言えへんから「家族を路頭に迷わせる覚悟で30万円を出せ!」とは言えへんかった。
つまり、あんさんは諦めはったん?
しゃあないやないかいなァ。 わては仕方なく、近くの「埼玉りそな銀行」の行田市店の口座から当座の費用に当てる5万円を引き出して間に合わせたのやァ。
(risona02.jpg>)
それで10日後に取りに行きはったん?
そうやァ。 その時の対話も、めれちゃんに読んで欲しいねん。
あなたは口先だけで誠意の無い人ですね。
デンマン様は、どう言う訳でそのような事をおっしゃるのですか?
あのねぇ~、あなたは僕の話を聞いてよく理解することができたと言ったではありませんか!
その通りです。 そう申し上げました。 実際、デンマン様のお話はもっともだと納得できました。 しかし、日本の銀行にはルールや規則がございまして。。。
カナダの銀行にもありますよ。 しかし、あなたのように融通(ゆうずう)の利(き)かない支店長代理は少ないですよ。 支店長でも、もう少し誠心誠意を込めて客に対応するものですよ。
。。。と申しますと。。。?
あのねぇ~、次のような事があったのですよ。
本当に法の下で
平等になっているか?
日本国憲法の下では、日本人は法人も含め、法の下に平等です。
例え国を訴えても、日本国憲法の下では公人も私人も平等です。
法律的にはそうなっています。
しかし、現実には“縦社会”の日本は、なかなかそのようにはゆかない。
なぜなら、江戸時代の“負の遺産”である身分制度の名残があって、上で僕が説明したように“縦社会”に生まれ育ったスマットさんは無意識のうちに“縦社会”的思考にすっかりはまっています。
じゃあ、“横社会”では
どうなっているのか?
僕のエピソードをここでお話します。
カナダには全国に支店網を持っている大きなカナダの銀行が7つあります。
その一つがノバ・スコシア銀行です。
バンクーバーのロブソン・ストリートの支店に僕はアカウントを持っているのですが、ここで働いている女子行員と借入金の限度額について交渉していた時の話です。
担当の女性は“オフィサー”という肩書きを持っていましたから、日本流に言えば個室を持っている課長級の人でしょう。
ところが、電話したのに折り返しの返事はよこさない。
僕がその事を追求したら、対応の仕方がふざけている。
僕と電話で話している最中に、同僚と冗談言って笑ったりしている。
僕が常識を持ち出して相手の非を説明したのに全く取り合おうとしない。
僕はかなり頭にきたので、本社の人事・教育担当の副社長にタラタラと苦情の手紙を書きました。
要するに訓練・教育の不行き届きですよ!と書いたわけです。
“お上”にお伺いを立てたのではありません。
僕と法の下で平等同等な副社長の責任を追求したのです。
もちろん僕はその副社長と面識はありません。
彼は僕の事も知りません。
でも、2ページに亘(わた)る丁重な手紙をもらいました。
翌日、支店長から謝罪の電話をもらいました。
つまり法の下での平等ですよ。対等ですよ。
どこの馬の骨だか分からないような僕が手紙を書いたからって、無視しません。
(hitler2.gif)
ところが“縦社会”では、このようには行きません。
ナイトメア・ネッツ(仮名)というブログサービスを運営している会社があります。
中国地方の小さな会社ですよ。
この社長がナイトメア・ブログの管理人をしています。
もちろん、“お上” の “縦社会思考” にどっぷりとつかっている“田舎侍”は“武士気取り” で “問答無用!”と言って、僕のブログを丸ごと“切り捨て”てしまいました。
問答無用!のあとの削除です!
『縦社会と横社会 (再考)』より
(2006年2月25日)
つまりねぇ、客の言うことがよく理解できたのならば、それなりの行動で誠意を示してくださいよ。 あなたは口先だけで全く誠意がありませんよ!
そうでしょうか?
確かに、あなたはこうして僕に粗品のサランラップとテッシュ・ペーパーをくれたけれど、こんなのは「貯金加入キャンペーン」の時にお客さんに配った時の余り物でしょう!? 何も貰わないよりはいいかもしれないけれど、僕としては、こんな物よりも30万円を一日でも早く引き出すことが重要なのですよ。 ところが、あなたは僕の要望を知っていながら本社に電話して「できるだけ処理を早めるように。。。」と言ってない。 どうですか?
。。。
黙っているところを見ると言ってないのでしょう!? だから、あなたには誠意が無いと言ったのですよ! 僕が諦めて出て行ったので、それ以上の事をあなたはしなかった! ところがノバ・スコシア銀行の本店の副社長は僕の返信に丁寧に手紙を書き、支店長は僕に電話をかけて寄越して誠意を示した。 それに比べると、あなたは口先だけですよ。 本店に電話して1日でも2日でも僕のために処理を早めてもらう。 そうすべきだったのですよ! 2時間半近く僕の話を聞いて「理解した」と言いながら、あなたは何もしなかった。 きっかり10日後に通帳が届いた。 それも僕が支店まで取りに行ったのですよ。 規則はねぇ~、人の上に君臨するものではないのですよ!
あんさんは支店長代理に向かって、こないな事まで言わはったん?
あのなァ~、言うべき事は言わねばアカンのやァ! 最近の日本では、誠意を持ってお客さんのためにサービス精神を持って対応している銀行が少なくなっているのではないか? 銀行だけやあらへん。 日本政府がそもそも国民のために率先(そっせん)してより良いサービスを提供してないと思うねん。
どうしてバンクーバーに居るあんさんに、そないな事が判るん?
わては最近バンクーバー図書館から次の本とDVDを借りたのやがなァ。
(lib20614.gif)
わては赤枠で囲んだ本を読んだのやァ。 その本の中で著者は次のように書いている。
官僚が国民のために働かない仕組み
現在の霞ヶ関の最大の問題は、繰り返すが、官僚が本当に国民のために働く仕組みになっていない点である。
官僚志望者の大半は、国民のために持てる能力を発揮したいと望み、官僚を目指す。
ところが、この純粋無垢な気持ちは、いつの間にか汚濁(おだく)にまみれてゆく。
そういう構造的な欠陥を現在の官僚機構が宿している。
(中略)
省利省益の確保と縄張り争いに血道(ちみち)を上げ、(省内職員のためで、国民のために働かない。) 職員の生活が豊かになっても、国民の誰も賞賛はしないどころか、それは悪でしかない。
(中略)
霞ヶ関では「先輩に迷惑がかかる」ようなまねは一切許されないのだ。
年功序列による負の連鎖は連綿と続いており、若手が改革案を実施したいと考えても、現役の上層部だけでなく、OBからも圧力がかかり潰される。
核燃料サイクルに反対した若手官僚3人が左遷され、うち一人は経産省から退職を余儀なくされたこともあった。
電力業界の逆鱗(げきれん)に触れ、OBからもクレームがついたのだろう。
公務員制度改革に賭けた原英史氏、埋蔵金をはじめとする数々の霞ヶ関のカラクリを暴(あば)いた高橋洋一氏、小泉改革を支えた岸博幸氏ら、改革意欲に燃える能力の高い役人は結局、自らの組織を見切るしかなくなるのだ。
...国民に対して、結果を出さなければ責任を取るべきなのに、悪事を働かない限り降格もない。
年金がなくなっても、歴代の社会保険庁の長官は、いまだに天下りや渡りで生活が保障されている。
実績は関係ないのだから、国民のために働こうという意欲はどんどん失(う)せていく。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
イラストはデンマン・ライブラリーより)
146-150ページ 『日本中枢の崩壊』
著者:古賀茂明 (経済産業省官房付)
2011年6月30日 第5刷発行
発行所: 株式会社 講談社
『日本の崩壊』に掲載
(2012年6月17日)
これでは国民の生活はいつになっても良くならへんと思うわ。
その通りやがなァ。 こういう風潮が役所ばかりやのうてぇ、銀行にも、それに他の会社にも。。。つまり、日本の隅々にまで蔓延(まんえん)しているのとちゃうかァ~? わては、そう思うたのやがなァ。
どうすればええのやろかァ~?
日本が落ちるところまで落ちないと、命をかけてまでも日本を良くしようと立ち上がる若者が出てこんのとちゃうかァ~?
そうやろかァ?
幕末に明治維新を起こそうと立ち上がった「改革の志士」のような人物が現れないかぎり、日本の未来は出口の見えないトンネルの中に居るようなものやでぇ~。。。
デンマンさんが日本へ帰ってきて、その「改革の志士」たちを先導してくれへん?
あのなァ~、「言うは易し行うは難し」なのやァ。 わては、そのつもりでこうして記事を書いているのやでぇ~。。。
記事を書くだけで日本が良くなったら、誰も苦労せ~へん。。。
確かにその通りやァ。 そやけど何もせ~へんで、ぼんやりと人生を過ごすよりも、こうして少しでもネット市民の皆様に日本のたるみきった実情を見せれば、多少なりとも意識の改革になると思うねん。 とにかく、意識改革が先決やと思う。 幕末に明治維新を起こそうと立ち上がった「改革の志士」も「これでは日本がダメになる!」と心の底から、そう思ったから立ち上がることができたのやでぇ~。
日本人の一人一人が心の底から「これでは日本がダメになる!」と思わんかぎり、命を懸けてまで日本のために尽くそうとする人が現れへんということォ~?
そうやァ。 そのためにはネットで草の根運動(Grassroots Net Politics)を広めることやがなァ。
あんさんは「これでは日本がダメになる!」と思うてるのやから、立ち上がればええやん!
わてはバンクーバーに居(お)るのやでぇ~。。。
すぐにでも日本航空のジャンボに乗って東京の国会議事堂に殴り込みをかければええやん!
めれちゃん!。。。「言うは易し行うは難し」なのやでぇ~。。。そう簡単に日本が良くなるわけやないねん。 ネットで草の根運動(Grassroots Net Politics)を広めて、じっくりと意識改革をすることが先決やァ。
【レンゲの独り言】
ですってぇ~。。。
そうですわよねぇ~。。。
7つの大海も、初めは一滴の雨粒から、あのように大きな海になったのですから。。。
でも、怖いですわア~!
記事の中で、このような事まで書かれては尾花 隆様は迷惑すると思うのですわ。
でも、「ブログに書きますから」と言うデンマンさんに「どうぞ。。。、構いません」とおっしゃったのですから覚悟があったのでしょうね。
あなたは、どう思われますか?
ぜひ、コメントに書いてくださいね。
ええっ。。。IPアドレスを書かれて反論されるので、とても書く気にならないのですか?
あなたも、意気地の無い人なのですわねぇ~?
ええっ。。。「デンマンは非常識だから付き合いきれない」と、おっしゃるのですか?
うふふふふふ。。。
確かにデンマンさんは平均的な日本人ではありませんわよね。
とにかく、次回も興味深い話題が続くと思います。
また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあ、また。。。
ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
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■『ロマンと夢とババア(2011年11月4日)』
■『愛の地獄(2011年11月8日)』
こんにちはジューンです。
日本の金融業界は1980年代に
驚くべき発展を遂げました。
バブル景気を迎えると、
日本のビジネス界の権力構造も変わってきました。
証券業界や建設業界、
それに不動産業界が台頭する一方で
経団連や銀行の地位が下がってきたのです。
ビジネス界の力関係が急速に変化すれば
既存の体制までが変わってしまうと、
財界のドンと大蔵省の上層部は
不安を掻き立てられました。
それで大蔵省の証券局が
野村證券スキャンダルの仕掛け人になったわけです。
それは国民のためと言うよりも
我が身、つまり財界と大蔵省がグルになって
我が身のためにしたことでした。
ところで、卑弥子さんが面白いサイトを
やっています。
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とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ
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